大学受験に失敗したら

おはようございます。こんにちは。こんばんは。筆者のかさと申します。このnoteでは大学受験(ほんのちょっと)と大学編入について実体験に基づいた見解を書いていきます。


大学受験に失敗したらというこの時期受験生にとってはかなり嫌な、考えたくない、縁起でもないトピックですが、他の多くの人が経験していない経験をしてきたので文章にして伝えようと思ったのです。


本題にさっと入っていきますが、僕は第一志望の国立大学に現役で合格できなかったのです。現役で、と書きましたがその後浪人した訳ではないです。結論から言うと3年次編入で入りました。編入試験~編入後までの話はまた次の記事で書くことにするので編入の話は今回は割愛します。


志望大学は高1の時から絞っており、第一志望はずっと変わらずでした。合格体験記などで「志望大学にずっと熱い想いを抱いていて志望を変えなかったことが合格に繋がったと思います涙」みたいな文言をよく見ますが、はっきり言って模試がほぼ常にA判だった人でも(当事者ですから)、志望を3年間変えなかったり大学見学に行っても(当事者ですから)本番のちょっとしたミスで落ちる人は落ちます。何が「一途な想いが合格に繋がった」だ。ふざけんな。


あ、センターリサーチでB判~基準が厳しい予備校の判定ではCだったりしたので、自分はそこが原因だったのかな、なんて。


合格発表の日、びっくりしましたよ。そこにあるはずの番号がないんですもの。パソコンで合否を見ていたのですが、目を皿のようにしてチェックしてもなくて現実が受け入れられなくて、冗談ではなく3日間寝込みました。普通に努力すれば受かると信じていたのでショックは大きかったです。塾の月謝を払ってくれた母親に顔向けができなかったです。


受験前の約束通り浪人はせずに併願して受かっていた私立大学に進学することになります。その大学も難関で世間的に申し分はないのですが、やはり、ずっとラーメンを食べる気分でいたときに急にピザを食べることになってもすごく美味しくは感じないですよね。親や親戚や塾からはあの大学に進学できてよかったねおめでとうと言われましたが素直に喜べなくて、なぜか辛くなりました。


原因を考えていたら気づきました。第一志望の大学名自体だけに魅力を感じていたのではなく、その大学でやりたいことがあったわけなんです。だからそれだけ併願校に晴れやかな気持ちで進学することができなかった。そして、そんな気持ちでいたからこそ学業も全くふるわず無気力になる1~2年次を過ごしてしまいます。


結局読者の皆さん(大学受験生を想定しています)に何を伝えたいかと言うと、大学に入ること、もしくは大学はあくまで学歴を手に入れて就職するためのモラトリアムだと考える人にとっては、第一志望の大学に行けなくても浪人はせずに受かった大学に行くのが得策ですが、その大学で何か明確にやりたいことがあれば(目当ての教授や専攻、入りたいゼミ等)、浪人して受かるまで勉強を続けるのが良い案ではないか、と大学4年目にして感じたことです。






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