見出し画像

マイホームデザインと住環境の未来予想図

どうも、櫻井です。

マイホームデザインの未来、住宅デザインの未来について勝手に考えてみます。

自宅で過ごす時間が圧倒的に増える

外出自粛、テレワーク、オンライン飲み会、Webミーティングなど、ソーシャルディスタンスを保つことを連想するようなキーワードが世の中で目立っています。

この動きは、残念ながら今後しばらく続くのではないかと思っています。

私の個人的な予想ですが、いわゆる”喪が明けた”状態になったとしても、この流れは完全に元通りになることはないでしょう。

少なくても、テレワーク、Webミーティング、オンライン飲み会については、大なり小なり残るのではないでしょうか。

住環境をいかに充実させるか

働き方、人との関わり方が見直されることで、平時においても必要以上の外出を控える人は増えます。

すると、自宅にいる時間が増えてくるので、住環境をいかに充実させるかが課題になると私は思います。

特に重要な課題は、「自宅の中にいかにしてプライベートな空間を確保するか」になります。

テレワークファーストの時代に移りゆく中で、ホームオフィスは必要不可欠でしょう。

ホームオフィスやプライベートスペースを意識した間取りが流行の兆し

在宅時間が長くなる中で、それぞれのプライベートの時間を確保できる場所が必要になります。

ハウスメーカー各社は、ワークスペースや書斎を意識した閉鎖的な空間を活かした提案を進めてくることが予想されます。

逆に言えば、テレワークを意識した、家づくりや間取り設計ができていないとなかなか販売しづらいのではないでしょうか。

DKの間取りからLDKの間取りに流行が移り変ったように、今後はLDKから小さな空間がある間取りが流行の最先端になると思います。

リノベーション業界も同じように、間取り変更の需要が高まると予想しています。密閉感のある空間から開放感のある空間への間取り変更も大切になりますが、個室空間を取り入れた間取りのニーズは高まるでしょう。

土地の広い郊外の需要が高まる

不動産業界全体の流れにも関係しますが、都市集中型から、郊外・地方分散型に移行すると考えています。

テレワークの普及で、通勤する必要がなくなります。通勤が必要なくなれば、高いコストを払ってまで都心に住もうとは思いません。ホームオフィスとして機能的であるためには、ある程度の広さが求められます。

このような考え方をベースにすると、郊外の需要が高まってくることが考えられます。

住環境の充実は中長期的な視点で見れば、需要が高まるのではないでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?