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kyoto oyatsu pan

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京都のおやつやパン
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#グルメ

伏見桃山「ササキパン」

ササキパン。大正10年からずっと同じ伏見の商店街で営業されているパン屋さんです。サンライズとメロンパンを買いに行ったのだけれど、売り切れていました…。 食パンならあるよと紹介してくれた食パンのパッケージが可愛らしかった。結局ジャムパンを買って、玄屋で酒粕ラーメンを食べて帰りました。 こちらがそのジャムパン。パッケージのいちごがレトロでかわいい! 味も素朴で懐かしく。大正十年からやってるんやで、なかなか長いやろ?とお店のことを得意げに話すお店のおじいちゃんを思い出すのでし

島原口「樋口金松堂」

樋口金松堂は昭和7年創業のパン屋さん。西本願寺のほど近く、嶋原商店街の入り口近くにそのお店はあります。 ▶日常に溶け込むパン屋 お店に並ぶ素朴なパンたち。イートインもできるということで、ハムクロワッサンとあんぱんを手にとり、ホットコーヒーを頼んでお店の奥へ。店内にはピアノのクラシックが流れています。 すると出入りの業者さんがパンの粉を運んできました。サンガ弱いね。大丈夫かね。なんてお店の息子さんと話しながら食パンを三斤買って帰っていきました。次にやってきたおばあちゃんも食

銀閣寺道「日栄軒本舗」の懐中もなか

ベイカリー白川を出て東へ向かう。 こんな日にこそあのアイスキャンデーを食べたい。「アイスキャンデー」「ソフトクリーム」白地に赤黄青の原色のゴシック体で書かれた店先の様子まで思い出せる。でもあの店はもうないのでした。 「長い間ありがとうございました」と書かれた張り紙をみてハアと息をついていたところ、隣におかしやさんが。 内装はぴかぴかで新しいけれど、並んでいるのは水無月、若あゆ、赤飯…。長そうなお店である。懐中しるこは茶釜のかたちをしている。 昔絵本でみたぶんぶくちゃが