スノーボードの最新の技術もマテリアルの情報もYouTubeから…。

年齢と共に、体力が落ちてくるのを実感しているのだが、技術については、むしろ進化している。

40才で始めたスノーボードだが、白馬八方尾根スキー場の うさぎ平のコブ斜面をなんとか滑り降りて来られるようになったのは、50代中ばだった。

この10年くらいで、スノーボーダー全体の技術とマテリアルの進化は、目を見張るものがある!

くりかえすが、40才を超えてからスノーボードを始めのだが、最初はとにかく上手そうなボーダーを観察して感覚的にその滑りを捉え、自分の技術に取り入れていった。

サーフィンをやっていたため、横乗りの感覚だけは、持っていた。ある程度の技術達成は早かったと自負している。

ただかならずスポーツは、頭打ちがやって来てスランプになる。

そのスランプが来たころに通いだしたのが、スノーボードスクールである。

さすが、と思わせるインストラクターのウンチクとデモンストレーション。

自身が最初のころに習得した技術が、全否定されるくらいの滑りの差に愕然とする。

それからスクールで教わったことを忠実に練習すると ある一定のレベルまでは技術の向上がみられた。

みられたが、なかなかその先が、見えてこなかった。40代の後半あたり2回目のスランプ。

それから50代の前半からスノーボード技術についてDVDによる解説やハウツー物で、かなりわかりやすく細かく解説されたものが、出回るようになってきた。

当然、インストラクターや上手い人たちが、教えてくれなかった技術。

待ってましたとばかりに、それらDVDを観てそれを実践できるようになり、技術の習得にはげんだ。それがそのまま、スノーボーダーの全体のレベルアップにつながった。

最近は、YouTubeによる最新マル秘テクニックの解説をした配信が多くなり、またさらに、技術が向上することになった。

技術革新のもうひとつの要因として、映像技術の向上、特にスマホによる撮影。GoPro等による撮影技術の向上により、ボーダー自身が、自分の映像を観て、客観的に弱点を克服したり、マル秘技術を習得できるようになってきた。

マテリアルの技術革新も目を見張るものが、ある!

たとえば、今のスノーボードの特に国産ボードは、中級者以上であれば、乗れば勝手にターンしてくれると勘違いしてしまう様なレベルに仕上がっている。10年前のボードとは比較にならないほどの進化だ。

まあこの歳(今年、還暦です。)で、白馬八方尾根スキー場や白馬五竜スキー場のコブ斜面を滑れるのも、そういったYouTubeの配信や映像技術の向上、マテリアルの進化のおかげだと、感謝している。






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