見出し画像

HMD越しに見たあの日と似た風景

始めに

初めての方は初めまして。RPGツクールVXとVXAceにて自作ゲームを制作している傍ら、週末にVRChatをプレイしている熊右衛門と申します。
今回、はれのさんから貴重な機会を頂き、また、私事でも今年は大きな変化、それも良い意味での変化がありましたので今回、筆を取らせて頂く運びとなりました。
今回、私がお話したい事と致しましては昨年末に始まったバーチャルYouTuber(Vtuber)ブームからVRChat(VRC)の存在を知り、その中で得た事をお話させて頂ければと存じます。

VRChatとは


VRChatは仮想空間上で他のプレイヤーとやり取りができるオンラインサービスの一つとなります。SNSのVR版と言えば話が早いかも知れません。
なりたい自分になれるという事、そして、プレイヤー同士でコミュニケーションが取れる事、例えば、アバター(VR空間上での姿)を褒め合ったり、実装してみた技術を見せ合ったり、そういうやり取りを楽しむことが出来るのが大きな魅力です。
それでは、次の項目では筆者がVRChatを始めるまでの経緯を拙いながら纏めさせて頂きました。

筆者がVRChatを始めるまで

今年は私自身にとって生き方が大きく変わる一年となりました。
とあるトラブルに巻き込まれたことで旧友との関係が断絶して十数年、
あの時何もできなかった自分を戒める為に、人との繋がりを避け、一人で生きて行こうとしてきました。しかし、自らを戒め過ぎた余り遂に鬱病を発症し、休日はおろか、日常の生活にも大きく支障をきたすようになっていったのです。
当然、仕事も上手く行くはずもなく、殆どの仕事が空振りに終わり、周囲からは次第に冷たい視線が向けられ、その度に「これは友人を助けられなかった自分への報いだ」と自身を責める日々が続いていたのです。
そして、趣味としていたゲーム制作にもその余波が広がり、昨年、とうとうエディタすら開けなくなってしまいました。「仕事も碌にも出来ず、趣味も出来ない自分はもう、生きている価値がない」その様な考えに達し、ただただ罪悪感や苦しみに耐える日々を送って来たのです。
そんな中、私の転機となったのは昨年12月頃でしょうか。バーチャルYouTuberと呼ばれる人たちが次々とデビューしてきた時期と重なります。当初はニコニコの纏め動画から始まり、いつの間にか彼ら彼女らの動画を追いかけるようになっていったのです。その中でも特に目を引いたのは『ねこます』さんの動画でした。最初は「面白い事をする人だなー」と普通に思っていたのですが、動画を追いかけて行くうち、「あれ、この人は本気で何かを変えようとしているんじゃないか」と思う様になっていきました。そして、今年の三月頃にねこますさんが投稿したブロマガで強い衝撃を受ける事となります。確か『死にたくないという叫びで注目を集めるには』というタイトルだったかと思います。職場の昼休みに何となく開いてみましたが、その内容に強い衝撃を受けたと同時に、「自分はこのままで良いのだろうか」と思い始める様になりました。今は残念ながらそのブロマガは取り下げられたようですが、私にとって大きな指針となったのは言うまでもありません。
そして、私に転機を与えて下さったもう一人の方は『動く城のフィオ』さんです。この方の動画や配信を視聴し、「企画力と行動力が凄いな」と思いながらも「でも、自分には程遠い存在なんだろうな」とも思っていたのです。しかし、フィオさんのマッハ新書を購入し、読んだことで強い衝撃を受けてしまいました。「…まさか、自分と同じ病と闘っていたとは…!」途端に羨望の眼差しで見ていた自分が恥ずかしくなり、自分も、人生をやり直さなければならないと決意したのです。
(下記にフィオさんのマッハ新書のリンクを貼っておきます。興味のある方は是非ご一読を)

そこからは予算を工面しPCとHMDを購入し、併せて今後の収支も考えて転職し、なるべくこれまでの生き方を変えようとしてきました。そしてVRCを始めてしばらく経ったある日、恐る恐るとある場所を訪ねてみたのです。『1619Hz』事前の情報では初心者が多く集まるワールドという事を確認していたので先ずはそこから始めてみようかと思い思い切って訪ねてみました。
初めて、その地を訪れた私を待っていたのは温かい歓迎でした。そこでは、多くのプレイヤーの方々が技術を見せ合っていたり、雑談に興じていたりと思い思いの時間を過ごしていたのです。その穏やかな光景に、私は学生時代の放課後に駅の待合室で帰りの列車を待ちつつ友人たちと談笑していた、そんなゆったりとした時間を思い出しました。その日は残念ながら回線落ちで交流の半ばで離席する事となってしまったのですが、その日の事は永遠に忘れる事はないでしょう。
それからは、仕事が多忙になって来た事もあり出来るだけイベントを中心に参加するという形で活動をしています。まだまだVRCでの活動は始まったばかりですがお会いした際にはどうか宜しくお願い致します。

これからVRCを始める方へ

さて、これからVRCを始めてみたいという方もいらっしゃるかと思います。
VR機器が無くてもデスクトップモードで始める事が出来ますので先ずはインストールから始めてみましょう。下記にWIKIへのリンクを貼っておきますので、始めるにあたってどれくらいのPCスペックが必要か、アカウントはどう作成するのか詳しく載っておりますのでご参考いただければと思います。


また、フィオさんもVRCの始め方を動画で分かり易く解説してくれいています。
私も始めるにあたってフィオさんの動画が大変参考になりました。


VRCを始めたら

いざ、VRCを始めたとしても、なかなかpublicに行くのはちょっと…という方も多いかと思います。そこで、初めはTwitterアカウントをお持ちの場合は『#VRChat始めました』のハッシュタグをつけてTwitterに投稿してみて下さい。先輩のプレイヤーの方から『いいね』やリツイートで拡散して頂けたり、初心者にお勧めのワールドやイベントの案内の返信があるかも知れませんし、先輩プレイヤーの方からフォローを頂けることもありますので、積極的に発信してみましょう。そして、初心者にお勧めのワールドとしては『1619Hz』や『ファンタジー集会場』がお勧めです。そちらのワールドで「こんにちは(こんばんは)初心者です」と話しかければ、親切に案内して下さる方もいらっしゃると思いますので、先ずは挨拶をしてみましょう。
それでもちょっと恥ずかしいな…という場合は、交流会系のイベントに参加してみるのも一つの手です。交流会系のイベントでも挨拶と併せて、初心者である旨を伝えると、親切に案内して下さる方もいらっしゃると思います。筆者も『バーチャル宴会』を始めとする交流会系のイベントには積極的には参加する様にしていますので気軽に参加してみましょう。

これだけは気を付けてほしい事

VRCの利点としては「なりたい自分になれる」これに尽きると思います。
しかし、基本は他のプレイヤーとの交流がメインとなりますので、他のプレイヤーの迷惑となる様な行為だけは絶対にやめましょう。また、許可されていないモデル(例えばMMD用のみに限定されたモデル)を作者様の同意なしに持ち込む事は以ての外です。絶対にやらないで下さい。基本は他のオンラインゲームと同様に人に迷惑をかけない事、そして、画面の向こうにいるキャラクターも我々と同じプレイヤーであること、それだけは絶対に忘れないで下さい。

覆水盆に返らずとも

「覆水盆に返らず」という諺があります。
一度お盆からこぼれ、地面にしみこんでしまった水は、もうお盆には戻らない、
つまり、取り返しの使に事をしてしまった事への戒めの意味があります。
しかし、いつまでも失った水を嘆いていても始まりません。
お盆からこぼれた水は取り返せなくとも、お盆に再び水を満たせることは出来るのです。
ならば、今度はとびっきりの綺麗な水で満たしてあげましょう。
きっと、大事な財産となる筈です。



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ありがとうございます!創作の励みになります!
21
RPGツクールVXとVXAceにて自作ゲームをのんびり制作しています。 また、VR関連にも関心があります。 何卒宜しくお願い致します。 Twitter: https://twitter.com/kumaemonhonpo78
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。