イ・ジョンチョル「カデギ: 物流倉庫でミックスコーヒーをがぶ飲みしながら働いた話 」(KGB)
先日届いた本。
なんというか、推して知るべしである。
選ぶのが面倒臭くて全てポチったが、キッカケはKGBシリーズ2冊目の「カデギ」である。
日本でも2024年問題やAmazon・ウーバーなどの配達員に関するニュースなど、人ごとではない感がある。
といっても、カデギは社会問題を大上段から論じている訳ではなくて、アルバイトの目線から淡々と、したたかに生きる人々を描写したグラフィックノベルである。
そこはかとないユーモアが、描き方によっては悲惨な物語を気持ちよく読ませる。
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