マガジンのカバー画像

脚本家の日常コラム(定期購読マガジン)

脚本を書きながら日々思うことを書き綴ります。脚本家の一日とは。締切前のあたふたや、行き詰まったときのことも書いています。(300円/月)
脚本家という仕事以外の、自営業、フリーランスの仕事に興味のある人や、どうやって生きてるのか観察した…
¥300 / 月
運営しているクリエイター

2019年8月の記事一覧

脚本の余白について

脚本は時間と空間の感覚が肝要である。 シナリオブックが発売されて一般の方も「脚本」を読むことになり、感想をもらうことが多くなった。小説とは違って具体的な表現描写がないため、一般の人には何の事やら分かりにくく、俳優のファンがそもそも多いこともあって「これを映像にするなんて俳優さんはやっぱりすごい」という感想が目立つ。間違いではないが、合ってもいない。

¥500

劇場版おっさんずラブ封切り

更新があいてしまった。 8/23より「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」が封切りとなり、興行的にとても良い滑り出しであると聞いた。反応も少し見て、映画なので(お金出して観に来るので)テレビよりも感想が具体的で、賛否どちらも熱っぽいものになっている。好きに感想を言い合えるのもSNS時代のいいところかも知れない。

¥300

真夏の監督業

ドラマ「劇団もの」の仕上げ作業をしています。 仕上げというのは、撮影後の「オフライン編集」「本編集」「グレーディング」「音打ち」「CG合成」「MA」などの工程を指します。普段「脚本」だけやっている身としては「仕上げってこんなに作業があるんだ」と驚くことがいっぱいです。今日は「音打ち」をしてきました。ここでこういう音を入れて欲しい、こういう効果音を入れて欲しいと、編集後の映像を見ながらスタッフさんにリクエストする回です。

¥300

脚本家&音楽家&映画監督の焼肉会

先日、赤坂で行った焼肉会の模様を貼っておきます。写真はイメージです。

サクセス荘の収録に行きました

一気に夏の到来。8月になった。 7月はほとんど記憶にない。一年で一番働いたかも知れぬ。もともと自営業なので一年の中で波はあるのだけど、特に連ドラをメインで抱えていたわけでもないのに、とにかく追われて追われて、間に合わなくて、締切を延ばして延ばしてという感じで、迷惑もかけるし、催促の連絡は絶えないし、気持ち的にも擦り切れた。 引っ越してきて、家のネット環境が不安定である。 どうも20分周期ぐらいで正弦曲線を描いているようなイメージ。最初はマンションのネット環境が良くないのか

¥100