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ものすごく可愛い義姉が俺の事を大好き過ぎて困ってます!!


幼い頃に俺の母さんは病気で無くなってしまった……

それから父さんは男1人で俺を育ててくれた

中学の時父さんが再婚すると言って俺は素直に喜んだ

実際に義母に会うとものすごく優しい人で俺は直ぐに仲良くなれた

それに、俺に姉ができた

名前は愛季と言う

一人っ子だったため姉弟ができるのはものすごく嬉しかった

でも、仲良くなるにつれて愛季姉はやばくなっていった

それは俺が高校生になった今でもだ

どうやばくなったのかと言うと俺が寝てる間に俺のベッドに入ってきて目を覚ますと隣に居たり、お風呂に一緒に入ろうとしてきたり、ご飯を毎回食べさせようとしてきたりあと何よりずっと〇〇大好き!!って言ってくるのだ

愛季姉はものすごく可愛い

だから周りにはよく羨ましいぞ!って言われる

でも、義姉として愛季姉を見ている俺はそうは思わないのだ

逆にどう愛季姉の想いと向き合えばいいのか分からず困っているのだ

今日も愛季姉は目を覚ますと隣にいて、目が合う


愛:あ!〇〇おはよう!!

〇:おはよう……ってなんでまた入ってきてるの?

愛:え?それは私が〇〇のことが大好きだから!!

愛季姉はそう言って俺をギュッと抱きしめてくる

〇:ちょっ!ちょっと!やめてよ!俺たち姉弟なんだから

愛:もぅ……別に私たちは義理の姉弟なんだから付き合えるんだよ?いいじゃん!

〇:そうだったとしてもダメだよ

愛:ぶぅ……

頬をふくらませてこっちをジト目で見てくる

〇:そんな顔で見ても変わらないよ

愛:ちぇー……学校の男子たちならすぐ落ちるのになぁ……

〇:落ちるのになぁとか言っちゃダメ、ほら俺着替えるから部屋から出て

愛:着替えるなら手伝ってあげる!

〇:はいはい、そういうのいいから出ていって

俺は愛季姉の背中を押して部屋から出す

愛:〇〇のいじわる……

〇:いやいや、いじわるじゃないよ、てか愛季姉も制服に着替えないとでしょ

愛:私が〇〇の制服を着替えさせた後に手伝ってもらうつもりだった

〇:それはいかんでしょ、ほら自分の部屋に戻って着替えな

愛:ちぇー……

愛季姉は渋々自分の部屋に戻っていった

俺はドアを閉め、制服に着替えてリビングへ向かった

リビングに着き俺は義母さんが作ってくれた朝ご飯を食べ始める



〇:モグモグ……美味しい!いつも作ってくれてありがとう!義母さん!

母:ふふ、〇〇は本当にいい子ね、ありがとう嬉しいわ

俺と義母さんがそう話していると愛季姉がやってくる

愛:な!ちょっとー!!なんでもう食べてるの!私が食べさせたかったのに……

〇:いや、そりゃ食べるでしょ

愛:ぶぅ……今日も着替え一緒にしてくれなかったし……ご飯も食べさせてくれないし……私悲しい……

〇:……はぁ、それじゃ1口だけならいいよ

愛:……ほんと!!いいの!!

〇:うん、いいよ

俺は愛季姉が落ち込むとよりめんどいことを知っているので1口だけ食べさせるのを了承した

母:ごめんね、〇〇

〇:ううん、いいよ

愛:はい!それじゃアーン!!

愛季姉は嬉しそうに笑顔で食べさせてくる

俺はそれをパクっと食べた

愛:はい!美味しい?

〇:うん、美味しいよ

愛:やったー!!それじゃもっと食べさせてあげよっか?

〇:それはいいよ

愛:えーなんで?

〇:1口だけって約束でしょ、てかそろそろ行かないとやばいじゃん

愛:えっ!あ!本当だ!!

俺はそっから急いで朝ご飯を食べ終わり、歯を磨く

そして、リビングに戻ると愛季姉が朝ご飯を急いで食べていた



愛:ちょっ!ちょっと!!〇〇待ってよー!!

〇:愛季姉が遅いのが悪いよ

俺は学校へ間に合うために家を急いで出た

その時に愛季姉の待ってー!!っていう声が聞こえたが無視して俺は高校へ向かった



高校につき校門をくぐろうとしたら、猛スピードでこちらにやってくる人物を感じる

そう愛季姉だ

愛:はぁはぁ……〇〇なんで待ってくれないの!!

〇:だからそれは愛季姉が悪いでしょ

愛:もう、本当に〇〇は冷たいんだから

〇:愛季姉が俺に対してやばいだけだよ、俺は普通だよ

愛:私はやばくないもん!

俺達がそんな話をしていると愛季姉と親友の遠藤理子さんがやってくる

理:おはよ!〇〇くん、愛季

〇:おはようございます、理子先輩

愛:おはよ!理子!!

理:〇〇くんは今日も朝から大変だね

〇:はい、大変です

愛:ちょっと!酷いよ!!私は〇〇のこと大好きなだけだもん!!

理:はいはい、そうだね、ほら!教室に行こ!!

愛:えっ!まだ〇〇と話したいのに!!ま、〇〇!またお昼行くからね!!

理子先輩に連れていかれて教室に愛季姉が行く

俺は心の中で理子先輩に感謝を伝え自分の教室に向かった





私は理子に無理やり教室に連れてこられた

愛:もう!なんで無理やり私を教室に連れてきたの!

理:それは、あのままだと〇〇くんが大変だろうなって思ったから?

愛:何それ!〇〇は私の事本当は大好きで大好きでたまらないからそんなこと思いません!!

理:はぁ、LIN〇で毎日夜に私〇〇から嫌われてないかなって送ってくる人とは見てないよ

愛:な!そ、それは言っちゃダメ!!

実は私は夜にたまーにだが理子にLIN〇で〇〇に嫌われてないかなって相談することがあるのだ

〇〇の目の前だと大好き!っていう気持ちが溢れてしまって抑えられなくなるのだが、夜になるとふと不安になる時があるのだ

まぁそれなら無理やりでもその大好きって気持ちを少しでも抑えられるようになれよって話なんだけど……


理:そろそろさ、1回真剣に告白してみれば?それで無理ならもう諦めるってした方がいいよ

愛:真剣な告白か……

理:そう、多分このまま行ったら本当に嫌われちゃうかもよ?それなら1回真剣に告白して振られたらキッパリ諦めて普通の姉弟としてやって行った方がいいと思う

愛:そ、そうなのかな……

理:それにそろそろ彼氏作ってみた方がいいと思うよ?愛季モテるんだし!1回〇〇くんに告白してみな!

愛:……わかった、理子がそう言うならしてみる!!

理:お!その意気!!頑張って!!

いつ実際に告白するかは決めなかったが1回告白することを決めその告白で成功するために色々頑張ろうと話になった

すると、先生がやってきてみんな席につき先生の話を聞いて授業が始まった





お昼休みになり、俺は愛季姉が教室に来るのでそれを待っていた

本当は1人でお昼休みを過ごしたいのだが居なくなると後で面倒になるから1度やってそれからやめた

そんな感じで俺はいつものように待っていると愛季姉とは違う人に呼ばれた

俺を呼んだのは愛季姉と同級生の男子生徒3人だった

話したこともない人達だった為驚いたが無視するのは良くないと思い教室を出た


男1:君が〇〇かい?

〇:あ、はいそうです

男2:ちょっと話があってさ……ここだとあれだからいいかな?

男3:すぐに終わるからさ

〇:いいですよ

俺は別に断る理由もないと思い頷いた

男1:おぉ、それは良かった

男2:それじゃ着いてきてくれ

〇:あ、はい

俺は3人に着いて行った

3人に連れてこられたのは普段使わない教室だった

そして、その教室に入った瞬間男たちは雰囲気を変えてものすごく圧をかけてきた



男1:なぁお前って愛季様の弟だよな

〇:あ、はいそうですけど……

愛季……様?

それにお前呼びになってるし……

これ……なんかヤバい予感がするぞ

愛季姉のこと様付けって……

これは……もしかして親衛隊とか言う奴らだったりする?


男2:今日朝遠藤さんと愛季様が話してるのを聞いたのだがその話で愛季様はものすごくお前のせいで想い悩んでいた

男3:今までは愛季様が好きな相手として何もしてこなかったが愛季様を悩まさせる原因を作っているのであればそれは我々の敵だ!!

おいおい……敵って決めつけられちゃったよ……

これはどうすればいいんだ?

どうやって話しても無理なやつだよなこれ……

はぁもうこれは流れに任せてどうにかなってくれ!って祈るしかないな……


〇:い、いや……その、俺は悩ませてるつもりは無いんですけど……

男1:お前がそういうつもりがなかったとしても愛季様が悩んでいたらダメなのだ!!

〇:そ、それじぁ……俺はどうすればいいんですか?

男2:そんなの決まっているだろ!!1回俺達が体に教えてやるんだよ、愛季様を悩ませたらどうなるのかを!!

男3:手加減はしないからな……

や、やばい……

1体3なんて絶対負けるし……

はぁ……これは覚悟決めるしかないな……

俺がそう思った瞬間勢いよく教室のドアが開いた





私はお昼休みになりすぐ〇〇な教室に行こうとしたのだが先生に呼ばれてしまい少し遅れて〇〇の教室に行くと〇〇が行かなかった

私は最近はずっと教室で待ってくれていたので謎に思い〇〇のクラスメイトに話を聞いた

すると、私と同級生の男子生徒が3人やってきて〇〇に話しかけ何処かに行ったと言っていた

私は嫌な予感がして校舎を駆け回った



そして、普段使わない教室の前を通ると声が聞こえて中を確認すると〇〇がいた

私は3人に囲まれて困ってる様子の〇〇を見つけていても経ってもいられず教室のドアを開けた


愛:何やってるの!!

私の声に〇〇と他の3人が反応する

〇:な、愛季姉

男1:はっ!!愛季様!!

男2:今愛季様のためにこいつに躾をしようと思いまして!!

男3:これでこいつは愛季様のことを好きになり愛季様の願っているようになります!!

愛:……はぁ?何が私のためだって?〇〇のことを3人で囲んで躾?私がそんな事頼んだ?てかあんた達何?私の事様って呼んで……様って呼ばないで気持ち悪いから

私は3人の言葉を聞いて怒って思いを全ていう

すると男達は身体を震わせる

男1:え、えっと我々は愛季様の親衛隊であります……

愛:親衛隊?何それ、私の弟に勝手に話しかけて躾とかいう親衛隊なんていらないんだけど

男2:あ、あこ、これはそ、その!!

愛:あん?ねぇ、あんた達さっさと私の前から消えてくれない?

男1:は、はぃ!!!

男2:わ、分かりました!!お、おい!!男3行くぞ!!

男3:あぁ……愛季様の罵倒……最高

男達は無惨に帰って行った

私は直ぐに〇〇のことを心配して話しかけた





愛季姉がやってきて、親衛隊の3人達を追い払ってくれた

まぁ1人愛季姉の罵倒を嬉しがってたやつもいたけど……

その追い払う時の雰囲気はものすごく怖くておかしいかもしれないけど俺はものすごく嬉しかった

そんなにも俺の事を大好きなんだなって目に見て感じたから

そして、俺は愛季姉のことが好きだなって想った


愛:ねぇ!〇〇大丈夫?何もされてない?

心配そうな目で見てくる

今までは姉として見てたからそんなに思わなかったけど好きだって想ってから見るとものすごく可愛いくて心臓がやばい……

〇:う、うん……ありがとう

愛:当たり前でしょ!!私は〇〇のこと大好きだから!!ふふっ!ねぇ、さっきの姿を見て私の事好きになっちゃった?

愛季姉がふざけた感じで聞いてくる

本当はスルーしたり誤魔化そうと思ったのだが俺の口は素直に動いてしまった……

〇:……うん

俺がそう言った瞬間、愛季姉が目を大きく開く

愛:……え?待って……うんって言った?

俺は誤魔化せないと思いこうなったら行くところまで行くしかないと思い言う

〇:うん、言ったよ

愛:え、そ、それじゃ本当に私の事……好きになったの?

〇:……うん、なったよ俺の事を守ってくれてそんなにも好きなんだなって知れたから

愛:ほ、本当の本当だよね?

〇:嘘つく必要ないでしょ

愛:そ、そうだよね……それじゃ……私達両思いなんだ!!私嬉しい!!

愛季姉が笑顔で俺に抱きしめてくる

愛:やっとやっと!!〇〇に想いが届いた!!やったー!!

さっきの俺を守るために怒ってくれた愛季姉はそこにはいなくていつもの愛季姉が居て俺は微笑む

愛:それじゃこれから付き合うんだよね!!

〇:そ、そうだね

愛:ふふっ!私〇〇のこと大好き!!これからもよろしくね!!

〇:……愛季姉の気持ちに負けないぐらい愛季姉のことを大好きになるよ!これからもよろしく!!

愛:ふふっ!!ねぇ!これから愛季って呼び捨てしてよ!付き合うんだから!!

〇:わかった……あ、愛季

俺が呼び捨てで呼ぶと愛季ね……愛季は顔を赤くする

愛:な、なんか恥ずかしいね……エヘヘへ

愛季が恥ずかしそうに笑う

俺はその笑顔にやられて俺も笑顔になった

するとチャイムが鳴って俺達はそれぞれの教室に戻った

そして、午後の授業を乗りきった



下校時間になると愛季が教室にやってきて今までと変わらないが姉弟としてではなく、カップルとして初めて帰ることになった

下駄箱の所へ行くと理子先輩が居て話を愛季から聞いたのかおめでとうと言われた

俺はありがとうございますと言い愛季と一緒に楽しく話をしながら帰った











妄ツイ読んでくださりありがとうございます!!
今回はアンケートで正源司と互角だった谷口で書きました!!
どうだったでしょうか!!
谷口の作品!!
ブラコンだと聞いていたのでそれを意識して書いてみました!!
谷口みたいな可愛いお姉ちゃんがいたら好きになる自信があります笑
それと親衛隊達のおかげで付き合ったとも言えるので彼はよくやってくれましたと言っときましょう笑
毎日投稿20日目!!
明日はまだ決まってないのでお楽しみに!!
あ、それと!マシュマロで来たのでリス乃木と隣推し1週間以内に投稿しますのでお楽しみに!!
待ってくださってる方々本当にありがとうございます!!
もう少しお待ちください!!
よろしくお願いします!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!

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