電気代高騰を受けての我が家の節電対策

全ての物価が高騰している世の中だが、北海道でオール電化の我が家は特に電気代の高騰が死活問題だ。

家を建てた震災前、原発も元気に動いてた時の電気代は真冬でも3万円以下だったところ、今月の電気代は7万円を超える予測だ。

10年前からではあるが、倍以上である。
とは言え、何も指を咥えてみていたわけではない、夏には電気温水器をエコキュートに切り替え、太陽光パネルをつけ、蓄電池をつけ、暖房の使い方も見直した。

太陽光パネル自体は雪の降る北海道、夏にしか恩恵が無いと思っていたが意外と役立ったのが電気使用量の見える化だ、5分毎の使用量がスマホからWi-Fi経由で数値として見れる。見えるのは強い我が家の場合特に電気使用量に直結してたのは次の3つ

1、エコキュートの温水使用

2、IH調理

3、蓄熱暖房

この三つだ、トイレの電気のつけっぱなしなどはLED化しているので微々たる物
やはり電気を熱に変換しているのは消費量が著しい
意外にもさほどかかっていなかったのはエアコンの暖房だ

見える化が我が家の生活スタイルを一変させた。
どこにどれだけ電気を使っているのが分かると節約もしやすいと言う物

ここからは使用量の多い3つの対策を書き記すとする。

1、エコキュートの温水使用
改めて我が家の使用を考えると圧倒的に風呂のお湯だ
追い焚きにしていつでも暖かく入れるが故にダラダラと長期間つけっぱなしの追い焚き
コレがとても無駄だった。
なので時間を決めて短時間で入れ替わり入るようにした、コレだけでもかなり使用量が減らせた。
あと、何気なく洗面台、台所で流す適温、コレも意外とお湯を使っているので不要な時はちゃんと水で流すようにした。コレも結構効果があった。


2、IH調理
調理も意外と電気を使う鍋など仕込んで出来ると40円と表記される
最新の家電は電気代も教えてくれるのか!とびびった上に思ってた以上に電気を使っていた、少量の汁物の温めの場合は電子レンジの方が良い
コレは少し余談だが日中の電気代を深夜に貯めた蓄電池で補おうとすると
蓄電池の最大出力が3kwhらしく IH2口や、炊飯とIHなど高出力は電池だけでは補ず絶対に日中の電気を食うので、同時使用を3kwh以下に抑えるというのも節約に貢献してくれた(その甲斐あって今月の昼電気代は一段階目の価格内に収まった。

3、蓄熱暖房
コレが実は化け物のように電気を食う
我が家の電気代の総量の半分以上が蓄熱暖房における暖房費だ
しかも、10年前あった割引も減りに減りほぼおまけのような機器割引
また、もともと原発を停止できない無駄に発電する深夜の電気を安く使うという想定の機器なので、節電と言う概念がない、安いんだからどんどん使って暖めろ設計だ。
正直無駄、最初の頃は寒い時はファンを回して蓄えた熱を放出してたがそれも全て電気代に跳ね返ってくる。途中からはエアコン併用して節電をしていた。
そしてこの安いからバカバカ電気使って暖めろの使用量に、燃料調整費と再エネ費が全部かかるのである。
想像して欲しいオール電化蓄熱暖房の家は最早死ぬしか無いレベルだ
我が家は今年から灯油ストーブも導入した
灯油も高い、灯油も高いがまだマシなのと極端に寒い日はエアコンでは手に負えず消費が化け物の蓄熱暖房しかないのを考えるとまだマシなのでは無いだろうか

高気密住宅で保温力はそこそこあるがFFストーブでは無いポータブルストーブは
少し使用に不安もあったので一酸化炭素も検知できるガス検知器を
ガス警報器の使用期限が過ぎてたこともあって導入したが
今のところガス警報器が鳴るような事態には遭遇していない

後は細かなところになり、実際の使用量に対しては効果は無いが
電気料金や無駄な電気に対してのイライラの削減に貢献してくれたのは
人感センサー付きのLEDライトだ、トイレ、納戸、ウォークインクローゼット、間違って消し忘れると長期間つきっぱなしになる可能性がある場所は軒並み変えた。
リビングと続きになってる子供部屋はアレクサと連携させて声で消灯出来るようにした
子供に怒鳴るより速く消灯出来る。

毎月の電気代はどうしようも無い部分もあるが
せめて日々のイライラは道具の力で削減してゆとりのあるメンタルで過ごしたい物だ

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