もしも生まれ変わったならそっとこんな声になって

クリープのトリビュートを一通り聴いた。感想メモ。

1,栞（SEKAI NO OWARI）
セカオワという偏見抜きに、この曲は原曲が強すぎる。ともすればクリープのセルフカバーも追いつけないくらい。片岡さんの「嘘だよごめんね」以上の迫力は中々出ないよ。

2,憂、燦々（ヨルシカ）
良いですね、女性ボーカルによる憂、燦々は。

3,手と手（10-FEET）
テンフィはABCDCとかやっほしいなって今思ったが、手と手をピックアップするというのもまた情緒に訴えかけてくるものがある。腕組み号泣。

4,イト（UNISON SQUARE GARDEN）
俺たちのUNISON SQUARE GARDEN。
Twitterでも言ったが、いきなり2番Aメロで田淵がメインで歌い始めてちびった。カオナシパートならわかるが原曲でも普通に世界観パートなので不思議な気持ちだった。まぁ田淵にもクリープハイプ歌いたいなって気分の時くらいあるよね。曲のルーツのシュガビタを入れてるのはさすがユニゾン。

5,社会の窓（ano）
似合うというかなんというか。あのちゃんが歌ってるところちゃんと聴いたのこれが初めて。

6,ABCDC（indigo la End）
川谷絵音のめっちゃ高音で歌ってるところ久々に聴いたわ、というか今まで聴いたことあったかな。

7,キケンナアソビ（WurtS）
サビがほぼ原曲に聴こえた。低音の声が世界観に似とる？のか実際世界観の声入ってる？

8,ナイトオンザプラネット（東京スカパラダイスオーケストラ）
ユニゾンのトリビュートの時もお世話になりました。（？）スカパラは元の曲を音数増やしてただ華やかにするだけじゃないスカパラらしさというのが良いんですよね。

9,二十九、三十（ウルフルズ）
ウルフルズというアーティストとクリープの接点が全くわからんかったが、やるならこの曲だろうという曲であった。

10,ただ（My Hair is Bad）
これも似合っている曲ではある。マイヘアのことあんま知らんけどクリープとかback numberとか、そのへんの後に出てきた恋愛系の曲が多いバンドとしては量産にならずに抜き出たイメージがあるんだけどどうでしょ。椎木のPowerでしょうか。

11,バンド（back number）
（パブリックイメージとしての）清水依与吏はback numberの曲の歌詞で「クソだな」とか言わないはずなのに、違和感が全くない。まぁそれどころか普段の喋り（ラジオ）とか出てるそう言う汚い言葉を歌詞として発声してるのが清水依与吏そのものっぽくてすごい良かった。
ストレイテナーのシーグラスをカバーした時は結構アレンジしていたが、今回はそんなに大幅なアレンジはしていなかったなと思った。
「2009年11月16日〜」のところはアレンジしてくるかな〜と思ったけど案の定変わっていた。「2011年1月23日」になっていて、なにがあったか調べてみたらメジャーデビュー発表の日ということらしい。（Twitter調べ）やっぱこういうことしてくれるのがいいんですよ、清水依与吏はさ。

オタクだから好きなアーティストで分量偏りまくった。
色んなアーティストのカバー聴いて思ったが、尾崎世界観って思ったより語尾伸ばすな。イトのAメロとか意図的かわからんがだいぶ音区切ってる感あったから原曲聴いた時の伸びやか感がすごい。

全体的に良かったが、フォーリミがいないのは少し寂しいところではある。どこかにねじ込みたかった。百八円の恋とかで。

第2弾も是非。期待。