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ある人の妊活記録vol.8〜初の人工授精、その結果は…

ここでは、初めての人工授精の結果と、その後の治療について書いていきます。

第1回目人工授精の結果は…

失敗!でした。

この時は、初めて医療の力を使ったことによる期待はあったものの、事前に人工受精の成功率8〜10%と聞かされていたこともあり、そこまで落ち込まずにいれました。
どこかで、2回目は成功するでしょ!という謎の自信があったからかもしれません。

そして来る2回目の人工授精。
結果は…

見事、失敗!!!
当たり前のように生理はやってきました。

そしてこの時私たちは新たな壁にぶち当たっていました。

「次の治療どうする」壁です。

人工授精の結果どうこうより、このまま次も人工授精でいく?それともステップアップする?に悩まされていました。

状況を整理すると当日の私たちはこうでした。

・希望
 早く子どもが欲しい、願望強め
・不妊状況
 男性不妊だが人工授精でも妊娠できると診断(当初は顕微授精でないと難しいと診断あり)
・治療状況
 治療開始から約3ヶ月/人工授精2回失敗
・経済状況
 貯金は少々あるものの日々の生活に制限なくお金を使っているので余裕はない

※補足
人工授精は1回約5万(薬代含む)
体外受精は1回50万〜80万以上(結果次第)

悩みました。
体外受精に進めば相当お金がかかるし、うまく行かなかった時それ以上にステップアップすることも出来ない。
とはいえ、このまま人工授精を続けても成功するかはわからない。
「いっそのこと精子の数値が下がってくれれば、悩まず体外受精一択なのに」と思ってしまったことも。

そんなこんなで悩んで悩んで悩んで話し合いをして悩んで…
「あと一回は人工授精、ダメだったら体外受精にステップアップ」
という結論に辿り着きました。

「なんであの時ステップアップしてしまったんだろう」と後悔しないためにも、ステップアップする理由を二人で言語化しておきました。
それがこちらです↓


・人工授精の成功率
 8割近くの人は人工授精3回目で妊娠しているので、ここに入ることが出来なければ成功確率は低い
 ※人工授精前後のタイミング(医師から可能であれば人工授精前後にタイミング法を取るよう言われる)込みの成功率だとすると自然妊娠が難しい我々にとってはより成功率は低くなる

・精子の数値
バラツキはあったものの精子の数値が少し下がっているので成功率UPは見込めない

・AMH値(卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかを反映する数値)
年齢平均AMH値が●に対して、私のAMH値は●

・体外受精の年齢別に見た成功率
体外受精の成功率は年齢とともに下がる

・凍結卵子の年齢
出来るだけ若い時期の卵子を凍結しておくことで第2子以降の妊娠率を上げることができる

ステップアップするということは、お金も必要になるし、治療もハードになります。
さらに、一度ステップアップすると中々後戻りできないということから、一定の覚悟が必要だと思います。

ただ、私たちの場合、数字的根拠とともにステップアップする理由を言語化したことで二人とも納得して次に進むことが出来ました。

こうして、3回目の人工授精に進むことになりました!
…が、実は2回目→3回目の間3ヶ月ほど妊活を休んでいました。

私が風疹の抗体がなかったためです。
2回とはいえ治療に少し疲れてしまっていたのと、最後の人工授精前に万全の体制で挑みたかったこともあり、妊活お休みも兼ねて風疹のワクチンを打つことにしました!

この妊活お休み期間が、私にとってもはとても大切な時間になったと思っているので、vol.9では妊活お休み期間のことについて書かせてください!

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