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これでいいんじゃない

9/26(日)
小玉ひかりさんの3rdワンマンライブ「こだまつりvol.3もしかしてヒロイン!?」に配信で参加しました。
有観客+配信のライブは初めてで、見ていてとても不思議な気分になりました。目の前のお客さん以外に、目には見えないけど確かに自分を見ている人が何人も(リアルタイムで配信参加した人どれくらいいるんでしょう?)いるってステージに立っているひかりさんはどんな気分だったんだろうと気持ちを勘ぐってみるけど、想像がつかない。理解できるのは演者さんの特権なのだろう。

今回のライブで特に印象に残ったのは終盤のMCでのこと。
小学生の頃から思っていた夢を貫き通して、悔しい思いをしながらでも「歌いたいから歌っていた」
大学4年生のひかりさんが語った言葉一つひとつに考えさせられました。

思えば、自分が大学生だったころ、将来の夢はひかりさんのようなSSWの方のバックバンドで演奏することでした。
中学校の頃からドラム中心に打楽器だけは長く続いていて、自分の演奏が他のパートと混ざって曲の色ができていくのが好きで、こういう世界にずっといれたらと漠然と思ってました。
大学を卒業する年、友だちの就職活動の動きも活発になってきて、続々と卒業後の進路が決まっていく中、自分はどうしようと悩み、出した結果は就職。ドラムは趣味で組んでいるバンドで続けるだけになりました。

「世の中には自分よりもすごい人がいっぱいいる。その人たちに比べたら自分なんか全然ダメだろう。」

そんな自分に比べ、ひかりさんは夢をかなえるため、しっかり前を向いていた。悔しい思いもしっかり受け止めて前に進んだ。

精一杯のパフォーマンスをしている姿を見て、自分はこれでよかったのかと思っている所に「私たちは確実に進んでいる」の一言。「たち」の部分に勝手に自分を重ねて、そうだなと思う。

コースはいらくだってあるって 旅を続けていこう
自分でも知らない僕が生きる道
足跡振り返れば
これでいいんじゃない

今の自分にできるのは、自分の選んだ道を「これでいいんじゃない」と言ってあげること。そのために、選択肢に気付かないふりをせずにしっかり悩みぬくこと。

人の全力は他の誰かの心を動かす。今回ひかりさんに動かしてもらった心で今度は誰かの心が動くように努力あるのみ!

と、ひかりさんが今月からDJを務める「Break it down」を聴きながらつらつらと書いてみた。
自分が先週のことを振り返っている間にも彼女はどんどん前に進んでいく。

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