【要確認】【忖度なし】Gemini Advancedは課金に値するか?Google AI Studioで良くない?
みなさん、こんにちは!執筆歴15年&大手IT生成AI部門のKey君です。
気づけば色んなAIサービスに課金し放題、ついに月間2万円を越えてしまったKey君です。カード履歴を見た瞬間、「これはマズイ...さすがに断捨離しなきゃ」と冷や汗をかいている今日この頃。
この2ヶ月間、GoogleのGeminiAdvancedを試してみたので、課金に値するかどうかをシェアしたいと思います!
皆さんも、こんなことが気になっていませんか?
Google AI Studioを使ってるけど、Gemini Advancedとは何が違うの?
Gemini Advancedって実際どうなの?使う価値ある?
Google AI StudioとGemini Advanced、性能は同じなの?
これらの疑問に、実際に使ってみた私の経験をもとにお答えしていきます!
GoogleAIStudioとは何が違うの?
まず、多くの人が気になるであろうGoogleAIStudioとの違いについて。両者、共にGoogleのフラッグシップモデルであるGemini 1.5 Pro(執筆時点)を使っているんですが、使い勝手はかなり異なります。
Google Advanced
有料サービス(月額2900円)
現在は100万トークンのモデルしか扱えない
パラメータやシステムプロンプトが不明(ブラックボックス感あり)
ユーザーフレンドリーなUIUX(履歴が自動保存されるのが地味に便利)
Google AI Studio
無料だけど、利用制限あり(今のところ制限に達したことがなく)
200万トークンのモデルが使える
パラメータ調整やシステムプロンプト設定が可能(細かい制御ができる)
開発者向けのUIUX(履歴が自動保存されないのは少し面倒)
正直、お金をかけたくないならGoogle AI Studio一択だけど、生成AI活用発信に携わっている人間からすると、サービスにちゃんと課金して応援したくなる気持ちもあります(笑)
GeminiAdvancedのほかのサービスにない魅力
さて、ここからが本題。GeminiAdvancedって、実際どうなの?という疑問に答えていきます。
1. 勝手に検索してくれる賢さ
これ、本当に便利です!ChatGPTだと「検索して」って明示的に言わないといけないんですが、Gemini Advancedは何も言わなくても必要に応じて検索してくれる可能性が高いです。さすが検索エンジンの本家、そのコンセプトがチャットボットにも反映されています。
例えば、ワインのラベルを撮影して、「このワインについて教えて」って聞くだけで、インターネットの情報を含めた回答をしてくれるんです。ChatGPTだと「ブラウジングしてください」と言わない限り、学習していた情報で答えます。
ただ、検索精度に関しては正直Perplexityのほうが上かな...という印象。
2. 画像検索もOK!
レシピを調べる時に重宝しています。「和風パスタのレシピを教えて」って言うと、テキストだけでなく関連する画像も一緒に表示してくれるんです。これ、イメージがわきやすくてありがたい!
あと、面白い使い方として、大量のレシピ名の画像を送ると、それぞれについて検索して情報をまとめてくれます。食べログで見つけた気になるメニューの写真を送って、詳細を調べるのに使ってます。
3. Googleサービスとの連携が便利
これもあれば便利。特にYouTubeの動画要約機能は重宝しています。
確かにChatGPTでもGPTsを使えば似たようなことができますが、Google公式のサービスだと安心感が違いますよね。
ただ、ドキュメントやGmailのAI機能はまだ日本語対応していないのが残念。早く使えるようになってほしいです!
4. 複数の回答案を表示してくれる
「他の回答案」ボタンを押すと、三種類の異なる回答が表示されるんです。
これ、小説のアイデア出しとかブログ記事のネタを考える時に意外と便利。
三種類の異なる回答がそれぞれ微妙に異なるので、それぞれ答えの良いところを組み合わせて仕上げることができます~
正直、ここは微妙だなと思うところ
率直に語ると、使っていて「うーん」と思う点もいくつかあります。
1. URL解析が不安定
URLを送っても「アクセスできない」って言われることが多くて...。
何度か送り直せば解析してくれるんですが、運ゲー感があります。
ChatGPTはこういうことないので、ちょっと残念。
2. WEB検索をしてくれない時もある
「ニュースを教えて」って聞くと、たまにめちゃくちゃなことを言うんです。
参照先のURLが不明瞭なことも多くて、信頼性に欠ける感じ。
普通のGeminiだと問題ないのに、なぜAdvancedでこうなるんだろう...?
3. ガードレールが厳しすぎる
AIの倫理的な制限のことなんですが、これがちょっと厳しすぎる感じ。
「この質問にはAIとして答えられません」って言われることが多くて。
小説を書こうとしても、ちょっと過激なシーンを入れようとすると拒否られちゃう。
人間が写っている画像の解析も拒否されがち。
ただし、「他の回答案」を押すと表示される時もあるので、ただのバグに感じる。
4. 画像が一枚したアップロードできない💦
連続でPDFの画像を解析したいなら、結局Google AI Studioを使えざるおえない。
正直、これらの点は改善してほしいなーと思います。特にWEB検索の安定性や、ガードレールの見直しと言ったところです。
今後GeminiAdvancedを使い続けるか?
さて、2ヶ月間使ってみて、今後どうするか考えてみました。
一旦解約して、APIだけ使うことにしました。
新しいモデル(Gemin 1.5 UltraとかGemini 2.0 Proとか)が出たら、また課金するかも。
Google Meetの1時間制限解除のために使うこともありそう。
GoogleドキュメントのAI機能が日本語対応したら、絶対試してみたい!
気づいたこと
この2ヶ月間、Gemini Advancedを使って特に感じたのは、AIサービスにとって機能性と安定性がいかに大切かということ。
Gemini Advancedは確かに機能面では魅力的なんですが、安定性という点ではまだまだだなと感じました。特に、ChatGPTやClaudeと比べると、答えてくれない質問が妙に多い。
これって、Google社の保守的な姿勢の表れなのかな?と思ったりします。安全性を重視するのは大切ですが、ユーザーの創造性を邪魔しない程度の柔軟さも欲しいところです。
あとがき
実は、生成AIのAPIとサービスの性能が本当に同じなのか?という疑問が頭から離れません。
この点については、また別の記事で深掘りしてみようと思います。
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