プライドを捨て、自信をもつ。-イギリス生活5ヶ月目

2月もあっという間に最終週。
今月末にはイギリスに留学して6ヶ月目に突入する。もう帰国まで残り半分を切っている。
日本人に会うことはほぼ皆無。常に英語を使っているし、使わなければいけない状況にあるけれど、未だに自分の英語力のなさを痛感することは多々ある。というか、毎日毎日不甲斐ないことばかりだ。

確かに成長した部分もあるかもしれない。
大学の授業を受けて、課題に取り組んだり本を読むことで、読み書きは前より上達したと思う。今までは「よっしゃ、今日は書く。」と思って気合いを入れて書いていた英語のメールも、日常茶飯事になって何とも思わなくなった。

でもリスニングとスピーキング、コミュニケーションに一番必要不可欠なこの二つが未だに苦手だと感じる。
ネィティブの日常会話は話についていくのに必死だし、(ついていけないことも多い)
とんでもない簡単な単語を、発音のせいで聞き取ってもらえなかったりする。

仮にも10年近く勉強してきた言語なのにも関わらず、物凄く単純なことが通じない。日常会話に聞いたことのない表現が出てくる。
自分が情けなくなるくらいに、「英語ができない」。

言ってることがわからない、言ってることがわかってもらえない、ということばかりだと喋るのが嫌になる。
私が入っていくと迷惑なんじゃないか、邪魔なんじゃないかと思ってしまう。

でも、当たり前のことながら、机に向かってひたすら勉強するだけでは全く会話力はつかない。
とにかく、間違えても失敗してもいいから(めちゃくちゃで良いという意味ではなく)、会話に飛び込む。それしかない。

前の学期、本当に明るくてめちゃくちゃ社交的な中国人の女の子がいた。とにかくよく喋る喋る。でも英語がすごくできるか、というとそういうわけではなかった。
しかし、なんとか伝えてやろう、これを言いたい、みたいな気合いが凄かった(笑)
私は上手く喋れないから…とか、わかりません…みたいな感じは微塵もなかったように思う(笑)
彼女と他の人の会話を見てると噛み合ってないな〜と思うこともあったけど、それでもなんか楽しそうに話して、いつの間にか仲良くなってた。
正確さとか流暢さとか、もちろんあるに越したことはないけど、大前提としてコミュニケーションには熱量が必要なのだと思う。

彼女ほどタフな人は珍しいと思うけど(笑)
それでもやはり「自信をもつ」ということは必要だと思う。

精神論みたいになるけど、「わかんない」と思うと、本当に頭に入ってこないものだ。
在り来たり中の在り来たりだけど、間違いを恐れていては本当に何も始まらない。
そもそも、一生懸命聞き、一生懸命話す人を、人は嫌がらない。(と、信じたい)
何かを聞きたい・伝えたいの関係に英語ができるもできないも関係ない!土俵は同じ。
「英語ができない」と悲観していては、同じ土俵には上がれない。

でも自信を持つことと、喋れる気になって雰囲気で喋ることとは違う。
話していると相手の言っていることを理解できないことも多々ある。そういうときは、「わからない」「どういう意味?」と訊いてみる。あんまり何回も何回も聞き返すのは、申し訳ないかなと思ってしまうんだけど、でもできる限り聞き返すようにする。

スピーキング(ときどきリスニング)は、どうしても自分だけの力では上達できないもの。いろんな場所に飛び込んで、そこから必死に吸い込んでいくことが大事なのかなと思う。

半分、自分に言い聞かせるように真面目なこと書いてみました。
次回はもうちょっと、楽しそうなことを書くようにします(笑)


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