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世界は誰かの仕事でできている

世界は誰かの仕事でできている。
缶コーヒーメーカー、ジョージアのCMのキャッチコピーです。
ふいに目に飛び込んできた言葉だったけど、やっている仕事、買っているモノ、身に着けているモノ、自分の身の回りの全てのモノが誰かの仕事でできている、どこかの誰かと何かで繋がっているんだろうなぁ。と、思わせてくれるあったかいCMでした。

その動画がこちら↑。
いくつものシリーズがあるから、目にした記憶はあったけど、自分のタイミングなのか今回のCMは見惚れてしまいました。
塗装屋さんが、寒空の中を高所作業で看板を貼る職人さんを見て、「冬に自分の他に頑張っている人を見ると励まさられる」と。
看板屋さんが寒い季節をボヤいていたら、同じく寒空の下で働くケーキ屋さ見て「寒空の下でずっと笑顔ってすげぇなぁ」と。
ケーキ屋さんが繁忙期をあせくせしてたら、育児しながら仕事納めギリギリまで働く女性を見て「私より忙しい人全然いた」と。
仕事帰りに寒い季節に身を震わせたら、外で働く塗装屋さんを見て「私の寒いんなんか大したことなかったかも」と。

冒頭の山田孝之さん演じる塗装屋さんが、寒い季節で働く同業者を見て思う気持ちが共感できる気持ちで、一気に入り込んでしまいました。

ぼくの仕事も屋根張ったり壁を張ったりと。
でもそれってぼく一人ではできないことなんだと改めて思いました。

高所作業車を作ってくれる人がいなかったらぼくたちは高いところや足場を組むのが困難なスペースでの作業ができなったり、

屋根材を作ってくれる人、作った屋根を運んでくれる人がいなかったら屋根は葺けない訳で、屋根を留めつけるビスを作ってくれる人がいなかったら屋根は葺けないし、この屋根を治すことでこの屋根の下で働く人が雨漏れで困らないようにして、この屋根の下で働く人が作ってくれたモノがもしかしたら高所作業車の部品かもしれなくて、そんな高所作業車がなかったらぼくたちは仕事ができないかもしれない。

わかっているようでわかっていないことばかり。
ぼくの仕事は建築外装業。屋根葺いたり壁張ったり建物の中に雨水が入り込まないように、という仕事を支えてくれているのは、きっと「誰か」の仕事で支えてくれていて、そんなぼくの仕事もきっと「誰か」の仕事の支えになっているんだろうなぁと思いました。

自分は誰かの仕事でできている
誰かは自分の仕事でできている
仕事は誰かの仕事でできている
世界は誰かの仕事でできている

そんなあったかいCMの最後は

2019年も今日で終わり。来年は誰かの仕事の為になる仕事をしてみよう。今年も一年、お疲れさまでした。

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