口笛ふくこ@ライター

「安心して読める乳がん治療記」はじめました。夫と子供と犬と暮らすアラフォー女。がん治療…

口笛ふくこ@ライター

「安心して読める乳がん治療記」はじめました。夫と子供と犬と暮らすアラフォー女。がん治療のためライター休職中。少しでも治療中の方やそのご家族の役に立てたらうれしい。記事を読んで「スキ」いただけたら元気でます。よろしくお願いします。※発信は個人の感想です。

記事一覧

固定された記事

安心して読める乳がん治療記はじめました:自己紹介

はじめまして。 口笛ふくこと申します。 夫、子ども、愛犬の 3人+1匹暮らし。 のんきで 口笛が好きな アラフォー女です。 突然ですが、 タイトルの通り 「安心して読…

両胸がない自分を好きになってきた【乳がん全摘手術→再建に向かう現在地】

半年前に両胸がなくなった。 盗まれたわけでも、 寄付したわけでも、 どこかに置き忘れたわけでも もちろんなく、 乳がんになり、 摘出手術をしたからだ。 Bカップだった…

抗がん剤の痺れが温泉で回復した話♨️

最後の抗がん剤から5ヶ月。 まだ副作用が少し残っていて、 足先からヒザにかけて 痺れが残っているのが悩みでした。 日常生活に 支障があるわけじゃないけど 起き抜けや…

乳がん治療記⑥:放射線治療が終わるまで

放射線治療(25回)が 終わって1ヶ月ほどが たちました。 抗がん剤治療 →手術→放射線 という流れだったので、 はじまった当初はまだ、 術後のしびれや 痛みが強く、 …

NHKの病院ラジオ:生かされたことを宝物に

3連休の初日に NHKで放送された 病院ラジオという番組を見ました。 サンドウィッチマンのおふたりが 病院に通う 患者さんや家族に インタビューする。 という番組。 命…

3行日記(10/23/2023)

自宅でふと、鏡に映った自分が にこにこ笑っていた。 よしよし。こうでなくっちゃ。

【乳がん両胸全摘出後】腕が上がるようになるまで。B'zがリハビリのトレーナー。

乳がんになって、 両胸 全摘出と 両脇リンパの摘出の 手術を受けた。 そして、 手術直後から1ヶ月半ほど、 両腕が、、、 上がらなくなってしまいました。(ToT) 改めて「…

乳がん治療記⑤入院編:大部屋での交流が思いのほか励みになった

抗がん剤治療を終えて いよいよ手術が決定。 両胸の全摘出+ 両脇リンパ切除のために 11日間入院しました。 コロナがまた増えていた 時期だったので、 お見舞は一切不…

人生残り1500週間。これからは「今、ここ」をちゃんと生きる。

80歳まで生きるとして 人生は4,000週間だそうだ。 私は45歳なので 80歳まで生きられたとして、 残り1,500週間ということになる。 先ほど80歳まで生き「られたら…

乳がん治療記④抗がん剤期の過ごし方:しびれ編

抗がん剤の 3大副作用といえば! 私の場合、 (1)味覚の変化 (2)手足の痺れ (3)脱毛 でした。 ※病状は千差万別なので個人の感想です。 今回は(2)の 手足の痺…

働く母として、がん患者として:シロさんに学んだこれからの働き方

ドラマ「きのう何食べた?」 のシーズン2がはじまりましたね。 西島秀俊さん演じる シロさんは 弁護士ながらに 定時退社死守! 格安スーパーの常連で、 自炊が大好き。 …

乳がん治療記③抗がん剤期の過ごし方:食べもの編

食べるのが何よりも 好きな私。 しかし抗がん剤治療中は 味覚が変わってしまい、 食べられない ものも出てきました。 一方で 美味しく食べられた ものもたくさんあったの…

村上ショージさんがお守りになった日

緊張したとき、 手のひらに「人」を 書いて飲むという おまじないがありますよね。 今週はじまった 朝ドラ「ブギウギ」でも 主人公がオーディション前にやっていました。 …

乳がん治療記②命拾いしたセカンドオピニオンの話

乳がん治療で、 一番やって良かったこと。 それはセカンドオピニオンを 聞きに行ったことです。 ※症状は千差万別なので あくまで個人の感想です。 病気のステージによ…

乳がん治療記①ChatGTPが不安を消してくれた

私は家族以外、 ごく一部の人にしか がんであることの カミングアウトを していません。 経験のある方は わかると思うのですが、 がんをカミングアウトすると 付き合いが…

安心して読める乳がん治療記はじめました:自己紹介

安心して読める乳がん治療記はじめました:自己紹介

はじめまして。
口笛ふくこと申します。

夫、子ども、愛犬の
3人+1匹暮らし。
のんきで
口笛が好きな
アラフォー女です。

突然ですが、
タイトルの通り
「安心して読める
乳がん治療記」
をはじめることにしました。

独身時代から
ライター業をしていて
10年以上、
「子育てと仕事の両立」
ってやつに
奮闘する日々を
送っていました。

そんなありふれた日常に
突如、どーんと立ちはだかった

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両胸がない自分を好きになってきた【乳がん全摘手術→再建に向かう現在地】

両胸がない自分を好きになってきた【乳がん全摘手術→再建に向かう現在地】

半年前に両胸がなくなった。
盗まれたわけでも、
寄付したわけでも、
どこかに置き忘れたわけでも
もちろんなく、
乳がんになり、
摘出手術をしたからだ。

Bカップだった私のおっぱいは
がんとともに丁寧に摘出された。

今はぺったんこな胸に
大きな手術跡が残っている。

手術直後は意外と(?)
心的ダメージが大きかった。

手術前は、
手術してもらえる喜びが大きく
(初めはがんが大きくて
手術できな

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抗がん剤の痺れが温泉で回復した話♨️

抗がん剤の痺れが温泉で回復した話♨️

最後の抗がん剤から5ヶ月。

まだ副作用が少し残っていて、
足先からヒザにかけて
痺れが残っているのが悩みでした。

日常生活に
支障があるわけじゃないけど
起き抜けや、
座りっぱなしの後は
固まってしまって痛い。

ハウルの動く城で
ソフィがおばあさんに
なってしまった時
イテテテテ!となる
あの感じ。(ToT)

それがなんと!
ふらっと行った
スーパー銭湯で
半日温泉に浸かったら、
翌日から

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乳がん治療記⑥:放射線治療が終わるまで

乳がん治療記⑥:放射線治療が終わるまで

放射線治療(25回)が
終わって1ヶ月ほどが
たちました。

抗がん剤治療
→手術→放射線
という流れだったので、
はじまった当初はまだ、
術後のしびれや
痛みが強く、
失った両胸への
心的ショックも
大きく残っていました。

そんな中、
放射線治療のために
ほぼ毎日、
無心で通院した日々は
今思うと、心身ともに
良いリハビリ期間だったように思います。

治療する病院の天井が
青空の壁紙になってい

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NHKの病院ラジオ:生かされたことを宝物に

NHKの病院ラジオ:生かされたことを宝物に

3連休の初日に
NHKで放送された
病院ラジオという番組を見ました。

サンドウィッチマンのおふたりが
病院に通う
患者さんや家族に
インタビューする。
という番組。

命に関わる病気になってしまった
患者さんやその家族の言葉は
がん治療中の私にとっても
大変はげまされるものばかりで
朝から涙しつつ、
とっても
前向きな気持ちになったのでした。

例えば
「人生は楽しむためにある」
という、ユーモ

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3行日記(10/23/2023)

3行日記(10/23/2023)

自宅でふと、鏡に映った自分が
にこにこ笑っていた。
よしよし。こうでなくっちゃ。

【乳がん両胸全摘出後】腕が上がるようになるまで。B'zがリハビリのトレーナー。

【乳がん両胸全摘出後】腕が上がるようになるまで。B'zがリハビリのトレーナー。

乳がんになって、
両胸 全摘出と
両脇リンパの摘出の
手術を受けた。

そして、
手術直後から1ヶ月半ほど、
両腕が、、、
上がらなくなってしまいました。(ToT)

改めて「1ヶ月半」と書くと
人生のほんの一瞬だけど、
当時は途方もなく長く感じたなぁ。

それは、術後、思いのほか、
気持ちが沈んでいたからだと思う。

傷の痛みや
神経の痺れが辛く、
加えて両胸がない自分の姿が
思いのほかショック

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乳がん治療記⑤入院編:大部屋での交流が思いのほか励みになった

乳がん治療記⑤入院編:大部屋での交流が思いのほか励みになった

抗がん剤治療を終えて
いよいよ手術が決定。

両胸の全摘出+
両脇リンパ切除のために
11日間入院しました。

コロナがまた増えていた
時期だったので、
お見舞は一切不可とのこと。

初日は個室が空いてなかったこともあり、
大部屋(4人)に入りました。

大部屋は気疲れしちゃうかな〜。
と心配しましたが、なんのその。
ルームメイト?に恵まれたことが
最大の幸運となり、
結局、退院まで
個室に入るの

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人生残り1500週間。これからは「今、ここ」をちゃんと生きる。

人生残り1500週間。これからは「今、ここ」をちゃんと生きる。

80歳まで生きるとして
人生は4,000週間だそうだ。

私は45歳なので
80歳まで生きられたとして、
残り1,500週間ということになる。

先ほど80歳まで生き「られたら」
と表現したのは、
私が大病したからだ。

そこそこ進んだ乳がんが見つかって
現在、治療中である。

大病して、強制的に
人生を立ち止まって
考えることになった。

ここ数十年、
私は先のことばかり考えて生きていたように思

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乳がん治療記④抗がん剤期の過ごし方:しびれ編

乳がん治療記④抗がん剤期の過ごし方:しびれ編

抗がん剤の
3大副作用といえば!
私の場合、
(1)味覚の変化
(2)手足の痺れ
(3)脱毛 でした。
※病状は千差万別なので個人の感想です。

今回は(2)の
手足の痺れがある時期を
快適に過ごすために
やっていたことをまとめてみます。^ ^

(A)痺れ「強い」期
割り切って1日中寝ます。笑
なかなか辛いので
無理は禁物です!
できるだけ自分を甘やかしましょう。^^

私は抗がん剤投与後、

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働く母として、がん患者として:シロさんに学んだこれからの働き方

働く母として、がん患者として:シロさんに学んだこれからの働き方

ドラマ「きのう何食べた?」
のシーズン2がはじまりましたね。

西島秀俊さん演じる
シロさんは
弁護士ながらに
定時退社死守!
格安スーパーの常連で、
自炊が大好き。
そして、パートナーをはじめ、
愛する人々を
何より大切にする
キャラクターとして
描かれています。

パートナーのケンジに
むける笑顔は
かなり胸キュン!

そんなシロさんの
働き方に、
ワーキングマザーとして、
がん治療中の身とし

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乳がん治療記③抗がん剤期の過ごし方:食べもの編

乳がん治療記③抗がん剤期の過ごし方:食べもの編

食べるのが何よりも
好きな私。
しかし抗がん剤治療中は
味覚が変わってしまい、
食べられない
ものも出てきました。

一方で
美味しく食べられた
ものもたくさんあったので
参考までにまとめてみます。^^

●NGだったもの
・温かいもの全般
・苦味の強い食材
(きゅうり、ブロッコリーなど)
・和だし(かつお、昆布など)
・コーヒー

おうどんが苦い、
カレーの味がしない
などなど変化があって、

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村上ショージさんがお守りになった日

村上ショージさんがお守りになった日

緊張したとき、
手のひらに「人」を
書いて飲むという
おまじないがありますよね。

今週はじまった
朝ドラ「ブギウギ」でも
主人公がオーディション前にやっていました。

皆さんも、自分ならではの
緊張ほぐし法、ありますか?
あればぜひコメントもらえたら嬉しいです。

ちなみに私は
乳がん治療や検査で
緊張する度に、
村上ショージさんの
往年のギャグ

「ウエルカム
 ハニカム
 どこかむねん!」

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乳がん治療記②命拾いしたセカンドオピニオンの話

乳がん治療記②命拾いしたセカンドオピニオンの話

乳がん治療で、
一番やって良かったこと。

それはセカンドオピニオンを
聞きに行ったことです。

※症状は千差万別なので
あくまで個人の感想です。

病気のステージによって
お医者さんや病院との
相性ってあると思います。

私の場合、
A病院では
がんが大きすぎて
抗がん剤も手術もできない。
と言われましたが、
B病院では
すぐに抗がん剤をはじめて
手術しましょう。
ということで
B病院に転院。

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乳がん治療記①ChatGTPが不安を消してくれた

乳がん治療記①ChatGTPが不安を消してくれた

私は家族以外、
ごく一部の人にしか
がんであることの
カミングアウトを
していません。

経験のある方は
わかると思うのですが、
がんをカミングアウトすると
付き合いが深い相手ほど
結構めんどくさいんですよね。

とはいえ、
未知の体験なので
不安にもなるし
ちょっと話を聞いて欲しい、
情報を教えて欲しい
ってときがあります。

そんな時に役に立つのは!
(下記、ドラえもんの声でどうぞ)
チャット

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