毎朝行く喫茶店の笑顔が素敵な大学生の店員さんが何故か会社員の俺のことを好きなんだが!?
いつものように朝早く起きて、仕事へ行くため支度をする
毎日朝ごはんは面倒なので食べない
その代わり会社の近くにある喫茶店でコーヒー1杯飲むのを習慣にしていた
俺はいつものように家を出てまずその喫茶店を目指した
喫茶店に着くとマスターと最近働き始めた賀喜さんという女性の店員さんがいる
賀喜さんはものすごく笑顔が素敵で近くの大学に通っているらしい
俺は笑顔を見て一瞬恋に落ちそうになったが冷静に年齢差などを考えて何とか耐えた
それに会社で毎日毎日働いている男に好かれても嫌だろうしな
〇:おはようございます、マスター、賀喜さん
マ:おぉ、〇〇さんおはようございます
遥:あ!!〇〇さん!!おはようございます!!
ニコッと笑顔を向けられる
〇:今日も笑顔が絶好調だね、賀喜さん
遥:えへへ、ありがとうございます!
〇:それじゃマスター、いつもの
マ:〇〇さんちょっといいですか?
〇:はい?どうしました?もしかして豆切れちゃいました?それなら……
マ:いえ、そういう訳では無いのですが遥香ちゃんがコーヒーを入れる練習をしておりまして1回〇〇さん意見を聞きたいなと思いまして……
〇:へぇー!そうなんですね!それじゃ是非!!飲ませてください!!
マ:本当ですか、ご協力ありがとうございます、それじゃ遥香ちゃん入れてきてもらえるか?
遥:わ、分かりました!!〇〇さん!私頑張るので楽しみにしててください!!
〇:うん、楽しみにしてるね
賀喜さんとマスターがコーヒー豆を挽に行き少しすると賀喜さんがコーヒーを持ってくる
遥:ど、どうぞ!マスターには劣りますけど……私の自信作です!!
緊張してるのが見てわかる
俺は少し安心させようと優しく微笑んみながら話す
〇:ありがとう、賀喜さん
俺はコーヒーを受け取りコップを口に当て飲む
〇:……美味しい!!賀喜さん!美味しいよ!
俺は素直に思った気持ちを伝えた
遥:ほ、本当ですか!?
〇:うん!!
遥:やったー!!〇〇さんに褒められたー!!
賀喜さんがものすごく喜び俺はそんな賀喜さんを見て微笑んだ
マ:ずっと〇〇さんに飲んでもらって美味しいって言ってもらうんだって頑張って練習してたんですよ
〇:え!そうなんですか!
マ:はい
〇:そう思うと、なんかより美味しく感じますね
マ:そうですか、それなら良かったです
俺はマスターとちょっと話をしながらコーヒーを飲みきった
俺は賀喜さんに入れてくれてありがとうと伝えた
すると賀喜さんはより嬉しそうにしてこれからは私が入れます!と言ったのでよろしくと伝えた
そして、お会計を済ませ喫茶店を出て会社へ向かった
この前常連さんであり、私が密かに恋している〇〇さんに私が作ったコーヒーを飲んでもらい美味しいと言って貰えた
私が何故〇〇さんのことを好きなのかと言うと朝早く起きてコーヒーを飲んで、仕事へ向かう姿を見てかっこいいと思ったのと優しくて話しやすく気づいたら好きになっていた
今まで〇〇さんに飲んでもらう為に練習してきたので飲んでもらって美味しいと、言ってもらってものすごく嬉しかった
そして、これからは〇〇さんのコーヒーは私が担当することになった
私は今日もウキウキとしながら喫茶店へ向かった
遥:マスター!おはようございます!!
マ:おぉ、遥香ちゃんおはよう
遥:今日もよろしくお願いします!!
マ:うんよろしくね、それじゃ着替えてきてね
遥:はい!
私は更衣室へ行って制服に着替えて、マスターの準備を手伝った
開店時間になって私は〇〇さんが来るのを楽しみにしていた
すると、入口が開き〇〇さんかな!って思い入口の方に目を向けるとそこにはお酒を飲んで酔っている様子の中年男性がいた
多分近くの酒場でさっきまで飲んでいで、それで酔って間違ってうちにやってきたのだろう
マ:お客様いらっしゃいませ、お客様失礼ですが大丈夫ですか?
客:あーん?なんだーあんた、大丈夫に決まってるんだろう、お、そこの女の子可愛いね、注文するから隣で座って話しようよ
遥:え、えーと……そ、それは……
ニヤニヤして私の体を舐めまわすように見ている、私は怖く感じた
マ:すいませんお客様、うちは喫茶店ですのてそういうサービスはしてないんですよ
客:あん?なんだよお客様が言ってることが聞けねーのかよ
マ:はい、申し訳ないですがその頼みはお聞きすることはできません
客:ち!クソがっ!!
大きな声でそういうとお店にある机に乗っているものを勢いよく床に落とす
マ:っ!!
マスターは急いでカウンターを出て拾う
客:あはは、惨めだな
私は不安な気持ちになり、もし何かあったらどうしょうと不安な気持ちが溢れる
すると、喫茶店のドアが開く
今日も今日とて仕事だなと少し憂鬱だなと思いながらも朝飲むコーヒーのために頑張って起きて家を出る
いつものように喫茶店のドアを開けるとそこにはマスターが、床に散らばったものを拾っている姿と酔っている様子の中年男性、そして不安そうな目な賀喜さんだった
〇:あ、あの……
マ:あ、〇〇さんすいませんちょっと色々あって
〇:まぁ何となく状況分かりました
客:アン?なんだあんた
〇:普通のお客ですけど、あなたとは違って
客:はぁ!?なんだ!!てめぇ!!
男の人は俺の胸ぐらを掴む
〇:殴ってもいいですよ?
客:ちっ!お前舐めてんだろ!!
〇:舐めてないですよ、俺実は昔柔道やってて、技すぐかけられるんですよ……味わってみます?
客:ひ、ひぃ!!!
男はビビり俺の胸ぐらから手を離す
客:ク、クソ!!もうこの店二度と来ないかな!!
男はダサい感じで喫茶店を出ていった
すると、マスターと賀喜さんからお礼を言われる
マ:〇〇さん、すいません助かりました
〇:いえいえ、大丈夫です
マ:でも〇〇さん柔道やってたんですね
〇:あーあれは嘘ですよ、まぁ酔ってそうだったし、強めに言えば嘘ってバレないかなって思って言いました、本当に騙されて良かったです
マ:そうだったんですね、本当にありがとうございます
遥:助かりました、私怖くて……
〇:そりゃ怖いですよ、あんな酔って乱暴な人
遥:〇〇さん、かっこよかったです!!
〇:あはは、そんなことないですよそれにもっとかっこいい人賀喜さんなら知ってるでしょ?
遥:いやいや!そんなことないです!!わ、私にとって一番カッコイイのは……〇〇さんから
〇:……え?
遥:はっ!あっ……いや!違うんです!って!いや!違くないんですけど!!そ、その……あー!もう!!
賀喜さんはものすごく焦った様子になり最終的にはどうにでもなれみたいな感じになる
遥:そ、その!!ずっと昔から実は……〇〇さんのことかっこいいって思ってて……好きなんです
〇:……え?お、俺のことが好き?賀喜さんが?
遥:……はい
俺は突然の告白にびっくりする
俺は困りどうしょうと考えマスターに助けてもらうと思うとマスターはどこかに行ってしまっていた
遥:あ、あの……急なのは分かってるんですけど……良かったら〇〇さんの思いも教えてくれると……嬉しいんですけど……
チラチラと不安そうな目で見てくる
俺はそんな賀喜さんを見て振るという気持ちは出てこなかった
実際に可愛いとは思っていたし……惹かれていなかったと言ったら嘘だから
俺は覚悟を決め答える
〇:……俺と賀喜さん年齢離れてるけど大丈夫?
遥:そんな関係ありません!!好きであれば!!
〇:そうだね……わかった、それじゃその気持ち嬉しく受け取るよ
遥:そ、それじゃ……
〇:うん、付き合おう
遥:や、やったー!!
ジャンプしながら喜ぶ
コーヒーを美味しいと言った時より嬉しそうだ
普段でも可愛い笑顔がより可愛いく見える
遥:そ、その!呼び方ですけど……遥香って呼んで欲しいです!
〇:わかったよ……遥香
俺が名前を呼ぶと顔を赤くする遥香
遥:えへへ、名前で呼ばれると恥ずかしいですね
遥香がニコッと微笑むとマスターが裏からやってくる
マ:これはこれはめでたいですな、それに助けていただいて良ければですが毎朝のコーヒー無料で1年お飲みください
〇:えっ!?1年間!?申し訳ないですよ!!
マ:いいんですよ、〇〇さんは常連さんですし、今回のお礼そして、うちのアルバイトである遥香ちゃんと付き合うことになるんですから、これくらいさせてください
俺はこれは断れないやつだと感じ申し訳ないがありがたくいただくことにした
〇:そ、それじゃ……マスターがそんなに言うなら
マ:是非是非、これからもうちの喫茶店と遥香ちゃんをよろしくお願いします
〇:分かりました!!任せてください!!
俺がそういうと遥香は少し恥ずかしそうに微笑んだ
その後俺は遥香にコーヒー豆を挽いてもらい飲んだ
そして、時間を見たらいつもなら余裕があるのだがもうやばい時間になっており俺は遥香の連絡先を知らなかったので交換したり、お会計を急いで済ませて喫茶店を出て会社へ向かった
それからも俺は毎日喫茶店に行き遥香にコーヒー豆を挽いてもらって楽しく話をしながらコーヒーを飲んでいる
もちろん付き合ったのでデートとかも行くようになった
遥香はいつも笑顔でその笑顔を見る度に今までにはなかった幸せな気持ちが心に溢れる
その笑顔を守るためにこれからも頑張ろうと心の中で誓った
妄ツイ読んで下さりありがとうございました!!
今回はかっきーで書きました!!
かっきーの笑顔って本当にいいですよね笑
元気貰える最高の笑顔って感じがします笑
これからも笑顔で無理せず活動していってもらいたいです!
毎日投稿27日目!!
明日は久しぶりに隣推を書かせていただきます!!
さくではなく5期生のあのメンバーがメインの話になります!!
前回の話もしよろしければ読み直してくださると嬉しいです!!
それでは明日の投稿お楽しみに!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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作品のリクエストもお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!
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