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レコ発直前「new new new」 TOUR 東名阪やってまいりました。

お疲れ様です。アルカラ稲村太佑です。大分肌寒くなってきて色彩溢れる秋が深まっておりますがいかがお過ごしでしょうか。この10月はアルカラワンマン!ワンマン!ワンマン!でした。

10月16日(水)渋谷クアトロ、10月25日(金)梅田クアトロ、10月26日(土)名古屋クアトロと3か所のクラブクアトロで行われた「アルカラの新曲やりまくります」のツアー「new new new」について。

10月16日(水)渋谷クラブクアトロ

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これがえみダム(こちら)が撮ってくれた写真で、これ結構お気に入り。なぜなら、先月9月にリズミックの10周年を祝したライブにて始めた「三つ編み」に思いの他ハマってて、しかもブリーチ部分と黒の部分をうまく混ぜると「トラの縄」みたいになる感じがよく写っているから素敵な1枚なのだ。

少年時代にボーイスカウトの登山とかでよく見た「ここから危険」を示すトラロープの参考画像は下記です。

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3日間通して言えることなんだけれど、ライブの方は頭から新曲を立て続けに演奏したにもかかわらず、めっちゃ真剣に聴いていただけているのが分かってぐっときた。そのあとのチクショーなどの定番たちがやってきた時のクアトロの開放感たらありゃしない。それがさらに確信となった。もちろん自分の中で新作に自信があったけれど、「音源にするという感覚」と、いざ「ライブにて演奏する感覚」はまた違うものであり、さらにオーディエンス側も音源などで「予習してから初めて生で聴く感覚」と「前情報なくいきなり聴く感覚」もまた違う。

さらにライブのセットリストを組み立てる上で、頭らへんの曲はこれまでの「耳馴染み」の曲たちから攻めて、あたたまったところに「新曲やります」っていう手もあったけれど、ツアータイトルが「new new new」ということもあって今回は1曲目から「初めて」を意識させていただきました。その方が自分たちにとってもハードルを高くして臨むことができるし、そこに意味があると思った。ていうわけでラストの曲も新曲でした。

我々は生きていると色んな格言をいただけます。「始まりが肝心」だとか「過程が大事」とか「終わりよければすべて良し」だとか。で、「今」も何かの始まる「瞬間」であり、それはまた何かの過程であり、それは何かの結果とも言える。哲学的に考えだしたら「はじまりはおわりであり過程」とかになっていくので一旦考えるのをやめるとして、まとめると「ようは全部大事なんじゃ」って事だったりするのだろうな。

というわけで最初と最後に新曲を演奏させていただいて真ん中(過程)には「ここまでのアルカラ」というセットリストはなかなか趣がある感じになった。新たな仲間として新曲たちを受け入れ楽しんでいただけたこと本当に感謝しております。

1.TSUKIYO NO UTAGE
(新譜「NEW NEW NEW」)
2.瞬間 瞬間 瞬間
(新譜「NEW NEW NEW」)
3.猫にヴァイオリン
(新譜「NEW NEW NEW」)
4.誘惑メヌエット
(新譜「NEW NEW NEW」)
5.おとぼけコッコちゃん
(新譜「NEW NEW NEW」)
6.カラ騒ぎの彼女
(2014年「CAO」)
7.アブノーマルが足りない
(2014年「CAO」)
8.チクショー
(2008年「そうきたか」)
9.やるかやるかやるか
(2015年「ちぎれろ」)
10.デカダントタウン
(2011年「こっちを見ている」)
11.水曜日のマネキンは笑う
(2015年「ちぎれろ」)
12.むにむにの樹のお話
(2013年「むにむにの樹」)
13.嘘つきライヤー
(2014年「CAO」)
14.マゾスティックレモン爆弾
(2009年「BOY NEXT DOOR」)
15.振り返れば奴が蹴り上げる
(2008年「そうきたか」)
16.メランコリア
(2004年「阿呆の逆争」)
17.ドナドナドーナツ
(2014年「CAO」)
18.未知数2
(新譜「NEW NEW NEW」)
EC.ボーイスカウト8つの掟
(2012年「ドラマ」ボーナストラック)

10月25日(金)梅田クラブクアトロ

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梅田では「新しいアルバム」と言おうとしたら何故かとっさに「新大阪」って言ってしまったのが面白かった。ステージの上で沸いて出てくる言葉を頭の中で一旦具現化して話そうとすると「新しいアルバム」と「新大阪」が稲村脳内では同じカテゴライズにされていたのか、笑。さらにラストに「スピリチュアル的な話」で我らは選んでこの世に生まれてきて、それぞれに生きる使命があったりするらしいんだよという話をして、だから気がついたら生まれてたじゃなくて「選んでこの時代、この場所に生まれ落ちた」のだと、らしいのだと。で、それが本当かどうかわからないけれど分かっていることは「今日、この梅田クアトロを選んで来てくれたのはあなた自身」ご来場ありがとうございましたって話をしようとしたのだけれど、スピリチュアルの話が壮大すぎて逆に「ありがとう」がそこまで伝わらなかったという、笑。

1.TSUKIYO NO UTAGE
(新譜「NEW NEW NEW」)
2.瞬間 瞬間 瞬間
(新譜「NEW NEW NEW」)
3.ネコにヴァイオリン
(新譜「NEW NEW NEW」)
4.誘惑メヌエット
(新譜「NEW NEW NEW」)
5.くたびれコッコちゃん
(新譜「NEW NEW NEW」)
6.はじまりのうた
(2009年「BOY NEXT DOOR」)
7.夢見る少女でいたい。
(2009年「BOY NEXT DOOR」)
8.チクショー
(2008年「そうきたか」)
9.サイケデリンジャー2
(2015年「ちぎれろ」)
10.デカダントタウン
(2011年「こっちを見ている」)
11.半径30cmの中を知らない
(2011年「こっちを見ている」)
12.嘘つきライヤー
(2014年「CAO」)
13.授業参観
(2010年「フィクションを科学する」)
14.キャッチーを科学する 
(2010年「フィクションを科学する」)
15.やいやいゆいな
(2012年「おかわりください」)
16.振り返れば奴が蹴りあげる
(2008年「そうきたか」)
17.メランコリア
(2004年「阿呆の逆争」)
18.未知数
(新譜「NEW NEW NEW」)
EC.ボーイスカウト8つの掟
(2012年「ドラマ」ボーナストラック)
EC.交差点
(2003年)

10月26日(土)名古屋クラブクアトロ

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写真はライブの次の日に名古屋の大須にある古墳でタツ君とスクール矢野(矢野のnote)との1枚。

タツ君が言うに「古墳」って言うけれど作った当時の人からするとそれは「古い」ものではなく「新しい」ものだったんじゃないのか?ということで、当時「new new new」だった大須の「フン」で記念撮影。

ライブのアンコールの最後でドラムの「ジャーン」ってやつが急にどうしてもやりたくなって、「俺叩きたいから」って言ったらその流れでドラム疋田武史がまさかのマイクを持って交差点のサビのワンコーラスを歌うハメに。証拠の写真がこれ

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後ろでピンクのかつらをかぶってドラムを叩いているのが稲村さんである。ライブ終了後、タバコを吸って戻って来た疋田武史「まだ震えてるわー」と。これも「new new new」がなせる技なのかもしれない。この記事のラスト有料記事部分にてその時の様子の動画をアップしている。スタッフがとっさに録画したものなのでほぼ終盤なるけれど、ぜひごらんあれ。

楽しすぎるツアーの最後の稲村さんの画像がこれだ。

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タツ君のお宅(おトイレ)にお邪魔しました。そういえば昔、矢野とさとうしゅうさくと「アルクールバックツアー」を廻った時も各所のトイレでこうなってたな。変わらないところは変わらないみたいだ。

1.TSUKIYO NO UTAGE
(新譜「NEW NEW NEW」)
2.瞬間 瞬間 瞬間
(新譜「NEW NEW NEW」)
3.ネコにヴァイオリン
(新譜「NEW NEW NEW」)
4.誘惑メヌエット
(新譜「NEW NEW NEW」)
5.くたびれコッコちゃん
(新譜「NEW NEW NEW」)
6.しょうがないなぁ
(2011年「こっちを見ている」)
7.水曜日のマネキンは笑う
(2015年「ちぎれろ」)
8.アブノーマルが足りない
(2014年「CAO」)
9.チクショー
(2008年「そうきたか」)
10.デカダントタウン
(2011年「こっちを見ている」)
11.踊れやフリーダ
(2012年「ドラマ」)
12.ダカラドウシタ
(2012年「ドラマ」)
13.癇癪玉のお宮ちゃん
(2011年「こっちを見ている」)
14.マゾレモン
(2009年「BOY NEXT DOOR」)
15.振り返れば奴が蹴り上げる
(2008年「そうきたか」)
16.ウツリギ
(2005年「サビヅメ」)
17.ドナドナドーナツ
(2014年「CAO」)
18.未知数
(新譜「NEW NEW NEW」)
EC.交差点
(2003年)
最後まさかの疋田うた、稲村ドラムのワンコーラスでツアーを締める。

次は周南にてしゅうにゃん。folcaもリズミックもレゴもおっておもろい。まだまだ我々は素敵な旅の途中。


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