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クリニック設計事例「表裏のない医院」

The OmniDirectional

兵庫県太子町に位置する内科クリニック開業案件。待合から見える位置にガラス張りの内視鏡室を配置することで、内視鏡検査を得意とするクライアントの強みをわかりやすい形で患者に伝える設計とした。(検査中はカーテンを閉める)

クリニック待合から内視鏡室が見える

内視鏡室は待合から見える位置で尚且つ前処置室と診察室側からのアクセス可能な位置として建物の中心に配置、その裏側にバックヤードを配置することで処置室と診察室両側へのスタッフ動線を確保した。

クリニック設計図

構造は木造平屋建、1820㎜グリッドの正方形を組み合わせた平面形状。建物は周囲3面から見渡せるため、1820㎜ごとに階段状になった外壁の死角にAC室外機や給湯器などの屋外設備を配置し、裏表のない建物とした。

クリニック外観

木造であるが外観はコンクリートのような重厚な表情を持たせ、内部は木質材料で包み柔らかい印象を持たせた。

クリニック内装は木質材料を使用
内視鏡室は白を基調とした清潔感のあるデザインとした

↓表裏のない医院「とし内科クリニック」動画↓
https://youtu.be/bYmWQF8AgZc


ブランディング重視の医療空間デザイン

弊社設計 歯科クリニックのデザインCG

医師のカリスマ性と医療技術への期待値を大きく押し上げる

現在弊社の手掛けるプロジェクトの半数以上がクリニック・病院など医療施設の建築設計・内装デザインなどです。弊社は商業施設やオフィスなど様々な商空間を手掛けてきた経験を生かし、病院設計・クリニックデザインの分野においても、「医療施設設計の高い専門性」「高度な空間デザイン」を両立させています。
これまで16ヵ国165タイトルに及ぶ受賞歴に裏付けられた世界レベルの空間デザインが、唯一無二のアイデンティティを持つ医療空間を創出し、医師のカリスマ性医療技術への期待値を大きく押し上げる、空間デザインによるブランディングを実現します。

クリニック内装デザイン、豪華なだけで良いの?

近年、クリニックの内装デザインに力をいれておられる施設が増加しています。しかし、ただ豪華なだけの内装デザインも多く、それでは医療施設として内装に投資をする意味が薄れてしまいます。

「豪華さ」は「医療の本質」を修飾するものにはならない

「豪華な」という言葉は「豪華な内装」のように「内装」や「空間」を修飾することはできますが、「クリニック」や「病院」の本質を修飾するものにはなり得ません。「豪華なクリニック」は、ただクリニックの見た目が豪華という印象を与えるだけで、医療施設としての信頼度や、医師の医療技術への期待値を押し上げるものにはならないからです。

弊社建築設計事例

空間デザインによるブランディングとは?

↓詳しくは下記URLブログ記事をご高覧ください↓

患者の潜在意識にメッセージを届ける医療空間デザイン

その他のクリニックデザイン事例

クリニック内装デザイン事例①せきむかい眼科クリニック

外から手術室がまる見え!開院半年で超人気クリニックとなった秘密とは?

西宮市 夙川駅に隣接した商業施設内に位置する 眼科 医院 の 設計 です。この度、この 眼科クリニック で独立開業された関向先生は 眼科 手術を得意とされていました。それを患者や潜在顧客に分かりやすい デザイン で示すことで、医療技術に対する信頼感を高めることができると考え、当該商業施設の共用廊下に面して、ガラス張りの手術室を配置しました。 来院された患者さんや、施設の通路を歩くお客さんに「手術のできる 眼科 がここにある」ということを印象付け、医療技術の高さへの期待を増幅させます。 また、明るく清潔感のある手術室を可視化することで、手術に対する不安を拭い、安心感を与えることもできます。
開業わずか5ヶ月にして手術の予約が殺到し、手術日を増やすため診療時間を変更することになる程、評判の 眼科クリニック となりました。

クリニック内装デザイン事例②まつばら泌尿器科クリニック

世界的に認定医の少ないダヴィンチを使用するロボット手術を得意とする先生の開業案件でした 。高度な医療技術を訴求し、他院との差別化を図りたいところですが、 医療法上そのような医院同士の競争を生む広告物は認められません。「最先端のハイテク医療」その技術がこのクリニックにある、ということを言葉ではなくイメージで伝える必要がありました。

クリニック内装デザイン事例③横浜ゆうみらい小児歯科クリニック

子供たちにとって、「行きたくない場所」である歯医者さん、どうすれば「行きたい場所」「行くのが楽しみになる場所になるのか?

クリニック内装デザイン事例④渋谷アイケアクリニック

渋谷駅の近く、にぎやかな交差点に面したガラス張りの眼科クリニック。ガラス張りのデメリットをアドバンテージに変換し、唯一無二のクリニックのアイデンティティを確立する。

クリニック内装デザイン事例⑤みやび歯科クリニック

歯科医院の新築開業案件。コストを抑えるため、日本古来からの住宅を建てる技法である木造在来工法を採用。在来工法でありながら、開放的でモダンな印象を持つ歯科医院を目指した。

クリニック内装デザイン事例⑦西宮SHUHEI美容皮膚科クリニック

自らの「美」への期待値を押し上げる光のランウェイを歩く美容皮膚科クリニックの内装デザイン

クリニック内装デザイン事例⑧芦屋駅前小野内科クリニック

狭小テナントでの内科クリニック開業計画。限られた空間に必要諸室を確保した結果、待合空間が非常に狭い印象になった。狭小空間において狭さを感じさせないダイナミックな印象をいかに創出するかが課題となった。

クリニック内装デザイン事例⑨きょう整形外科クリニック

築数十年が経過したクリニック建築の改装案件。

クリニック内装デザイン事例⑩ししだ眼科クリニック

眼科クリニックの新築移転計画

クリニック内装デザイン事例⑪たつみ歯科クリニック

築数十年の歯科医院改装計画。

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KTXメディカルスペース KTX archiLAB オフィシャルwebサイト

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