【忘備録】ROE?PER?ややこすぎるやろ
まず、第1段階として、覚えること重視で考えてます。微妙なニュアンス違いなどはご了承ください。
僕と同じように、興味あるけど中々覚えにくいんよなーって人の手助けになれば、大変嬉しいです!
ROEやROAとか、何回覚えてもごっちゃになる、てか、何を表してたか忘れる...投資むず...さらに忘れる...のサイクルをなんとか止めよ、頑張れ、俺。
まず、青箱の4つ。
発行済株式数 : 字そのまま、会社が発行した株式の総数
純資産 : 総資産から負債を引いたもの。
(総資産を、会社自身の資産と借りたお金経由の資産に分けた際の、前者が純資産)
当期純利益 : 売上から原価や税を全て引いて手元に残ったもの
時価総額 : 株数×株価
( 時価総額の出し方は初めて知った... )
丸暗記では覚えられないと痛感してるで、今回意識したのは、色んな切り口から覚える印象づけることです。具体的には、次の3つ。
① 何を表しているか覚える、理解する
② 英単語から覚える
③少しでも実際の使い方を知る
①の何を表しているか覚える、なんて当たり前だと思うんですが、どう自分なりに理解、落とし込めるかが、長期記憶のコツかなと思います。②③もそのための1つかな。何様(笑)
②の効果で分かり易いのは、ROE,ROAはもう間違わない自信あります!(笑)
まぁ、それはのちのち。
まずは、分母がどちらも株式総数である、EPSとBPS!
結論、これは英語経由だと1発です。
それぞれ英語訳と式と意味を。
(先頭小文字は、その方が個人的に覚えやすかったので)
EPS→ earnings per share
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
1株に対して当期純利益がいくらか示す値。
BPS→ book-value per share
BPS=純資産 ÷ 発行済株式総数
1株に対して純資産がいくらか示す値。
使い方は後の単語と一緒にしますので、
ここで、覚えてほしいのは、
①per shareは、1株に対しての値ということ。1株毎。
②当期純利益=earning=E
③純資産=book-value=B
perは〜毎、earnが利益、bookが予約って意味があるので、確定してる価値→負債でないもの→純資産、でイメージ付してます。
これだけ覚えてれば、式で間違わず簡単な意味までは分かります!
特に!②③は後でも使うので、覚えてて下さい!!
そして、今回のうっとう...難関ポイントが、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)!実際どう使うのかまで、落とし込むのが大変でした...
では、まずは、英単語と式と意味を。
PER→ prince earnings ratio
PER(株価収益率)=時価総額÷当期純利益
“会社の利益と株価の関係”を表していて、割安性を測れる。一般的に、『PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安である』
はい、ややこ。
こーれやから、株とか金融は難しいんじゃい。
ただ、単語、式の丸暗記だけなら、英語経由で割と簡単に覚えれました。
上の式を見返してください。
princeは株式の世界では、株価を指します。
今回は、時価総額を連想してください。
ratioは、比率・倍率を表してます。
ってことは、P:株価 B:純資産 E:当期純利益 R:比率 さえ覚えてれば、式で間違うことはなくなるはずです!
問題は、この意味と使い方...
もう十分長くなってますが、覚えやすくなったつもりなので、がんばろ、わっしょい。
まずは、PER(株価収益率)。
PER=自分の持ってる株に対してどれだけ配当金が貰えるかが分かる数字、というイメージで進めます。
配当金が出てきたのは、純利益がイメージしにくかったんで、純利益=配当金と覚えてます。
(実際は、当期純利益のうち数十%が配当金に回されるので、もっと少なくはなるのですが、今回は覚えやすさを優先してます。)
そして、ここで、EPSが登場。
はい、そこ、かまえないで!!
おさらい
EPSは、earnings per share
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
例で当てはめながら考えましょう。
当期純利益が1000円、株式総数が100株とすると、1株あたり10円。
1株が持ってると、10円の利益を配れる、10円の配当金がもらえる!といったイメージです。
この10という数字がEPSです。
EPSを見るだけで、1株買ったときの配当金が分かりますね!
( 繰り返しですが、正確には、純利益のうち数十%が配当金に回されるので、EPSの2.3割が配当金と考えれば、まだ近い数字となります。ややこしくなりごめんなさい。)
次に、実際10円の配当金狙いで買うとき、気になるのは株価ですよね?
はい、気になってください。
もし、1株10円で配当金10円だと、資産は20円になります。数字が低いのであれですが、10万、100万株買ったり、何もしないで勝手に倍になる、と考えるとバケモンですね(笑)
でも、もし、1株が1000円だったら、10万分買っても1000円にしかなりません。
お金は無限にないので出来るだけ効率よくお金を増やしたいなら、株価も大切になってくるのが分かると思います。
それを見れるのが、PERです。
PER=時価総額÷当期純利益でしたが、
変形すると、
PER=株価÷EPSとなるんです。
分かりにくい人は、変形後の式を使うので一瞬覚えてくれると助かります。
一応の分解過程も載せときます。
PER=時価総額÷当期純利益
=株価÷(当期純利益÷株数)
=株価÷EPS
さっきの例の続きで考えてみます。
BPS(1株あたりの配当金)が10円とすると、
PER=株価÷EPS
PER=株価÷10(円)
もし、株価が10円やと、PERは 1
もし、株価が1000円やと、PERは100
なので、PERは低ければ低いほど、コスパよく配当金を貰えることが分かります!!
まとめると、
EPSは、配当金の額が分かる指標となる。
PER(株価収益率)は、
どれだけコスパよく配当金が貰えるかの指標となる。
E earnings 当期純利益 (≒配当金)
PS per share 1株あたり
P prince 株価→時価総額
E earning 当期純利益
R ratio 比率・倍率
EPS=当期純利益÷株式総数
PER=時価総額÷当期純利益
長くなりすぎたので、残りは次回にします。
この文をここまで、読んでくれた人がいたなら大感謝です。いや、ほんとにありがとうございます。
ではでは。
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