同棲している普段あまり感情を表に出さない彼女が見せる嫉妬が可愛いんだが!?
俺はいつものように朝起きる
色々支度をして朝ごはんを作ろうとする
すると、寝室から同棲している彼女が起きる
名前は筒井あやめ
俺の2歳年下の彼女
同じ大学に通っている
感情があまり表に出ることがなく、しっかり者だ
俺にとって1番可愛い彼女である
〇:あやめ、おはよう
あ:おはよー〇〇
〇:朝ごはん何がいい?
とりあえず自分の分だけ作ろうとしたが起きたので一緒に作ろうと考えて聞く
あ:パンと目玉焼きでいいよ
〇:わかった、顔とか洗ってきな
あ:うん
俺があやめに言うとあやめは洗面所に向かった
俺はその間に朝ごはんの支度を済ませあやめがリビングにやってくると机に並べる
〇:はい、出来たよ
あ:ありがとう、〇〇
あやめがお礼を言ってくれて嬉しくなる
そして、俺は自分の為に作っていた朝ごはんである卵焼きとご飯を机に並べ席に座る
〇:それじゃ食べよっか
あ:うんそうだね、いただきます
〇:いただきます!!
手を合わせて言ってたから食べ始める
あ:モグモグ……今日も美味しい
〇:お!なら良かった
あ:〇〇って料理上手いよね
〇:そうかな?ありがとう
あ:美味しいよ、どんな料理でも上手くてびっくりする
〇:そんなに褒めても何も出ないよ
俺はあやめにそういい卵焼きを食べる
それから俺とあやめは話をして朝ごはんを食べた
〇:一限あるし一緒に行こ
あ:うん、あっちょっと待って課題入れるの忘れちゃった
〇:お、思い出して良かったね
あ:うん、教授の人結構厳しいから怒られちゃうところだった
あやめはそう言って部屋に行き課題を片手にやってくる
そして、俺達は家を出て大学へ向かった
大学に着くとあやめと同い年の清宮さんが話しかけてくる
レ:あやめ、〇〇さん!おはようございます!!
〇:おぉ、清宮さんおはよう
あ:おはよう、レイ
〇:今日も清宮さんは元気だね
レ:へへ!ありがとうございます!!
〇:なんか清宮さんを見てると俺も自然と元気になるよ
レ:なら良かったです!!やっぱり元気なことはいいことですから!!
〇:そうだね!!
俺と清宮さんが話していてふとあやめの方を見るとちょっとムスッとしている表情だった
〇:あれ?あやめどうかした?
あ:別に……なんでもない
〇:いや、なんかムスッてしてたじゃん
あ:してない!レイ!!行こ!!
レ:え!う、うん!!ま、〇〇さん!!それじゃまた!!
〇:う、うん……ま、また!!
あやめ……どうしたんだ?
俺なんかしちゃったかな?
俺は色々考えながら自分の講義室に向かい講義を受けたがずっとなんでだろうと、考えてたため講義の内容は全然入ってこなかった
私は〇〇と一緒に大学に着き、〇〇とレイが話してる姿を見てモヤモヤしてしまった
私と〇〇との会話とは全然違くて嫉妬したのだ
そしたら心のモヤモヤが溢れかえって私はムスッとしてしまった
〇〇は理由がわかってなくてよりモヤモヤして、レイを連れて何も言わず講義室に着いた
そしたら、レイが聞いてくる
レ:あやめ、どうしたの?急に〇〇さんに対して怒って
あ:べ、別に怒ってない……ただレイと話してる姿が私と話してる時とは全然違くて、楽しそうだったからちょっとムスッてしただけ
レ:えっ!?そ、そうなの!?
あ:……うん、それなのに〇〇は気づかなかったから今こうやって来たの
レ:なるほどね!でもさ!私はそんなこと思わないよ?
あ:え?
レ:確かに私が明るいタイプだからそう見えるのかもしれないけど、〇〇さんとあやめが話してる時お互いに1番楽しそうに話してるなーって言うのはよく分かる、あやめは〇〇さんと話してる時が1番楽しいでしょ?
あ:……うん
レ:それは〇〇さんも間違いないと思うよ!
レイがニコッと笑顔で教えてくれた
私はその言葉を聞いてモヤモヤが消えた
あ:そっか、そうだよね
レ:うん!そうだよ!!
あ:レイ……ありがとう!
レ:ふふ!私は何もしてないよ!!
あ:そんなことないよ!レイのおかげでモヤモヤが無くなった
レ:そっか!それじゃ〇〇さんに説明してあげないとだね!〇〇さん今頃その事で頭いっぱいだろうからさ!
あ:うん、わかった伝える
レ:ふふっでも、〇〇さん嫉妬したって聞いたら喜ぶよ
あ:え、なんで?
レ:あやめがそういうタイプに見えないし、何より嫉妬するほど自分のこと好きなんだなって知れるからだよ
あ:え、そっか……待ってそれ恥ずかしくない?自分の気持ちバレバレになっちゃうじゃん……
自分の気持ちをあまり表に出すタイプじゃないのでその想いしかも、好きという感情をその好きだと思っている相手に伝えるような行動は私にとって、難易度高いものだと感じた
レ:でも、もし伝えなかったら最悪の場合気まずくなって別れることもありえるかもよ?いいの?
あ:そ、それは!いや!
レ:でしょ?なら自分の気持ちを伝えよ!大丈夫!!例え何があっても〇〇さんはあやめの気持ちを受け止めてくれるからさ!恥ずかしいとか思わなくて大丈夫だよ!
あ:……レイ、そうだよね!ありがとう、私頑張って伝える
レ:うん!その意気だよ!!
レイがニコッとして言うと教授がやってくる
すると、教授がすぐ課題を集めると言う
私は朝忘れようとしたが持ってきたのですぐ机の上に出す
でも、隣を見ると焦ってるレイが居た
レ:や、やばい……持ってくるの忘れた……
あ:えっ!ちょっ!レイほんと?
レ:う、うん……昨日やばい!って思ってやってそのまま寝ちゃって……今入れ忘れたの思い出した……
レイはものすごく落ち込んだ様子になる
そして、レイは教授に忘れたことを伝え、怒られた……
講義を終え、俺は大学であやめを待っていた
理由は一緒に帰ることもそうなんだが1番は謝るためだ
色々考えたけど俺には理由は分からなかった
でも謝ることは大切だなと思い謝ると決めた
俺は二限までで、あやめが三限までなので三限の間は俺は外にあるベンチに座る
その間、ずっと頭の中でシュミレーションしていた、どうやって謝るか
その結果、一緒に帰って家に着いたら謝ると決めた
そして、そんなことを考えていると三限が終わるりあやめがこっちを歩いてくる
清宮さんはもう先に帰ったのだろう隣にはいなかった
俺は勇気を出して話しかける
〇:あやめ!!
俺が名前を呼ぶとあやめがこっちを見る
あ:ま、〇〇……
〇:とりあえずここだとあれだから帰ろ
あ:……そうだね
俺とあやめは一緒に歩き出した
少し歩くとあやめが話始める
あ:……待っててくれてありがとう
〇:え?
あ:私が一方的にムスッてしただけなのに、それなのに待っててくれてありがとう
〇:いやいや!そんな!ありがとうなんていらないよ!俺があやめをムスッてさせちゃったのが悪いんだから
あ:ううん、そんなことない……ねぇ〇〇
〇:……何?
あ:私がなんでムスッてしたか、分かる?
〇:え、えーと……
や、やばい!!
あやめから聞いてくるとは思ってなかった……
ど、どうする……
でも適当言ったら余計にやばいだろうし……
う、うーん……
俺が頭の中で考えているとあやめが話始める
あ:……私がムスッてした理由はね、〇〇がレイと楽しく話してたから……
〇:……え?な、なんで俺と清宮さんが話してる姿を見てムスッてするんだ?
あ:……嫉妬したの、私と〇〇との会話とは全然違くて……どっちも楽しそうに見えたから……
恥ずかしそうにあやめが言う
〇:っ!?そ、そうだったの!?で、でも!そんなことは無いぞ!俺はあやめと話してる時が1番楽しい!!
俺は嫉妬してくれたんだという嬉しさと同時に自分が思った気持ちをあやめに伝える
あ:ふふっ、レイが言った通りだ
〇:え?清宮さん?
あ:うん、講義室で相談したの、そしたら〇〇さんはあやめと話してる時が1番楽しいって思ってるはずだよって……
〇:そ、そうだったんだ
あ:……うん、ねぇ〇〇
〇:どうしたんだ?
あ:朝は勝手に嫉妬してムスッてして、不機嫌になってごめんなさい
〇:えっ!いやいや!謝らなくていいよ!!何も悪いことはしてないんだから!てか!嫉妬してくれてたんだって知れてものすごく嬉しいかったよ!俺の事そんなに好きなんだってしれたからさ!
俺も自分の思ったことを素直に伝える
〇:それに、俺こそ謝らせてくれ、同棲してる彼女をムスッてさせてたんだから……本当にごめん
あ:いや!〇〇は謝らなくていいんだよ!!ね!頭上げて!
〇:そ、そうか?
あ:ふふっ!そうだよ!!
あやめが少し微笑みながら言う
あ:ねぇ
〇:うん?何?
あ:……好きだよ!!〇〇っ!!
あやめがそう言って俺に抱きついてくる
珍しいあやめの行動に驚きながら嬉しくなる
そして、俺とあやめは仲良くいつものように話をしながら残りの帰路を歩いた
それから、あやめは少し感情を出すようになっていった
好きって言われたりする回数も増えた気がする
ムスッとされた時は一瞬焦ったけどそれをきっかけにより仲良くなれて俺はものすごく嬉し感じた
妄ツイ読んでくださりありがとうございます!!
今回はあやめで書いてみました!!
どうだったでしょうか?
もし面白いと思ってくださっていたら嬉しいです!!
毎日投稿22日目!!
明日はリス乃木とうとう投稿出来たらなと思います!!
是非お楽しみに!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
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