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俺の幼なじみがトップアイドルの最年少メンバー!?

いつものように俺は朝を起きて支度をして家を出た

すると家の前に幼なじみである彩がいた

彩:あ、〇〇!おはよう!!

〇:おはよう、彩

彩:学校行こ!

ニコッと彩が笑顔で言う

〇:おう

彩と一緒に学校へ向かった

学校に行き学校生活を今日もやって帰ろうとした時彩から話しかけられる



彩:ねぇ、ちょっといい?

〇:彩、どうしたんだ?

彩:あのね……私アイドルになる

〇:……え?アイドル?

彩:うん、オーディションに応募して、合格したの

〇:まじか……

幼なじみの彩がアイドルになるなんて……

確かにアイドルになりたいって前に言ってたような気がする

俺はよく分からない感情だった

これから会う日は減るだろうし……寂しい気持ちもある

でも、おめでとうって気持ちもある


〇:……どのアイドルグループに入るんだ?

彩:乃木坂46

〇:えっ!?乃木坂!?あの乃木坂だよな

彩:うん

〇:すげぇな……

確かに彩は可愛いと思っていたけどあのトップアイドルの乃木坂に入るとは……

彩:〇〇、私のこと応援してね!絶対だよ!!

〇:わかった、彩俺応援するよ、全力で!

彩:ありがとう!!

〇:頑張れよ

彩:うん!!

ニコッと彩が微笑んだ

〇:それじゃ一緒に帰るか

彩:そうだね、学校も転校することになるだろうから一緒に行ったり帰ったり出来なくなるからね

〇:そっか……それじゃあと数回ぐらいか

彩:だね

そして、彩と一緒に帰った

それから時が進んで彩は学校を転校した

最後に会った日の時は泣きそうになったが我慢して笑顔で頑張れってこい!!と鼓舞して見送った





私がアイドルになった理由は幼い頃になりたいと思っていたこともあるが、1番大きかったのは幼なじみである〇〇に私を見て欲しかったから

私は〇〇が好きだ

でも、多分〇〇は私のことを好きとは思っていない

多分仲のいい幼なじみと思っているだろう

だから、私のことを見て好きになって欲しいから応募した

不純な動機だって言われそうだけどアイドルの間は全力でアイドルするつもりだ

何故ならそうしないとこれから同期になるみんなと先輩たちに申し訳ないから

全力でアイドルになりたいと思って応募した人ばかりだろうから……

例え〇〇が私の事好きになって告白してきても乃木坂にいる間は絶対に断ると決めている

卒業してから告白して付き合いたいと思ってる

絶対〇〇が好きになるようなアイドルに……女性になる!!

その気持ちを胸に今日も頑張ろうとしていた


彩:おはよう!!

私がレッスン場に来てすぐおはようと言った

すると既に来てきた同期がおはようと言ってきてくれる

和:彩おはよう!!

菅:おはよー!!彩!!

ア:おはよう、彩!

瑛:彩ー!おはよう!!

美空がやってきて抱きしめてくる

一:あ!彩ー!!!おはよう!!

彩:美空やめてよ、むぅ……

一:あー!頬を膨らませてる!!可愛い!!

彩:もぅやめてよー

私がそう言っているとまだ来てなかった同期やマネージャーさんがやってきてレッスンを始まり、今日も頑張った



和:疲れたー

菅:だね……

彩:お腹空いた……

一:彩!!これ食べて!!

彩:え!いいの!!

一:うん!!

美空がそう言って私にお菓子をくれる

ア:美空、私にもちょうだーい

瑛:欲しい!!

一:あげない!!

ア:なんでよ〜!!

瑛:そうだ!そうだ!!

一:彩にしかあげないの!!

和:本当に美空ってあーやのこと好きだよね

菅:だね

一:当たり前じゃん!私は彩を産んだ記憶があるんだから!!

彩:私は美空の娘じゃないよ

一:ガーン……

ア:……どんまい

瑛:……まぁいいことあるよ

一:2人とも!!ありがとう!!

ア:それじゃお菓子ちょうだい

瑛:私も

一:なっ!結局お菓子貰うためかい!!もういいもん!!

美空が頬を膨らませる

ア:冗談だよ冗談!

瑛:そうそう!怒らないでよー

和:あ!そういえばみんなこれから暇?

菅:私は暇だよ

奈:暇〜

茉:茉央も!

奥:私も暇かな

川:私も〜!

姫:うん!!

ア:私もやることない

瑛:私も暇かな

彩:私も暇だよ!

一:私も!!彩と一緒で暇!!

和:それじゃさ!みんなでご飯食べない?

奈:おっ!!いいねぇー!!

茉:みんなで食べよー!!

川:どこ行く?

姫:そうだな……うーん

ア:でもみんなで言ったら合わないだろうし決めるの時間かかるかもよ?

奥:それならみんなでジャンケンして勝った人が決めるって言うのはどう?

和:それいいね!それじゃみんなジャンケンしよ!!

みんなでジャンケンをして結果私になった



彩:やったー!!

一:それじゃ何食べたい?

和:なんでもいいよ

彩:えっとねーそれじゃ……お寿司食べたい!!

一:私もお寿司がいいって思った!!一緒だね!!

ア:いやいや、絶対合わせたでしょ

一:合わせてないよ!!心が通じあってるから分かるの!ね!彩!!

和:そういえば彩どこのお寿司屋さんがいいとかある?

彩:ないよ!!どこでもいいよ!!

一:なっ……無視された……

私たちはスマホで調べながらレッスン場から出た

なんか分からないけど美空が落ち込んでた

そして、近くにあった回転寿司屋さんに入った

11人まとめて座れる席は無いので別れて5人6人で座ることになった

私は和、咲月、美空、アルノの5人の方になった



和:それじゃ注文しよっか!

彩:私はサーモンがいい!!

私がそう言うと美空が電子パネルで注文してくれる

彩:美空ありがとう!!

私がそういうと元気がなさそうだった美空が笑顔になる

一:いいよ!私は彩のお母さんだから!

彩:お母さんは違うよ

一:ふふふ!!彩恥ずかしがっちゃって〜!

ア:良かった、元気に戻った

こんな感じで賑やかしながらお寿司を食べていると乃木坂に入る前の話になって私の番になった



和:次は彩!!

彩:えっ!わ、私?

和:うん!聞かせて!

一:私も気になる!!

彩:いやそう言っても私は普通だったよ?毎日幼なじみと一緒に通って帰ってって……

私が話していると美空が勢いよく言う

一:えっ!幼なじみいたの!!

彩:え、まぁうん

一:女の子だよね!!

彩:え、えーと……

和:もしかして男の子!

彩:……うん

一:なっ!!ずるい!!

菅:わぁー!!彩が幼なじみって!!それに毎日通って帰ってて!!

ア:彩はもしかしてその幼なじみのこと……好きだったりする?

彩:っ!!……いや!す、好きじゃないよ!!

菅:その反応は……黒だね

ア:だね

彩:いやいや!本当に好きじゃないよ!!

和:大丈夫だよ、別に言い広めないし!

一:な……あ、彩に好きな人が……

菅:そうそう、逆にお姉さん達が力になってあげる!!

ア:まぁ乃木坂卒業までは付き合ったりはしちゃダメだけどね

彩:みんな……ありがとう!

ア:それじゃ話聞かせてよ!

菅:うんうん!!

彩:えっとね……名前は〇〇っていうんだけど

菅:〇〇くんかっこいい名前だね!

一:名前は〇〇……〇〇……よし、覚えた

ア:美空めっちゃ怖いんだけど……

彩:それでね私はずっと昔から好きだったんだけど……振り向いてくれなくて……それで幼い頃からアイドルになりたかったこともあって、アイドルになって輝いて〇〇を好きにさせようって思ったの!

和:何それ!!めっちゃいいじゃん!!

菅:うんうん、いい話!!

彩:だからこれからも今の私よりよりいい私になって〇〇を好きにさせるために頑張るの!!

和:おぉ!!頑張って!!応援してる!!

菅:うん!私達も応援してる!!

ア:そ、そうだね!まぁ一人だけ違うかもだけど……

一:〇〇、覚えたからな……

彩:もし〇〇に何かしたら許さないからね!

一:っ!!な、何もしないよ!!うん!あったら彩のことよろしくお願いしますって言うね!!

彩:そういうのもいらない

一:ガーン……

ア:まぁこればっかりは美空が悪いかもね

一:なんでー!!

それから私たちは他の話とかもしてお寿司を食べ終わった

そして、みんなで寮に帰った





時が少し経った今でも俺は彩を全力で応援している

いわゆる推活?と言うやつだろうか

中学生だった俺も今では会社員だ

高校生になってからバイトをしてなるべく彩のグッズは買うようにしている

ライブにも行っている

1回招待されて見に行ったのだが関係者席みんな凄い人ばかりで緊張してライブが楽しめなかったので、当選したら行くようにするよと彩のお母さん経由で伝えてもらった

それからは当たったら行くようにしている

本当に彩は凄くてどんどん乃木坂の中心になっていき選抜のセンターにもなった

今では乃木坂と言えばの1人になって知らない人が少ないレベルだ

そして……彩は卒業を発表した

本当に発表された時ネットニュースにもなったし夕方のニュース番組は速報で取り上げていた

俺は卒業を聞いて涙が流れた

そう、俺は彩のことを好きになっていたのだ

最初は幼なじみとして応援してるだけだったでも、凄い成長していく姿を見て魅力されて、気づいたら恋して好きになっていた

言わゆるガチ恋勢ってやつになってたってことだろう

もし、昔から好きだったら……

でももう……俺じゃ釣り合わないレベルまで彩はいってしまった……

アイドルとしての彩を見れなくなるという寂しいさや、好きな気持ちや、色んな気持ちが合わさっての涙だと感じた



それから時が少し過ぎとうとう彩の卒業ライブの日になった

俺は彩から招待をもらい関係者席で見たら彩と少し話せると聞き、感謝を伝えたりお疲れ様と言いたかったので招待を受けて久しぶりに関係者席で見ることにした

ライブはもちろん、最高だった

特に最後に彩以外の卒業した5期生全員が出てきてお疲れ様って伝えるところは涙無しでは見れないと思う

最後に彩にとって初めてセンターである5期生楽曲いつの日にか、あの歌を・・・を歌った

6期生から9期生のみんなに囲まれ歌っている姿はなんとも言えない気持ちが溢れかえった

そして、ライブが終わり、彩と会うため控室的なところで待っているとドアが開き彩がやってくる


彩:あ!〇〇!!

〇:お!彩!!ライブ最高だったよ!!

彩:ふふっ、ありがとう!!

〇:それにドレス似合ってるよ

彩:えへへそうかなぁ?

〇:うん、本当に彩には感謝しかないよ、彩が頑張ってたから俺も頑張れた本当に今までお疲れ様でした、それと招待してくれてありがとう

彩:そう言ってもらうとなんか恥ずかしい……それと招待したのは私が〇〇に伝えたいことがあったから

〇:え?伝えたいこと?

彩:……うん

彩は少し俯いて顔を上げ俺の目を見て話す

彩:私ね……〇〇のことがずっと昔から好きなの!!付き合ってください!!

〇:っ!?

俺はまさかの告白に驚いた

それと同時にめっちゃ嬉しい気持ちが溢れた

もう彩と俺じゃ……って思っていたから

もう付き合ったりすることは無理だろうと諦めていたから

だからものすごく嬉しかった


〇:……俺も

彩:え?

〇:俺も彩のことが好きだ、昔は幼なじみとして見てたでも、アイドルになって凄く成長していく彩を見ていったら気づいたら好きになってた

彩:ほ、ほんと?

〇:うん

彩:やった、やったー!!

飛んで喜ぶ彩

そこには乃木坂のエースだった彼女ではなく昔の幼なじみの小川彩がいた

俺はその姿を見て思わず微笑む


彩:夢が叶った!!

〇:え?夢?

彩:そう!私乃木坂になった一番の理由は〇〇を私のこと好きにさせるためだったの!!

〇:え!?そうだったの!?それじゃ俺はまんまと彩の思ってるように好きになったってこと?

彩:えへへうん

彩が可愛らしく微笑んだ

これは凄い策士だなと少し怖かったが可愛いのでなんでもいいやと思った

それから少し話をしていると部屋に5期生の他のメンバーがやってきて付き合ったことを祝ってくれた

なんと5期生のみんなは俺の事を知っていたようだった

一ノ瀬さんに突然話しかけられて彩を泣かせたら許さないからねと言われてびっくりしたが任せてください!と伝えた



それから彩は乃木坂卒業後も芸能界で活躍をして、人気女優となった

そして、俺は2年付き合ったあとプロポーズをして結婚することになった

子供がその後2人出来たが今でも彩は女優として活躍している

これからも俺と彩と子供2人の4人家族幸せに暮らすために俺も頑張ろと思っている










妄ツイ読んでくださりありがとうございます!!
今回はしおりさんの企画で彩を書きました!!
設定はアイドルにさせていただきました!!笑
彩と〇〇が同年齢は2回目であまり慣れてなかったのですが楽しく書けました笑
いやー彩が卒業なんてまだまだ先でしょうけどいつか来る未来ですからね……
彩が卒業する姿を見たら100泣く自信があります笑
毎日投稿4日目
明日はなおなおか田村で書こうと思います!!
どちらの作品だとしても山の助さんの企画で出すと思いますのでお楽しみに!!
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