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鉄印帳の旅〈20〉長良川鉄道/昭和に出会う

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美濃太田駅(岐阜県美濃加茂市)- 北濃駅(郡上市)72.1km

レトロな街へ

地元の愛称は「ながてつ」。
美濃太田駅のホームに停車していたのはエンジ色をしたワンマンカーでした。
関駅の手前でぐっと北に向きを変え、長良川と“合流“したあと川沿いを上流に向かって走っていきます。終点の北濃までは約2時間かかります。

長良川と言えば鵜飼で有名ですよね。
座席の背もたれには鮎のイラストが描かれたビニールカバーがかけられていました。

私が乗った時間帯は学校帰りの時間と重なったようで、高校生がたくさん乗車し降りていきました。通学の足としても貴重な路線みたいです。

美濃市駅には人気の観光列車「ながら」川風号が停まっていました。
長良川鉄道のホームページによると、「ながら」はあの「ななつ星」などをデザインした車両デザイナー水戸岡鋭治さんによるものだそうです。乗ってみたかったなあ。

山間部に入り長良川が右にいったり左にきたり。清流に癒やされること1時間半。目的地の郡上八幡に到着しました。

木製跨線橋の階段、通路。
まるで数十年前の校舎のよう。
ノスタルジックな雰囲気がとてもいいです。


郡上八幡市街を散策。
昭和レトロを感じさせる街並み。
心が浄化され
ほっこり、ほっこりすることができました。

時間は消えていきます。
でも生きている限り、時はまた生まれてきます。
1日、1時間、1秒を大切にしたい。