[読書術] Kindle prime/unlimited で読書量を増やしてみる

Kindle primeで数冊読んでいるうちに、Kindleの電子本にもだいぶ慣れてきたので、2020/11/21にunlimitedにも登録してみた。(2021/02/21までの3ヶ月99円のキャンペーンを利用、通常は月980円)

Kindle Readerのハイライト機能で気になる箇所はとにかくハイライトしていく、読み終え他の本を借りるために電子本を返却する前に、このハイライトとメモをエクスポートする。しかし、エクスポートできるのは本文テキストの15%もしくは1%に制限されている。(電子本ごとに制限値が設定されていて、ほとんどは1%だ)
どんどんハイライトしていると1%未満に抑えるのは難しい。そうした時には最後にハイライト部分を見直して星をつけていく。その後、フィルターから「星付き」を選択して、星がついたハイライトのみを抽出して表示させるのだ。その時には、星がついたハイライト部分が本文の1%未満に収まるように意識するのだ。そうして抽出されたものをエクスポートすればよい。

保存されたhtmlファイルはブラウザで開くことができ、エディタを使用して引用テキストをコピーして再利用できるはずなのだが、テキストの文字間に勝手にスペースが挿入されてしまいそのままでは再利用できない。スペースを削除する必要があるのだ。その時に、Excelの「=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1, " ", ""), " ", "")」でスペースを削除する。この入れ子になっている計算式はセルA1にあるテキストからスペースを削除するという内容になっている。

[参考] スペース・空白をすべて削除する-SUBSTITUTE関数
https://www.relief.jp/docs/001885.html

また、エクスポートしきれなかった1%以上(もしくは15%以上)のハイライトは電子本返却で消えてしまうわけではなく、Amazon側で引き続き保存され次のアドレスでアクセスして閲覧可能だ。
read.amazon.com/notebook

上記のプロセスを踏んでおくことで、後日読書内容をアウトプットする際の準備が整ってしまう。ただし、このテクニックが適用できるのはテキスト形式の電子ブック(画像ベースで本文が保存されている雑誌、ムックなどには適用できない)に限られる。新書や学術書はテキスト形式の電子ブックが多いので、条件に合う本はこのプロセスで読書したい。

さらに、読んだ本はビブリアというサービスに登録して管理している。ビブリアのiPhoneアプリでは表紙画像付きで読んだ(読んでいる)本が確認でき、読んだ日の登録もできる。本ごとにメモを残すこともできる。(かなりの文字数を保存できるのも嬉しい)さらに月別に読了した本の統計などもとれるので便利だ。

こうして先月は10冊、今月は20日間で12冊読めた。上記のプロセスは20冊あまり読む中でなんとなく固まってきた。テクノロジーの進化に合わせてこのプロセスは今後も進化していくと思うが、今時点のテクニックとして書き留めておく。

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