【アップグレード体験談】三井住友VISAカード(一般)から三井住友ナンバーレス(NL)ゴールドに切り替えてみた
元々「セキュリティ万全で無難なカード」ということでここ数年ほど利用してきた三井住友VISAカード(一般)ですが、先日「年間利用額100万円達成」&「三井住友ナンバーレス(NL)ゴールドへの切替で年会費(通常5,500円)が永年無料」という趣旨の案内メールが届き、この機会に切り替えてみました。そこで今日はその体験談をお話ししたいと思います。
私自身がネットで検索しても「三井住友VISAカード(一般)からナンバーレス(NL)ゴールドに切り替えた」事例がなかなか見つからなかったので、もし同じような状況の方がいらっしゃれば少しでもご参考になればと思い、今回記事化してみました。
*本記事は約5000文字の記事になるため、以下目次よりご興味のある項目に直接飛べるよう構成しています。
カード切替の条件について
三井住友カードは様々なタイプのカードがあり、一部条件が異なる場合があります。そのためナンバーレス(NL)ゴールドの年会費無料アップグレードの判定の詳しい条件についてはお手数ですが以下の公式サイトでご確認願います。
そしてこの記事では「三井住友VISA一般カードを利用し、年間累計利用額が100万円に達し、通常5,500円かかるナンバーレス(NL)ゴールドの年会費が永年無料になる切替特典」を受けた私自身の経験をベースにお話ししていきます。
カード切替前に事前にやっておくべきこと
①「三井住友カードレター」配信可否を「可」に設定(必須!)
年会費永年無料のアップグレードで必須なのが「三井住友カードレター」の受信です。各種サービスの案内や毎月の利用額のお知らせをメールで受け取るサービスですが、この設定を受信可にしておかないと切替条件となる「年間累計利用額100万円達成&年会費アップグレード特典」の案内メールが届きません。なので、少しでもこのアップグレードに興味を持ったらその時点ですぐに設定を確認し、受信できるようにしておきます。
受信するためにはVpassアカウント(Web・アプリどちらからも可)にログインして、「変更お手続き」→「Vpassに関するお手続き」→「ID・パスワード・メールアドレスなどの照会・変更」の順にアクセスして設定します。(詳細は会社サイトでご確認願います)
②Vpassアプリをダウンロードする
Vpassアプリもダウンロードしておきます。一般カードであればこのアプリが無くても大丈夫かとは思いますが、ナンバーレス(NL)カードではカード番号やセキュリティコードを確認する上でこのVpassは必須になるので、切り替えを決めたら事前にダウンロードしておいた方が良いかと思います。
③「カード払い」で利用しているサービスの「クレジットカード変更手順」を確認しておく
これは必須という訳ではないですが、切替前にカード払いで利用したいサービスやサブスクについては、そのクレジットカードの変更手順を予め確認しておいた方が良いかと思います。
というのも一旦カードが切り替わるとしばらくして旧カードは使えなくなるので、意外と時間的に余裕がありません。そのため新カードが利用できるようになったらすぐに変更手続きができる態勢を整えておいた方が無難です。
私の場合、BiglobeのWifiを利用しているんですが、そのカード変更手続きでは「Biglobeとは別にau IDへのログインが必要」であることがわかり、且つそのID・パスワードを忘れてしまってコールセンターに電話してリセットをする羽目になってしまいました💦。さらには再設定用のID・PWを郵送してもらうなど思った以上に時間を要してしまったので注意が必要です。
ですが、幸いカードの切り替えを意識するようになった2ヶ月ほど前にそういった再設定を事前にしておいたので、今回の切り替え後はスムーズにカードの変更手続きを進めることができました。
切替までの流れ
①案内メールが届く(2024年8月下旬某日)
条件(年間累計利用額100万円)を達成した月の月末に案内メールが届きました。
②案内メール到着当日に切替を申し込み
上記メールをさらにスクロールすると申し込みリンクがあったので、当日すぐにここをクリックして切り替えの申し込みをしました。
リンクをクリックすると申し込み画面に遷移するので、必要事項を入力・確認して送信します。なお登録した情報は基本そのまま引き継がれますが、もし住所や勤務先に変更があればこの時に更新します。
③申し込み数時間後にカード会社より審査通過の通知メールが届く
切り替えの申し込みをしてから数時間後には「審査通過」のメールが届きました😳。審査には時間がかかるのかなと勝手に想像していたので、これにはちょっとびっくりしました。
私自身は数年前に一般カードの新規申込でフリーランス稼業が災い(?)してか「利用可能額10万円」という超厳しい設定でスタートしたことを考えると隔世の感があります(笑)。恐らく、これまで「延滞はなく、ちょこちょこ使い続けていた」から通過したのかなと。しかし、こういうカードの審査基準は毎度のことながら謎すぎてよくわかりません。いずれにしてもよかったです。
④審査通過の翌日、Vpassアプリ上にナンバーレス(NL)ゴールドのアイコン&カード番号がアップされ、利用可能な状態になる
これもびっくりしたんですが、郵送で実物のカードが届くまでは利用できないのかと思いきや、審査通過翌日から利用可能でした。審査通過の翌日にたまたま一般カードの次回引き落とし額を確認したくてVpassアプリを開いたところ、一般カードの横に見慣れぬカードのアイコンが出てきました👀。
ということで、審査を通過すると翌日にはもうVpassにカード情報が反映されるということがわかりました。しかし、もしVpassにアクセスしてなかったら多分カードが届くまでこの事には気づかなかったと思います(笑)。
⑤「カード払い」で利用中の各種サービスでカード変更手続きを行う
当初はカードが届くまで約1週間とのことで「届いてから手続きしよう」と思っていましたが、「早いのに越したことはない」ということで早速Vpassで確認が取れた当日にすぐカード変更手続きを行いました。
電気・ガス・水道などの光熱費、携帯、サブスクなど順番にどんどん変更していきました。上述の通り、事前に変更対象のサービスについて変更手順を確認してメモアプリにリストアップしていたので、1〜2時間ぐらいでスムーズに終えることができました。
⑥ナンバーレス(NL)ゴールドカードの実物が郵送で届く(2024年9月上旬某日)
当初の案内の通り、審査を通過してから約1週間後にカードが届きました。ちなみに普通郵便なのでポストに投函されてました。正直これにはちょっと不安でしたが😅、不在の時でも届くので便利と言えば便利かもしれませんね。
SBI証券のカード投信積立を利用している場合
SBI証券のカード投信積立についても少し触れたいと思います。元々一般カードで積立を利用してきたんですが、このカード投信積立でも当然ながらカード変更手続きが必要です。
しかし、これが思ったよりかなり面倒な作業でした。詳しい手順については、各ステップ毎にSBI証券サイトの該当ページのリンクを以下の通り貼りましたので、そちらからご参照ください。最近は以前に比べれば大分見やすくなっている印象ですが、SBI証券のサイトはまだまだ使いづらいですね。。。
①現在利用しているカード積立(銘柄)の設定を一旦全て「解除」
*下記ページより「設定解除方法」を参照
②現在のクレジットカードを設定から削除する
③新しいクレジットカードを登録する
④カード積立(銘柄)を設定し直す
*下記ページより「積立設定方法」を参照
実際に使用を始めて気づいたこと
最後に実際に使用し始めて気づいたことにも簡単に触れたいと思います。
・暗証番号もそのまま引き継がれる
既に一般カードで登録している各種個人情報や引き落とし口座情報は全てそのまま引き継がれるので、特に変更がなければ切替を申し込む際に入力する必要はありません。
しかしうっかりしていたのが暗証番号で、先日外出した際に端末に差し込んで暗証番号を入れる必要が出てきた時に「そういえば設定してないかも!😱」と一瞬焦ってしまいました。ですが、思い切って今までの番号を入れてみたらOKだったので「そのまま引き継がれる」ということがわかりました。なのでご安心ください(笑)。
・署名も「レス」
カードの裏面を見ると、番号どころか「署名欄」もありません👀。
カードと一緒に同封されていた案内にも以下のような説明がありました。
考えてみると最近ではタッチ決済や差し込むだけで決済できることがほとんどなので、確かに「今の時代に署名はもういらないよな」と思いました。
・カード情報に表示される「コピー」ボタンがオンラインショッピングで意外と便利かも
ナンバーレスになると「いちいち番号を調べて入力するのが面倒かも🤔」と思っていたオンラインショッピングですが、Vpassアプリで番号を表示させるとカード番号の右横にコピーボタンが出てくるので、それを使えば簡単に決済画面の入力欄で簡単にコピペすることが可能です。
なので「カードを見ながら数字を打ち込むという作業」も要らなくなるのでむしろ便利かもしれないと思いました。
・還元率/付帯サービスは「なんちゃってゴールド」レベルであることに注意
セブンイレブンやドトールなどの一部チェーンではスマホ決済で7%、投信積立では利用額に応じて1%のポイントが付与されるなど一見ポイントが付きやすくなる印象がありますが、それ以外の通常のショッピングの還元率は0.5%とのことで一般カードと同じです。付帯サービスも例えば海外/国内旅行保険の内容を見ても「一般にちょっと毛が生えたレベル」であることも否めません。
また当初はSNS界隈でも期待大だったSBI証券の投信積立ポイントも今春付与ルールの「改悪」予定がいきなり発表された経緯もあることから、「ポイントや付帯サービス目的のみで作る」場合、メリットは相当感じにくいかもしれません。
ただ逆に私のように「一般カードから切り替えて年会費永年無料の特典を受けたい」、「SBI証券のカード投信積立で利用する」、あるいは「(切替ではなく新規で申し込む場合は)年間累計利用額が毎年必ず100万円を越える見込みがある(注:SBI投信積立分は累計額のカウントから除外)」ということであれば、利用してみるのはアリかなと思います。
今回の記事は以上になります。使い始めてまだまだ日が浅いので今後も何か新しい記事があれば随時アップデートできればと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。
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