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けん玉考察 ジャグけん

最近自分の中でブームのけん玉技がジャグけん。

説明しよう! ジャグけん とは
ジャグけんとは「ジャグルとめけん」の事で

けん玉のけん(玉じゃない方)を持って
玉を大皿に乗せるように引き上げ
さらには乗せず、けんを上に放り投げ
その間に玉を手でキャッチ
今度は玉を上に放り投げ
その間にけんをキャッチ
キャッチした件で玉の穴にけん先を入れる

文字にしたら何やってるかさっぱりわからないトリック(技)である。
詳しくは動画で見てほしい。

という事で、コレがジャグけんなわけだが
けん玉を始めた頃「天中殺」にも驚いたが「ジャグけん」にも度肝を抜かれた
けん玉でこんな事出来るんかと

もともとお手玉やジャグリングは好きだったので片手2個とかは、出来てたレベルだったがこのジャグけんは安定するまで時間がかかった、なんなら今も安定はしない

まず紐が絡む、そしてけんに向きがあるので回転数を一定にして投げなければならない
そしてそれは紐の範囲内で絡まないように出来ないとダメ、コレがきつい

練習方法は、紐なしで感覚を掴む、まずはお手玉でなど色々あるらしいが
俺はと言うと紐をかなり長めにして可動域を確保して毎日紐ありけん玉練習してた。
やってると動作に体が慣れてくるのでまずはジャグして大皿で受ける練習、そればかりやってると慣れってすごくて、出来るようになってくる。

で、まずはジャグ大皿、ここからはスキルパネルが2系統に分かれる!

大皿→ジャグ大皿→2ジャグ大皿→3ジャグ大皿・・・→
     ↓
   ジャグけん

こんな感じ!

コレ超大事! ジャグ数は同じ系統の練習で増やしていけるけど
ジャグけんだけは ジャグけんを練習しないと上手くならない!
しかも、玉穴の位置がタイミングで合致してジャグけんを習得しなくても成功体験は結構得られるから厄介。俺はけん玉仲間に助言を受けるまで
複数ジャグで余裕ができたら出来るようになると思ってたがそれは全体の20%くらい、むしろミスのフォローとしての役割が多い部分なので根本的に成功させるためには近づいてないのだ。

と、ここまで前置きがだいぶ長くなったけどここからが本題

ジャグ大皿ができるようにはなったけど、ジャグけんが全く出来なかった俺がどう言う心理描写で何をしていったかを書いていこうと思う。解説でもHOWTOでもないのでお気をつけて。

ジャグ大皿は上記の練習方法で、そう時間がかからずに出来るようになった。
しかしここからが長かった。まず複数ジャグが余裕を持てるレベルまで継続。

ちなみに1ジャグと2ジャグは別次元、2ジャグと3ジャグは別の世界で
そこから先はそんなに遠くないってのが今一応10ジャグくらいなら
できる時があるってレベルの俺の感想

が、5ジャグくらいまで出来るようになってもジャグけんはどうにもならない
それもそのはず、冒頭でも書いたがジャグけんと複数ジャグはスキルパネルの系統が違うんだ
まずはその認識を持つことが大事、複数ジャグで余裕が生まれても結局たまたま良い感じに上がってる玉にさせても、ラッキースパイクなだけ
余裕が出来てラッキーの精度は上がるがそこ止まりだ
その先にジャグけんは無い。

俺が気づいたの5ジャグが出来るようになって、ワールウィンドの成功率も上がり
いよいよ、マテオに挑戦か!って頃だった。
ある人が言っていた「マテオも結局ジャグけんだ」とその通りである。

かくして俺はジャグけんと向き合う事になるわけなのだが

俺はまずはジャグけんを知る事にした。

ジャグけんの成功パターンは俺が思うに大きく分けて2つ

1、玉ほとんど動かさず固定して決める とめけんパターン
2、玉に柔らかい回転をかけて決める ふりけんパターン

1、とめけんパターンだが
これの方が1ジャグけんの場合成功率が高いと思われる、よくHOWTOにもでてる
が、複数ジャグをするとわかるが複数ジャグを微動だにさせない固定スキルは別の高レベルの能力が必要なので俺は却下。

コレは他のけん玉トリックでも共通するんだけど、動かさない事より、動かして操作の方が基本的には楽、少なくとも俺はそうだった。

2、ふりけんパターン
これが難しいのだが、一度出来れば普段ふりけんや地球回しなどで慣れてる回転なので穴の予測がつきやすいので、出来てしまえばふりけんと一緒
そして何より複数回ジャグでも考え方が一緒でいける事がマテオにもつながるので
俺はこちらを中心に練習した。

これについては個人的なコツは3つ

一つ目は
玉をガムテープのような輪っかのような物と意識する事
球ではなくて、回したい方向に湾曲してる円柱型の物体だと認識する事
これが俺の中では一歩目

二つ目が
しっかり持って意識して上げる事
この時穴の位置を把握して持つ穴を回転させたい方向に回転させたい速度で上げる事

これについてはやってみて欲しいのだが、玉だけを持ってゆっくり焦らず意識して理想の回転に近づけて玉を上げる事は焦らなければある程度出来るはずなのだ
少なくとも俺は出来た、と言うことは
焦って弾くように上げるのではなく、あの短時間でも意識して上げる事が出来れば成功できるのだ

ただ、そのためにはしっかり玉を見る事
玉をしっかり見るなら当たり前にけんを見なくても取れるって反復練習が必要だけどね


で他のトリックにも共通するけど空間を意識する事
特に上下の空間膝を使い伸び上ったところの上から膝を落としての下までがプレイ可能な範囲なのだ胸元の位置はしやすいがその位置は膝を使って上下に移動させる事が出来る。

リズムや、上げる高さを変える事でゆとりは作り出す事ができるのだ

この辺りが今現在の俺のジャグけんの考察。
来年にはもう少し進化してたら良いなぁ


2023/02/01  KTA

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