壮大なゼロ・・・いや「永遠のゼロ」 真の「自己責任」 と 言うお話

池田信夫氏の論考「反原発フリーライダーを駆除する方法」(アゴラ1/19)からただし一部加筆しています。

原子力発電所など特殊用途ではあるが公共性の高いものについて反対することは良いとしても

損害?が発生する訳で補償はどうするかについても考えておき反対するべきです。

西日本新聞によると、九州電力川内原発の再稼働の差し止めを求めた

仮処分申請で、申立人23人のうち10人程度が申請を取り下げた。

仮処分が認められた後で本訴で住民側が敗訴した場合、九電は仮処分の申立人に

再稼働が遅れたことで被った損害を求めることができる。九電は審尋の準備書面で

「再稼働が遅れれば火力発電の燃料費などで1日5億5400万円の損害を被る」

として、地裁に対し申立人に賠償に備えた「妥当な金額」の担保金を

積み立てておくよう命じることを求めた。

1日5.5億円の損害が出ているとすると、本訴の判決までに

1年かかったら損害は約2000億円。これを申立人23人で負担すると、

1人100億円近い負担。

脱落した人は

「九電は何千億円損してもかまわないが、自分が損するのはいやだ」

(ここがカッパにとって怒りの中心でわがままだとおもう)

と思った?のだろう。裁判所が九電の申し立てを認めるかどうかはわからないが、

認めたら残りの10人もおりるだろう。

原発を止めることによって今でも莫大な損害が発生しているのだから、

誰かが負担しなければならない。

法的に止める措置を取ってその損害を電力会社に押しつけるのは

フリーライダー(無責任に尻馬に乗ること?)である。

今でも川内原発は適法に運転できるので、3年以上の運転停止が機会損失になっている。

ざっと5000億円以上が電気代に転嫁されて利用者の負担になるが、

これは薄く広く分散するのでフリーライダーが出てくる。

(つまり彼らに値上げされて損害を受けたので、その分を補填せよという損害賠償訴訟も成り立つ)

彼らを除するために、電力会社は他の再稼動差し止め訴訟でも

原告に担保を求めるべきだ。

彼らが毎日5億円のコストを負担するのなら、何をしてもいい(これが自己責任)・・・

ここまで西日本新聞

普天間基地の危険を一日でも早く除去するため

辺野古への基地機能移設は待ったなし。

県知事はじめ反対派は県民すべてが反対しているとしてこれを妨害しているが、

普天間に離着陸する航空機が事故で市街地に墜落するという惨事が起きないという保証はない

なので

「補償金などは反対派が積み立てておくべき」として、

政府が反対派を提訴してはどうか。

実は「普天間での悲惨な墜落事故」が起きるのを期待している?のではないか。

そうなれば反戦、反基地、反政府、反軍の情念が一気に爆発する。

そのデモの中で若い女性が圧死でもすれば、もう狂喜乱舞、欣喜雀躍。

60年安保の樺 美智子さん(22東大生)の再来と歓迎する

命=死の政治利用は得意技

(英雄とするのはの右派左派共通だけど左派において顕著)

ウィキによると樺美智子の父親は大学教授。

彼女は1957年11月の誕生日に日本共産党に入党。

その後共産主義者同盟(ブント)のメンバーとして1960年の安保闘争に参加した。

76名が検挙された1960年1月26日の全学連羽田空港占拠事件の時に検挙されている

羽田事件で検挙されるまで家族は彼女が学生運動に参加していることを知らなかったという。

家族にも身分を隠す確信的な共産主義者だったのか。

昭和35(1960)年6月15日のデモで全学連主流派が衆議院南通用門から国会に突入した際、

警官隊と衝突して死亡した。

警察病院の検死では死因は胸部圧迫及び頭部内出血となっている。

これについて警察側は転倒が原因の圧死と主張し、

学生側は機動隊の暴行による死亡と主張した。

学生側の死亡者を出したことで警察は重点的に

マスコミから批判されることとなった。

6月15日の事件はラジオでも実況中継され、

樺の死は多くの人に衝撃を与えた。

美人だったから尚更。不細工だったらあまり評判にはならなかったろう。

(カッパ註:差別的ではありますがこれが世間ちうものだし現実的にみればそう思われているのでご容赦 )

毛沢東は樺の死について「樺美智子は全世界にその名を知られる日本の民族的英雄になった」と述べた。

その後、母・光子による遺稿集『人しれず微笑まん』(1960年)は新左翼のバイブルになった。

母親は新左翼の集会に顔を出し、小生も何回かスピーチを聞いたことがある。

樺美智子の遺影を持っていたかもしれない。

1970年安保まで彼女の政治的利用価値はあった。

新左翼の70年安保闘争は150万人を動員し、社共の30万人を大きく上回ったものの、

人数は多かったが何も得るものがなかったという意味で「壮大なゼロ」と言われた。

その後、彼女の母親も姿を見せず、樺美智子の名も忘れられていった。

基地反対派はマッチポンプのようだ。

火のないところに火をつけ(ルーピー首相が煽った)移設を「 新基地建設・・・註1」

と偽って暴れまくっている。

県と政府の合意を「知事が代わったから反故にする」と騒ぐ。

二国間で条約を結んでもトップが代わったから破棄するようなもの滅茶苦茶。

まるで蒋介石の「革命外交 ※註」

狂気の沙汰だ。

(カッパ註:同じことは佐賀県知事にもいえるし 蒋介石国民党政府を相手とせずと

当時の日本帝国政府が言ったことがよく問題にされるがいくつも自称 中国政府が乱立していて

国民党中国はそのうちの一つでしかないそういう背景があり今の中東に乱立する政府と同じ

つまり中国大陸の歴史が中東という舞台に場所を移しているだけ)
沖縄タイムス1/18<カヌー抗議男性 肋骨骨折 辺野古沖 反対協、告訴へ【名護】

名護市辺野古への新基地建設に海上で抗議を続けるカヌー隊の男性(29 外国籍)が
16日の抗議中、警備に当たる海上保安庁に取り押さえられた際、左側の肋骨を折り全治3週間のけがを負っていたとみられることが17日判った。

病院の診断を受けた男性と、ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表が17日に明らかにし、

何らかの形で告訴する方針という。

男性らによると、16日午後2~3時ごろ沖縄防衛局の海上作業現場にカヌーに乗って近づいたところ、

海保職員にカヌーを転覆させられた。

なおも抗議を続けると、海保職員が乗るゴムボートの後部座席に強く押し付けられたという。

そのときに胸に痛みを覚え、

翌17日朝に病院で診察を受け、骨折していたことが発覚したという。

第11管区海上保安部は取材に対し『現時点ではコメントできない』

としている(以上)

(肋骨って強くおさえられたら簡単に折れすぐつながりますよ)

16日は金曜日で普通の人は仕事をしている。この男は無職なのか、

それとも抗議という名の妨害が仕事か。(2015/1/20)

※註1 辺野古移設は 元々基地の敷地内での基地拡張工事。

そもそも新しく用地を取得して基地を建設するわけではない。

 沖縄にとっては面積は別にしても基地総数が一つ減るのだが・・・。

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