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眼科クリニック内装デザイン|渋谷アイケアクリニック設計事例

LuxLinea

光が空間を形づくる眼科クリニック

都内を中心に眼科クリニックを展開するトータルアイケアグループの渋谷院開院計画。
東京青山通りの交通量の多い交差点に面するビル1階、物件は総ガラス張りのテナントでした。

当該物件に以前入居していた店舗の外観写真|昼間はサインや照明器具などの光源しか見えない

ガラス張り空間は昼間ほとんど室内が見えない

広い交差点に面したロケーションであったため、多量の太陽光が降り注ぐ周辺環境は非常に明るく、風景がガラス面に反射し、内部がほとんど見えないという、ガラス張りのメリットを生かすことが難しい状況でした。
このような環境下で唯一照明器具自体の発光部分は外部から視認できたため、光源自体をデザインのモチーフにすることで、この眼科クリニックの存在をストリートに対してアピールできるのではないかと考えました。

導光板

光が空間を形づくる眼科クリニック

そこで導光板という発光パネルを使用し、空間を構成することにしました。これはもともと看板に用いる材料で、文字や模様を透明パネル内に光として浮かび上がらせるものです。

実際に導光板を用いたクリニック内装デザイン

この光のパネルを等間隔に配置し、待合や各室の出入口へのアプローチとしました。

クリニック待合のデザイン

クリニック内装の天井は3mでしたが、天井を鏡面にすることにより光のパネルは倍の6mに見え、迫力のある唯一無二のアイデンティティを持つ空間となりました。

鏡面天井に映り込む光のパネル
眼科診察室へのガラスドア

診察室や検査室へは導光板の間を通って出入りします。

診察室など室名表示は全て床面に設置

導光板以外の壁面は鏡面で構成されているため、昼間は渋谷の街並みが室内に映り込み、光のオブジェと都市の景観が幾重にも重なるアーティスティックな風景をつくりだします。

クリニック受付空間|昼間
クリニック受付空間|夜間

夜は外壁面のガラスに室内の発光パネルが映り込み、室内壁の鏡と合わせ鏡効果となることで、万華鏡のように無数の光のオブジェに囲まれた幻想的な空間になります。

中待合空間|夜間

ブランディングにつながるクリニック内装デザイン

クリニック内装デザインにおいて重要なのは、医師のカリスマ性と、医療技術への期待値を押し上げる、ブランディングにつながる空間であると考えています。ただ豪華なだけの空間では成し得ないクリニックデザインを提供します。

クライアント 医療法人社団トータルアイケア様より完成後のアンケートにお答えいただきました。

医療機関の建設を数多く手がけられている実績と、そのデザイン性に大変惹かれ、御社に依頼しました。
我々の細かい要望や小さな質問にも、豊富なご経験や知識をもとに、いつもたくさんのアイデアと一緒に真摯にお応え頂きました。
また、いつもお忙しくされていらっしゃいましたが、連絡も大変スマートで、開院までの時間も多くない中、スピーディーに進めて頂くことができました。数々の素晴らしい賞を受賞されている空間で仕事ができることを幸せに思います。

当該眼科クリニック開院後のアンケート

完成後の写真や図面、詳しい資料は弊社Webサイトにてご覧ください
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渋谷アイケアクリニックの内装デザイン受賞歴


・ドイツ red dot デザインアワード(世界3大デザインアワードの一つ)
・香港APIDA 審査員特別賞
・アメリカLITライティングデザインアワード
・イギリスWorld Architecture Festival INSIDE ファイナリスト
・イタリアA'デザインアワード 銀賞(世界最大規模のデザインアワード)

【クリニックデザインPDF事例集ダウンロード】

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KTXアーキラボ 一級建築士事務所 オフィシャルページ

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