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「運」で勝負してきた陸上人生

初めまして!
男子ロングパート全員がnoteを書く機会があったので、今回初めてnoteを投稿させていただきます2回生の市川侑生です。
最後まで読んでいただけると幸いです!

自分は陸上競技を11年間やってきました。今読んでくれてる人の中には「あ、こいつ中学の頃に名前聞いたことあるような‥」って思ってくれてる人がいるかもしれません。自分は中学の頃から「運」で勝ち続けてきました。自分のことを全く知らない人もいると思うので、今回は中学、高校、大学とそれぞれの経験や体験したことを書いていこうと思います。

初めての全国大会を経験した中学

陸上を始めて初めての全国大会は全中でした。
はっきり言ってこれは実力で辿り着いた訳ではありません。現在環太平洋大学に所属していて、日本選手権3位入賞を果たした前田陽向くんのおかげだと思っています。彼から学ぶことは本当に沢山ありました。大阪の選抜合宿や練習会で何度も一緒に走りましたが結局一勝もできませんでした。そんな彼に勝ちたい気持ちがずっとあって背中を追い続けたからこそ全中に出場できたと思っています。間違いなく出会ってきた中で一番凄い友達で憧れの存在です。

800mを主にやっていたので3000mは無理だと思っていましたが運良く都道府県駅伝選考で勝つことができ、都道府県駅伝の補欠に入らせていただきました。そこでチームメイトだった旭化成(元関西創価高)の葛西さんの走りを見て自分もあんな選手になりたいと思っていました。

2018岡山全中

全国大会にあと一歩届かなかった高校

高校時代も「運」で勝ってきましたが、負けたことも多かったです。1年目は近畿ユースで入賞した程度の実績で駅伝メンバーに入れる程の実力はありませんでした。
2年目はコロナ禍となり苦しめられる1年となりました。近畿ユースでは入賞すらできず10位止まり、駅伝ではメンバーには選ばれたもののチーム状況が悪く都大路には行けませんでした。間違いなく一番厳しい1年だったと思います。
3年目は全国インターハイ出場を目指していましたが、後一歩届かず7位で敗退してしまいました。その時に戦った選手の中に現駒澤大の佐藤圭汰くんがいました。1500mを本気で走って同じ年の子に10秒も差をつけられたことは今でも意味が分かりません。でもこれが全国1位の実力なんだなと改めて痛感させられましたし、いい経験になりました。11月に行われた都大路予選は自分の実力不足で負けてしまいました。今でもあの時のことは鮮明に覚えていますし、本当に申し訳なかったと思っています。

近畿IH2021

2年目にして夢を叶えてしまった大学

大学に入って1年目で唯一残した成績は丹後駅伝3区区間賞ぐらいだと思います。これもまた「運」で勝ちました。先頭で襷をもらいましたが、あえて一位を譲ってレースを進めるという賭けに出てたまたま区間賞を取れました。この一年は嶋谷キャプテンに心身共に鍛えていただきました。嶋谷さんがいなければ2年目の躍進は無かったと思います。
2年目は全日本インカレの標準を切ること、出雲・全日本大学駅伝に出場するという目標を全て叶えることができました。関西No. 1を決める丹後駅伝では2年連続区間賞を取れたものの、チームは2位で本当に悔しい思いをしました。優勝という形でキャプテンの大野さんに恩返し出来なかったことが一番の後悔です。

出雲駅伝2023

これからについて

今まで自分の陸上人生について話をしてきましたが、もう残り残された期間は2年しかありません。その中で家族・友人に走りで恩返しがしたいと思っています。そして2025年の予選会、丹後駅伝では必ずトップをとって終わりたいと思っています。
頼れるエースでありオールラウンダーである谷村、長い距離なら絶対に負けない秋山、チーム1の陸上愛好家で期待の南川、才能の原石である遠藤、ノってきたら止められない芝、伸び代だらけで陸上熱心な桑水流、スピードが持ち味で勝負強い嶋田と頼れる同級生がいます。
新3回生は皆さんが期待してる以上の走りを今年度も見せてくれると思うので是非注目してみてください!

出雲駅伝後のさよならパーティー

最後まで読んでいただきありがとうございました!今後も男子ロングパートのご支援、ご声援の程よろしくお願いします!

写真提供:ミヤノシタスポーツ様

                   市川侑生

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