見出し画像

水冷服のしくみ~冷えすぎるくらい冷えるのはどうして?~

水冷服とは?~冷たい水が体を駆け巡る!~

水冷服(すいれいふく)とは、血管のようにチューブが内蔵してある作業着です。冷たい水がポンプで流れ続けるので、効率よく冷感を得ることができます。
 
充電はほとんどの場合USB給電比較的長時間(3~7時間程度)使うことができ、だいたい体感で-5~-15℃(外気温との差)の冷感を得ることができます。
 
風による涼しさとはまた違う冷涼感なので好みもあることでしょう。しかし、水の力で効率よく上半身を冷やすことができるため「涼しすぎて寒いくらい」、「空調服より涼しいかも!」と驚く方も多い商品です。
 
また、空調服との違いはなんといっても、ファンがないということ(※ファンが付いている水冷式ユニフォームもあります)。
 
ファンの風で体を冷やしていると風で現場の粉塵~土埃が舞い上がってしまうこともありますが、水冷服の場合はファンがないので粉塵トラブルを避けたい現場でも問題なく使用可能。しかも空調服と比べるとかなり静かなので、「今まで空調服を使ってきたが、音がストレスだった」という方にもオススメです。
 
「空調服やEFウェアが使えない場所で作業しなくてはならない」
という方はぜひとも、水冷服を導入してみましょう。
 

水冷服の使い方

使用方法はメーカーやブランドによって少しずつ異なりますが、水冷服は少量の水氷~凍らせたペットボトルがあれば使えます。
 
装着方法もカンタン。ベストを着てベルトを締めるのみ。
商品によっては装着3秒で涼しさを感じられます。
 
もし出先で氷が溶けてしまった場合は、コンビニなどで氷を調達することになるのでお金がかかる場合もありますが、凍ったペットボトルを2本用意して出勤し、職場の冷凍庫などに入れておけば追加で買う必要はありません。

空調服と水冷服を併用する方が増えています

水冷服は、空調服・EFウェアと併用することもできます
 
もちろん、両方買うとその分お金はかかりますが、両方買われた方は「これ以上の快適感はない」と、併用以外考えられなくなるようです。
余裕のある方は、ぜひとも両方をシーンに合わせて使い分けてみましょう。

ちなみに両方新作を買おうとすると予算はざっと5万円程度必要になりますので、けっして安い買い物ではありません。

しかし熱中症で脳がダメージを負ってしまうリスクや、倒れたときには長期で働けなくなるリスクも抱えているといったことを考えると、怪我や障害を先回りして避けられるため案外コスパが良いとも言えます。

空調服・EFウェアを使えない灼熱の現場にお勤めの方へ

2018年頃から認知~利用者が拡大した空調服。
今では真夏の工事現場では必須と言っていいほどメジャーな商品となりました。
 
その一方で、業務上の都合から空調服・EFウェアを使うことができず、暑さに堪えるしかなかった方々もいます。
そんな方々にとって救世主となるユニフォームが水冷服です。
 
企業の作業現場だけでなく、釣り、キャンプなどのレジャーの場でも大活躍する水冷服。
「畑仕事をがんばっている親に空調服や水冷服をプレゼントしたい」といった親御さん想いのお客様からも人気で、父の日母の日~お誕生日のプレゼントに購入される方も年々増えているようです。
 
人気の商品は夏前には売り切れてしまいます。
本格的に暑くなる前にぜひともチェックしてみましょう。



水冷服・水冷ベストとは?