見出し画像

お腹をすかせた子に魚を与えるのではなく、釣りの仕方を教える

今年の夏の暑さは、例年よりも早くしかも厳しい日が続き、熱中症対策についてメディア・SNSなどを通じて毎日のように耳にはいってきます。
ぼくが住んでいる刈谷市の隣、豊田市で小学校一年生の子が熱中症で亡くなり悲しい事故があり、熱中症対策がいつのまにか学校にエアコンをつけるか否か?の話題になっているような気がします。またぼくの知り合いが、刈谷市内の小学校およそ300箇所にエアコン設置に伴う付帯工事に携わるらしく、『熱中症対策』『エアコン論争』についてぼく個人が、少し気になったことを書いてみようと思いました。

ぼくが過ごした小中学生時代の20年以上前と今では暑いという感覚が違うと思います。どこぞの記事でエアコン普及率があがり、ヒートアイランドが原因で気温は上昇し、昔と今では暑さが桁違いでは。とありました。
う〜〜ん、言われてみればそうなのかもしれないし、毎年一夏が過ぎれば去年の暑さは忘れるし、仕事柄炎天下は当たり前なのでいまいちピンとこないけど、暑いという感覚は毎年同じです。そんな中で事故があり、学校教育に対して熱中症対策がクローズアップされてきた気がします。

7月20日(金)の中日新聞に掲載された西三河エリア小中学校のエアコン設置率の記事です。刈谷市36%って。さすがトヨタ系の会社が乱立し、税制収入が高い街です。かたや刈谷市のお隣の高浜市0%って。。。豊田市も0.5%。ほぼ設置できないじゃーーーん。今回のエアコン論争がなければきっと知ることがなかった内容だと思います。刈谷市も36%とありますが、2021年までとあり、知り合いから聞いた話では「当初600箇所のエアコン取付だったけど半分に減った」といってました。予算の問題か?

さてさて、学校の教室にエアコンをつけるか否か?ぼく個人的な意見は、ぜっーーーたい!!につけた方が良いと思います。今の時代、暑さ対策にエアコンかかせない文明の利器。エアコンの効いた部屋・お店にはいると一気にクールダウンできるし、寝苦しい夜も快適にスヤスヤと眠りつくことができるし、言うことなし!!素晴らしい発明だと思います。
だけどね〜エアコンを設置すれば、『熱中症対策』になるんですか??ってことです。もちろんお偉い方が議論に議論を重ねた結果だと思うし、何も知らないぼくがポッとで言うことではないと思うけど。。。

《エアコンの使い方》を子供たちが知る機会がありますか??
ぼくの好きな言葉に【お腹をすかせた子に魚を与えるのではなく、釣りの仕方を教える】があります。魚を与えると1日で食べてしまうけど、釣りを教えれば生涯食べていける。って意味らしいです。
今回のエアコンも与えて終わり。って感じがしてならない。熱中症やら暑さに対してどうやって向き合うの?学校の登下校中は?教室以外は?
先生方のご苦労も知らずに安直すぎる意見だと思うけど、エアコン設置という解決は??になってしまいます。(それ以外に対応はしていると思いますが。。。)
話は逸れるけど、刈谷市の中学生は21時以降スマホ禁止らしいです。
LINE既読スルーからいじめに発展した経緯があるらしいです。???です。
与えておいて、ルールつくって禁止ってどういうこと?与えた側が《使い方》を伝えたのかぁ〜〜?高校生になったらいじめは無いの?そこは自己責任なの?う〜〜ん。エアコンにしろ、スマホにしろ簡単に解決できる内容ではないと思うけど、与えた側にも責任はあると思うんですけど。。。
仕事も作業を与えても一生食べていけるわけでもないし、その仕事の在り方や意味みたいなことも一緒に考えないと、その子のためにならないような気がします。
物だけでなく、気付きや意味、在り方も同時に与えてあげる必要がある。と改めて考えさせてもらった『熱中症対策』『エアコン論争』でした。

ちなみに、ぼくの友達のザワくんは仕事柄エアコンは欠かせません。休日もエアコン無しでは過ごせません。今のシーズン風呂とトイレ以外は常にエアコンが側にいます。「エアコンにあたりすぎてエアコン焼きしました」と訳のわからないこと言ってます。エアコンバカです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?