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ストーブのある生活

昨今の電気代高騰により我が家にも灯油ストーブが導入された。

オール電化の我が家は災害時停電時用に家を買った時からポータブルストーブは購入していたのだが、子供が小さかった事。そして当時は電気代は安かった事などあり導入はしていなかった。

ただ2023年1月の電気代を見てコレは何か対策をせねば、と言う前代未聞の電気代になり検討から導入に踏み切った。

導入前の懸念点は3つ

1、子供が家の中ではしゃぐので火傷や家事の危険性
2、電気暖房ベースの高機密住宅での一酸化炭素問題
3、灯油の配置と管理

1、子供が家の中ではしゃぐので火傷や家事の危険性
我が家は現在下の子が小学3年生男子でまだまだチャカチャカしてて心配だったが、杞憂だったようだ、安全度は確かに電気に軍配が上がるが、炎が危ないと認識している年なのである程度節度を持って使えている。また基本的に常時つけているわけではないので、大人がいるときしか使わない事で解決。改めて消化器の配置を見直したり家族に非常時どこにあるのかの確認を取るなど簡単な避難訓練も実施した。
設置箇所も家の壁側にして行動圏からは外して設置

2、電気暖房ベースの高機密住宅での一酸化炭素問題
コレについては妻のゆきんこが気にしてたので一酸化炭素も検知するタイプのガス検知器を導入、何気にストーブより高かったけど安心して生活できる環境は大事なので購入した。結果から言うと換気口を閉じる冬仕様で換気量は必要範囲の最低限に設置をして日常生活を送っている間にガス検知器が鳴る事はなかった。
いつも通りの生活をしてるが、気が向いた時に換気をする習慣にはなった。
我が家のストーブはポータブルで灯油タンクが空になれば止まるので何日も締め切りの部屋で燃え続ける事はないのでコレも杞憂だったかのように思う。
ガス検知器も電池式なので悪天候の車中泊を余儀なくされそうな長旅の時にお守りがわりに車に乗せておくのもいいかもしれない

3、灯油の配置と管理
一番困ってたのは灯油の管理だった。結果から言うとコレは外のゴミストッカーが灯油タンクサイズにぴったりで万が一溢れてもストッカー内におさまるので、そこに配置。タンク自体も背の低い分幅のある倒れづらいタンクにして購入。室内は交換が楽だけど危険を考慮して外にした。
今度は盗難問題があるがそれはまた別の機会に考えよう
灯油ポンプは子供でもこぼさずできるように、灯油タンクの蓋と同形状で蓋として使える自動停止機能付きの電動ポンプにした。
コレはなかなか快適でセットしてボタンを押すだけ。
灯油が垂れるのを少し待ってポンプ置きに置けば灯油タレを最低限に抑える事ができる。快適


と言う事でストーブを使う生活になって変わった事は次の2つ

1、お湯のある生活
2、外気温を気にしない

1、お湯のある生活
我が家のストーブは上に熱が逃げるいわゆる鍋やヤカンを沸かす事ができるタイプで
せっかくならとヤカンを置いている。そのためポットにお湯を入れて洗い物のお湯としたり、茹で物のお湯の温めに使ったりしてる。
何よりありがたいのが湯たんぽの導入だった。朝ヤカン2杯くらいお湯を入れると夕方までほんのり暖かい、2時間も経ったら冷めるようなイメージだったが暖かくなりすぎないようタオルを巻いたりして使うので意外と冷めない、ゆきんこが昼間一人でいる時は足元に置いておけば寒さを感じないと言うから大した物だと思う。
朝味噌汁や鍋物の温め直しにも使える意外と便利な物だった。

2、外気温を気にしない
エアコン暖房で蓄熱暖房分の電気代を節約してたので、外気温のチェックや室温のチェックをまめにして設定を変えたりしていたのがほとんど無くなった。
外気温に関わらず寒ければつけて、温まるまでもかなり早く、コレは体感のみだが、熱も冷え辛いように思う、エアコンに比べて乾燥しなくなったのもあって加湿器の使用が減った。なんて言うか楽になった。

まとめると電気代と比較して灯油代が安くなったのか高くなったのかはまだ使って2週間、気温も電気代そのもの違うのでなんとも言えないが
それでも絶対言える事は灯油の方が極端に高くはなってない割に生活が豊かになったと言う事だろうか。

参考までに我が家の蓄熱暖房を20%ほど減らして真冬日の2週間を過ごしてみたが
エアコンもほぼ使わなくなり使ってる灯油量は2日で3リットル前後
このペースだと1ヶ月多めに見ても50リットルと言うところだが、さてさてどうなる事やら



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