「君の好み」
さぁ今日はシナセンの課題③を。
シナセン課題③
お題『迷っている男』
『君の好み』
○宝石店・中
ショーケース内に並ぶ指輪の数々。
ダイヤモンドをふんだんに散りばめられた指輪が、店内の照明に照らされてキラキラと光る。
その横に並ぶ、一粒のダイヤモンドが乗った華奢な指輪。
間宮翔(28)はショーケースに顔を近づけたまま、眉を寄せている。
店員「あのぅ、お客様…」
間宮、顔を固定させたまま目を左右に動かす。
730,000円の値札と、510,000円の値札。
間宮「…ふぅ」
間宮が指輪から目を離し、ため息をつきながら目を瞑る。
店員「あの、お客様!」
店員、間宮の方に身を乗り出して、はっきりとした声を出す。
間宮が目を見開いて顔を上げる。
間宮「っ、はい!」
目を瞬かせている間宮に、店員が笑顔を向ける。
店員「お相手の方は、幸せですね」
間宮、目を右往左往と動かし、額の汗を左手で拭いながら笑う。
間宮「ありがとうございます。また来ます」
○宝石店・外(夕)
薄暗い街を照らす店舗照明。
間宮、腕時計を見た後、足早に歩く。
んはー。難しい。
今回は原稿用紙3枚。
何が難しいって、心理描写が出来ないことや、比喩が使えないこと。
比喩表現が好きな私にとっては、困難。
無駄な表現をばっさりと切り捨てないといけないから、それはそれは大変。笑
シナリオはシナリオでも、
ゲームシナリオではないんだな。
ドラマや映像の脚本。
これでいいのかなと少々不安に思いつつも、
とりあえず課題は終えて、小説を書こ。
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