着せ替えゲーム、月曜の朝

適当な黒いトップス、適当な黒いパンツ、適当な黒い靴で出掛ける月曜の朝。土日を溶かした着せ替えゲームはあんなに楽しかったのに。以下誰に向けるわけでもない、ゴミによる対現実呪詛。

①ワンタップで着替えられない
そろそろ実用化されてほしい技術が二つある。ひとつは寝てる間にでも勝手に風呂を済ませておいてくれる技術。もう一つはこれ。
いい加減、ワンタップで着替えたい。「鏡の前で合わせてみて良い感じか……?になったのに実際着たらダサい」のために時間と感情を浪費したくない。
あと「家にあるパンツに合いそう!と思って買ったのにダサい」やつも嫌すぎる。ワードローブからワンタップで呼び出させてくれ。

②絶妙に違う色味
どっちも紺だからいい感じに合うかな?と思ったら微妙に色が違ってちぐはぐ感が出るやつ、なに?
ゲーム、深緑なら#00552E、みたいに定義されてることが多いからこれが発生しにくい気がする。現実もこれがいい。
現実でこういう絶妙な違いを上手に乗りこなして楽しめる人、オシャレで凄すぎる。そういう人しか使っちゃいけない言葉として「ニュアンス」があります。

③モデルが悪すぎる
着せ替えゲームの女の子に、ブスで短足は一人もいない。
家を出る何時間も前に起きて必死こいてメイクして、それでも時間が足りなくて服選ぶ時間なんてなくて、せいいっぱいのオシャレした自分を鏡で見たらブス。短足の。
全然毎朝泣いちゃうかと思うもんね、泣いたら不自然な下瞼のお絵描きが崩れちゃうし、瞼擦って埋没とれたら嫌だから泣かないけど。

可愛い子が大好きなのに、最近はアイドルを見られない。「〇〇が歌下手とかいう奴、お前は歌上手いのかよwwww」くらい不毛なんだけど。
これはただのボヤきだけど、可愛い子に可愛いなあいいなあって言うことも許されない感じがある、最近。そんなこと言ってる暇あるなら努力しろよ、みたいな。でも私たち、どれだけ頑張ったってウォニョンにはなれないじゃんね。その辺の平凡な山屋がエベレストの写真見て「死ぬまでに挑戦してみたいな〜」って言ってるくらいの感じなんだけどな。

現実、サ終希望。

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