自分の領分

Twitterで言えないことが一気に増えてしまいました。ばかばか繋がるとこうなるね。
だからこそそういう焦り方はいらないよ、って阿部さんが教えてくれるのはとってもありがたい。
しかしリヒターのお仕事も順番待ちのところがあるので、信じながらもどっかからお仕事拾って来たいなあという欲求は消えてなかったらしい。一日だいぶ消耗してしまった。

でも。
山下さんに報告したいくらい、私成長したなと思った。

三十路手前の女ってやっぱ不安定になるものなのかな、いつぞやの記憶を刺激する情緒不安定っぷりですね!という女性に正論ぶちかまし。
伝え方も相手見て調合して提供いたしましたよ。
そして、はたから見てこうで、私なら苦しいからこうしてきたけど、そうするかしないかは貴方次第だよ、までちゃんと言えた!!
17歳の自分ではもうない!!

って思ったけどまだまだ年上に絡まれるのな、と思って。
自分はどんなに上に甘えても、年下にはかっこつけていよう、と決めました。愚痴も言いたくない。
年上が年下に一度甘えると、本当にろくなことにならないから。
いや人生の伴侶とかなら別ですけどね、と素で思って、山下先生と同じこと考えてる...🤭とはっとしました。
恩返しか恩送りがしたいです。矢印逆だと恩送りのシステムそのものが乱れるものね。

とはいえ、そうは言っても30までの相手には温かく正面からぶつかっていこう、と思います。
私だって、ずっとこんなんだったわけじゃないし。

高校時代、先輩に「殻を破れないなら、それは今じゃないのかもよ」という言葉をもらったことがあった。
それは、死ぬ瀬戸際に助けに来てくれた先輩。
本当にそうだったんだよ。一度しか挑戦できない、失敗したら何が起こるか分からない、もはや失敗すれば死あるのみ、くらいの緊張感の中で、おいそれと私は親から離れることができなかった。
祖父が亡くなり、その葬儀で暴れられ、その他多くの大好きな故人をばかにされ、沸々と溜めてきたものが、にーなさんが亡くなって自暴自棄になった勢いで実行することができた、あれは奇跡の1回だった。
それ以外では無理だったと思う。
だから私はにーなさんを母と呼ぶ。

そういうタイミングってあると思う。
それが巡ってこないなら、きっとまだいいんだよ。そう言ってあげられる優しさを持ちたい。
30くらいまでなら何度だって「今かな」「今じゃない、また次に」ってしていいと思う。
30超えたら、ちょっとわかんない。別に手遅れってこともないだろうけど、ただ私がどうこう言える関係でもなくなってくるだろうし、何よりその区切りは、私が昔彼女みたいにならないように設定したタイムリミットだったから。

私は私。それ以上でも以下でもない。
それを理解し把握しておくことの大切さを、私は多くのひとに教えてきてもらったんだ。

もちろんそれは阿部さんにもね。
私、もう野良じゃないんだぁって、泣きそうになるほど心が温かい。
「私はリヒター」「私はリヒター」って不安なときは何度も口にしてきた。おかげで避けられたセクハラは数知れず。リヒターの名前よりも、そう口にすることで私に誇りが生まれる。
たくさん足りなくても、帰る場所がある。心から信頼するひとたちがいる。
それは、私を消耗から守ってくれる。
それは、私をとても強くしてくれる。

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