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リベラルが左傾化したのではなくて、あなたが時代の進歩についていけなくなっただけです

Twitterを買収するイーロン・マスク氏が、以下のような投稿をして、話題になっているようです。

これに対して、日本の一部のユーザーが、「まさに自分もこれだ!」という引用リツイートをつけています。

ですが、100年単位で考えて欲しいのですが、かつての「リベラルサイド」や「保守サイド」はどのような主張をしていたのでしょうか?  リベラルサイド は「奴隷制度を無くせ!」「普通選挙を無くせ!」と言っていて、 保守サイドはそれに反対していたわけですよね。

でも、今の保守サイドから、「奴隷制度を復活するべきだ!」「普通選挙を廃止するべきだ!」という意見はほとんど聞かれません。保守サイドの人々も昔に比べれば格段に「リベラル化」しているわけです。

つまり、人類の歴史はリベラル化の歴史とも言えるものであり、逆行が無い限り、時代がくだるほど社会がリベラル化するのは当たり前です。ですから、立ち位置が変わらない人間は自然と右傾化します。これについて以下のように図式化してみました。

彼らの目からは「リベラルが左に行き過ぎた!」と映るのかもしれないですが、単に彼らが時代の進歩についていけていないだけ、進歩を諦めて保守に回っただけなのです。

現代の新しい社会問題を「言語化」することを得意とし、ジェンダー、働き方、少子非婚化、教育、ネット心理等の分野を主に扱っています。社会がちょっとでも良くなることを願って、今後も発信に力を注いで行こうと思うので、是非サポート頂けると嬉しいです。