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脚本づくりの自習室(定期購読マガジン)

脚本家の方や、脚本作りに興味のある方に、「へえ~、そんなことで悩んでるんだ」と知ってもらえるような、主に行き詰まってることを書いています。脚本の技術向上を目指して自問自答するマガ… もっと読む
脚本家の方は「こんなやつもいるんだ」と安心してもらえるような、そして脚本家志望の方には「なんだか自… もっと詳しく
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2019年7月の記事一覧

脚本家、蒔田光治さんとの出会い

今週は豊島監督氏とスキャット後藤氏と赤坂で焼肉を食べた。その模様はいずれ「スキャットさんのニャニャニャ」(Youtube番組)として公開される模様。外に出してはいけない会話はだいぶ削ってもらった(ありがとうございます!)。

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芝居がかっている、とは何か

宮迫氏と亮氏の会見を見た。 宮迫氏が間を取ったり、情感を込めて話すたびに、流れてくるコメント欄には「芝居がかってる」「演技くさい」などという意見があった。確かにそう見たら見えなくもない。 だが、まさかこのような会見で、芝居をする余裕はなかっただろう。本心はケロっとしていて「とりあえず辛辣な顔でもしとこうか」とはいくらなんでも出来なかったはずだ。 ではなぜ「芝居がかって」見えるのだろう。

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撮影、スキンヘッドの男

10月から放送予定の「劇団もの(ドラマ)」の撮影日。脚本と監督をするのは11年ぶり。朝7時から夜の23時まで16時間の撮影で、前後編合計50分ぐらいを撮りきった。基本的に自分はお芝居の演出をつけてあとは見ているだけなので疲れる要素はそんなにないのだけど、お昼過ぎには既にクタクタになった。 この10年で「撮る人の気持ち」や「演じる人の気持ち」に寄り添った脚本を書けるようになったと思うけど、それでも実際に撮ってみると、ちょっと動いただけで「この台詞もほしい」「こういう風な台詞に

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今日のタスク一覧

朝起きると、まずは今日やらなければならないことを一応、書き出したりするのだけれど、その通りタスクが終わったことがない。つまり、目標値がいつも高すぎるのである。そして夜になって「あー、やっぱできないよね」と、がっかりして一日が終わる。 だいたい自分がその日にやれる量は分かっているのだが、その量を書いても絶対に締切には間に合わないので、ついつい大盛りにしてできない量を見積もってしまう。 ま、それでもこりずに予定は立てます。以下、今日の仕事。

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原稿を書いていたら

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ジャストアイデアはいらない

打ち合わせで「ジャストアイデア(思いつき)なんですけど……」と枕詞につけてアイデアを述べる人(プロデューサー)がいるけれど、たいていの場合本当にただの思いつきで使い物にならないことが多く、それでいてちょっと先方もそれなりに自信があることも多いので、反応に困ることがある。 でも、僕も同じようにしょうもない台本を書くことがあって、そんな時に「なんだかうまくいってないね」と一番に否定されると結構辛いものがあるので、僕は相手の意見をすぐに否定しないことにしている。

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