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脚本づくりの自習室(定期購読マガジン)

脚本家の方や、脚本作りに興味のある方に、「へえ~、そんなことで悩んでるんだ」と知ってもらえるような、主に行き詰まってることを書いています。脚本の技術向上を目指して自問自答するマガ… もっと読む
脚本家の方は「こんなやつもいるんだ」と安心してもらえるような、そして脚本家志望の方には「なんだか自… もっと詳しく
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#家政夫のナギサさん

描写すること、省略すること

暑い日が続いています。 「私の家政夫ナギサさん」もあとオンエアを少し残すところとなりました。今日は「ドラマとして描写すること、省略すること」について少し書きたいと思います。

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半沢直樹とディズニー映画

今年も、もう終わりです。 ……と書いたのは、脚本の仕事はだいたい放送(や劇場公開)の半年前~二年前ぐらいに始めるものなので、これから取りかかる仕事というのはほとんど来年以降の案件になります。すると、かつて毎年真冬に次の夏のシングル曲をレコーディングしていたTUBEのように、気持ちとしては「もう来年」ということになります。嗚呼、今年も終わってしまいました。今年の一文字は何でしょうか。「菌」になりそうですけど、ウイルスと菌は違いますからねえ……。

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私はカモメ

先日はNETFLIXで「新聞記者」を見ました。 話が面白いのも良かったんですが、主演のシム・ウンギョンの存在感が素敵な映画でした。この俳優に惹き付けられる魅力は、何なのだろう? と思いながら見ていました。演技力、と言ってしまえばそれまでなのだけど。なんか猫背な感じとか、「新聞記者」として居そう、な感じがうまいんですよね。台詞以外の振る舞いにとてもリアリティを感じました。

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決定稿の入稿はいつもバタバタだ

空いた時間に「一人称単数」(村上春樹・著)を読んでいます。 平易な文章で難解なテーマを伝えようとする手法は、ドラマ作りにも共通するところがあります。難しい言葉で難しい概念を伝えようとしても粘りが効きません。ドラマの場合は観ている人の規模が特に大きく、観客が何百万人、何千万人という世界なので、基本的には誰にも分かるように「ひらがな」で喋ることになります。 だからと言って、簡単な概念を伝えるだけでいいかというとNOで、深く理解してくれる層にも届く内容にしなければ、幅広い層に見

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男性と女性の書き分けについて

コミットするって、どういう意味なんだろうなぁ、と思ってしばらく経つ。 調べても約束するとか確約するとか、そういった和訳は出てくるし、イケてる風のビジネスマンが使うのもよく分かるので、なんとなく「ちゃんとやる」ってことなんだろうなあと思っていたら、こないだ企画書に「フルコミットします」と書いてあって、「フルコミット……?」と、また分からなくなった。「むちゃくちゃ、ちゃんとやる」ってことだろうか。 ×   ×   ×

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「劇場」における”面白い”劇団の描写

しばらく空きました。

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数字に翻弄されし者

「脚本づくりの自習室」はせっかくの有料マガジンでもあるので、何か取り上げてほしいテーマなどがあったら、コメント欄に書いてもらえるとありがたいです。

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もぎ取りに行くか、呼び込むか

今日は「オレたち応援屋!!」の初号試写を見てきました。

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