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鉄印帳の旅〈22〉秋田内陸縦貫鉄道/笑顔運ぶ「しあわせの鉄道」

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秋田内陸線 角館駅(秋田県仙北市)- 鷹巣駅(北秋田市) 94.2キロ

あきたさよぐきたなぁ

秋田空港でなまはげがお出迎え。東北はずっと前に福島県へ行って以来2度目。その時の記憶はほぼなく、まあ初めての東北と言っていいくらいです。

リムジンバスで秋田駅へ。JR在来線で角館へ。新幹線こまちも停車する駅です。
秋田内陸縦貫鉄道の愛称は「スマイルレール」。角館が秋田内陸線の出発駅になります。

レトロな待合

ここから鉄印発行駅の阿仁合まで1時間半足らずの旅。
運賃は片道1300円ですが、阿仁前田温泉までのワンデーパスなら1500円でこの区間が乗り降り自由なのでおすすめです。

天井には秋田犬の写真がいっぱい。
よーく見るとシートの柄も秋田犬のようです。わかります?


途中、「笑EMI号」に出会いました。2020年2月にデビューした新しい観光列車です。

山の中に入ると緑が一段と鮮やかになります。

まっすぐ伸びる鉄路
トンネルを抜けるのに約5分

そして長い、長〜いトンネル。
内陸鉄道の観光マップによると、秋田県内で最長の「十二段トンネル」で5.697kmもあるそうです。

車両後部にある充電用コンセント。これは助かる

撮影スポットで有名な大又川橋梁。列車は最徐行してくれるため、絶景をゆっくりと楽しむことができました。

阿仁合に到着。たくさん列車が停まっていて、とても秘境駅とは思えません。

駅舎は北緯40度に位置するため数字の4が背中合わせになったデザイン。「しあわせ(4合わせ)の駅」とも呼ばれています。駅前には「しあわせの鐘」もありました。この鐘を鳴らすと笑顔を運んできてくれるそうですよ。

最後に訪れたのが「秋田内陸線資料館」。館内には「マタギ座敷」があって、熊の剥製と囲炉裏が。外国人観光客が来たらきっと喜びそう。

ということで、東北1号の鉄印をゲットしました。

P.S.  
角館武家屋敷

千秋公園