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ソフトバンクグループの実質的価値を分析!エクセルマクロで投資先株価と割引率を一目で把握

こんにちは、zuzuです。今回は、ソフトバンクグループの株式価値NAV(ネットアセットバリュー)を分析するためのエクセルマクロについてご紹介します。このマクロを使うことで、ソフトバンクグループの実質的な価値からどれだけ割引されているかを簡単に把握できます。決算発表は四半期ごとですが、このマクロを使えば、ビジョンファンドの上場株についてリアルタイムで把握することができます。

1.手順

手順について説明しますね。このエクセルマクロプログラムは非常に簡単に使うことができます。まず、「①取得」ボタンをクリックすることで、ソフトバンクグループの投資先の全上場企業の株価を一括で取得します。
(10分程度かかります)

株価の取得が完了したら、次に「②反映」ボタンをクリックしてください。これにより、取得した株価がグラフに反映され、割引率(ディスカウント率)まで計算されて表示されます。

プログラムの都合上、「取得」と「反映」の操作は別々に行わなければならない点に注意してください。しかし、この2つの簡単な操作だけで、ソフトバンクグループの投資先企業の株価や割引率を手軽に確認できるので、非常に便利なツールです。

2.内容

マクロの仕組みは、ソフトバンクグループが投資している上場企業の株価を取得し、その時点での時価総額と比率を計算するものです。具体的には、例えば四半期決算で発表された株価が100円だった場合、その後株価が120円に上がると、20%の上昇が見られることになります。

エクセルを見ていきましょう。まず、左半面が四半期決算の日付時点のNAVと現在のNAVを示しています。


右半面には為替、保有株式、株価も表示されています。
ソフトバンクグループが公式に発表している決算データから情報を取得しています。
投資先には、ソフトバンクの通信事業、ビジョンファンド1・2、ラテンTモバイル、ドイツテレコム、アーム、SBノーススターなどが含まれています。また、負債も考慮しています。



右下部には、時価総額とネットアセットバリューをもとに、割引率(ディスカウント率)を計算しています。

さらに、下側40行目へ移行すると、ビジョンファンド1・2に関連する上場企業の投資先もリストされています。
左側にはグラフがあり、

右側には投資先の銘柄が表示されています。

非上場株に関しては、公開されている四半期決算データからその時点での価値を取得しています。これにより、上場株と非上場株の割合を明確に把握することができます。

このエクセルマクロを使用することで、ソフトバンクグループの投資先企業の動向や、それに伴う実質的な価値の変化をリアルタイムで追跡することが可能になります。また、割引率を簡単に算出できるため、投資判断の一助として活用できます。

まとめると、今回紹介したエクセルマクロは、ソフトバンクグループの実質的な価値を分析し、割引率を計算する上で非常に役立ちます。これにより、投資家はリアルタイムで投資先企業の動向を把握し、より適切な投資判断を下すことができるでしょう。

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