悲しみに気づいた話。

こんばんは。11月になりましたね。
月日の流れがだんだんと早くなっているように感じるのは、毎日を必死に生きている証拠でしょうか。

私は今、転職活動中です。事務系の仕事へと移るべく、いろんな企業の情報を集めているところ。
人によっては、がんがん面接受けて攻めていく人もいるかもしれませんが、私はこういうところは臆病で、じっくりゆっくり調べながら進んでいく予定です。

転職するにあたって、今の会社を辞める手続きをするわけですが、本日、そのための退職願を書いてみました。

退職の意を示す紙を書いて思ったこと

今の会社には、新卒で入りました。
入社して約2年半、他の社員さんがどう思っているかはわかりませんが、わたしなりに頑張って働いてきました。
もちろん、いろんな失敗やミスをしました。そのたびに落ち込んだり悔やんだり、怒ったり悲しんだりしました。

辞めるという選択に至るまで、いろんなことがありました。
それはもう、いろんなことが。
会社が好きではなくなって、気持ちを入れて働けなくなって、時には体も動けなくなって、「もう駄目だ、ここから離れよう」と決心しました。

そして本日、退職願を書きました。
書いてから、不思議なことに涙がぼろぼろ出てきました。

そして思うのです。
ああ、私、この会社のこと好きだったんだな」って。

胸のあたりが苦しくなって、涙が止まらなくて、しばらく泣き続けました。
「あんなに好きだったのに、どうしてこうなっちゃったんだろう」
私は、自分が悲しんでいることに気づきました。

好きだったものを、好きじゃなくなってしまったのだと気づきました。
そして、それはこんなにも悲しいことなのだとわかりました。
とめどなく涙が出てしまうくらいに。

退職願を書いて、初めて気づいた感情でした

好きっていう気持ち、確かにあったなぁ。
だからあんなに一生懸命になれたんだよなぁ。
でも、何度考えても、もうここでは働けないなぁ。

私は、自分の選択が間違ってるとは思っていません。
辞めたいという思いは変わらないし、できることなら今すぐにでも辞めたいとすら思います。

でも、こんなに悲しめるぐらい今の会社が好きだったことは、まぎれもない事実です。
ここで得たものはずっと忘れないし、きっと自分のためになる。

予想外の気づきでした。ありがとう。

読んでいただきありがとうございます。 今後も精進いたします。