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不動産業と歯科医院業のビジョン、ポリシー、ミッション。あとプライベート 2022.1

※ビジョン、ポリシー、ミッション、という考え方は、ビジョナリーパートナー和仁達也先生が提唱したもので、私自身は和仁達也先生の弟子である畑中先生から教わったものです。


不動産業におけるビジョン

ビジョン:理想の状態

「安心」
「楽しい」

・手持ちキャッシュ、キャッシュフローとも潤沢にあり、
  新規の物件購入:大きな不足を感じないこと
  賃貸経営における修繕等:不足を感じないこと
・物件を買うのが楽しい
・不動産について考えるのが楽しい

去年と変わらず。
不安・不足を感じない、楽しい状態を理想とする。


不動産業におけるポリシー

ポリシー:あなたならではのこだわり

・日課は最小限にする
・雇われない(妻の医院を除く)
・レバレッジを意識する(省略、自動化、外注できないか)
・やりたくないと思ったことは一切やらない(どんなにお金を積まれても)
・付き合いたくないと思った人とは付き合わない


【日課を最小限にする】
ソシャゲのデイリーやその類似に注意。
2021年の新たな試みとしてサウナを導入し、一時期毎日のように通っていたが、最終的に「行きたい気分のときに行く」に落ち着いた。
2020年に新たに導入したリングフィットアドベンチャーと舌下免疫療法は継続。

noteで10日ごとにビジネス本類とマンガの感想を書くことは2020年から継続。やや負担のある日課ではあるが、感じ考えながら読み、またその後で言語化することは、作品をより深く理解し自身の感度を高めるためにも有効と考えるので継続する。
単純に記録が残るのも嬉しい。


【雇われない】
引き続き。自由を失わないよう。
楽しいと思える仕事があれば引き受ける。


【レバレッジを意識する】
2020年に引き続き事務員さんとはリモートで十分な仕事ができていると思う。

今年から一部物件についてはオーナー代行サービスを開始。
課題のある物件に対してうまく使っていきたい。


【やりたくないと思ったことは一切やらない】
【付き合いたくないと思った人とは付き合わない】

そのまま。
これもお金に優先する。

2021年も危うく余計な付き合いができそうだったが、うまく回避できた。


不動産業におけるミッション

ミッション:使命感を持ってやること

・原則的に全戸満室を維持する
・柱となる金融機関を確保し、その関係を強化する
・柱となる不動産会社を確保し、その関係を強化する
・高利回り(築古・空室多)物件重視で購入する


【満室維持】
全戸満室を維持するため、空室がある物件は2週間に1回メールでフォロー。動きが悪いようだったら躊躇なく現地に行き打ち合わせしたいが、コロナが収まるまでは引き続き控える。
オーナー代行サービスも活用していく。


【金融機関】
「買えば買うほど楽になる」を目指すプロジェクトその1。
物件購入のための2本柱の一つ金融機関。

2020年に一つ安定的・継続的・好条件な融資が見込める金融機関が確保できたのだが、いかんせんエリアが狭い・低利回りエリアということで、良い物件が見つけられず。2021年はトライできないまま終わってしまった。


【不動産会社】
「買えば買うほど楽になる」を目指すプロジェクトその2。
物件購入のための2本柱の一つ物件情報=不動産会社。上記金融機関とエリアがマッチする必要がある。

上記金融機関のエリアで管理会社との関係強化とFAXDMをトライしたが実らず。


【高利回り(築古・空室多)物件】
「買えば買うほど楽になる」を目指すプロジェクトその3。

せっかく買うならこれまでと同程度のキャッシュフローだと面白くないし、どんどん加速度を上げていきたいので、ガツンと稼げるものを買いたい。
利回りを稼ぐため築年数・入居率を犠牲にしていく。


不動産業における3年間の経営方針

【今年】
方針:
「買えば買うほど楽になる」を目指し、今後の柱となりうる金融機関で物件を購入する。

内容:
現在取組中の案件が「今後の柱となりうる金融機関」なので、まずそれを進める。
失敗した場合は再トライとして
・同じ金融機関にハマる物件をまたぶつける
・良好な物件をネタに仲介さんに金融機関紹介依頼
のストーリーでトライを繰り返す予定。


【来年】
方針:
前年に「今後の柱となりうる金融機関」を確保できたと仮定。
次の段階として「今後の柱となりうる不動産会社」を確定させる。

内容:
「今後の柱となりうる金融機関」から融資してもらった段階で、その物件の管理会社を「今後の柱となりうる不動産会社」とするつもりだが、十分なレベルに到達する見通しが立たない場合、FAXDM等で新たな発掘を目指す。


【再来年】
方針:
金融機関と不動産会社の関係性強化を図りつつ物件買い増し。

内容:
まずは継続購入することを考える。
その上で、特に不動産会社に対しては「かけがえのない一番のパートナー」になるため、何ができるか考え実行していきたい。


歯科医院業におけるビジョン

ビジョン:理想の状態

・職場の全員が気持ちよく誇りを持って働く
・患者さんに最高水準の歯科医療を提供する
 ただし、下記のように切り分ける
  C治療:保険診療では「高い」水準、自由診療では「最高」水準
  P治療、C予防、P予防:保険診療で「最高」水準

※C:虫歯 P:歯周病

患者さんの健康の実現と維持は医院の目的そのものなので議論の余地なし。
実質的な内容はこれまでとほぼ変わらないが切り分け方を整理した。

「気持ちよく誇りを持って」働くことが大切な理由は2つ。
1. 患者さんの健康という目的を実現するための環境として必要条件である
2. やっぱり共に働く仲間が心情的に大事


歯科医院業におけるポリシー

ポリシー:あなたならではのこだわり

・患者さんにとって最良の結果となることを目指す。だまして健康を害し金銭を得るようなことは絶対にしない
・嫌な患者さんは追い出す

これもこれまでと変わらず。

歯科医療ビジネスの構造上、どうしてもだますのが手っ取り早いが、そういった手段は絶対に取らない。

嫌な患者さんとは?
・無断キャンセルを繰り返す →この人ひとりを救うのに他の数人の命が犠牲になってしまう
・会話が通じない、パワハラしてくる →「職場の全員が気持ちよく誇りを持って働く」ビジョンに反する


歯科医院業におけるミッション

ミッション:使命感を持ってやること

・職場の全員がより気持ちよく誇りを持って働くためにはどうしたら良いか考え続け改善し続ける
・歯科衛生士がより育ちやすい環境を構築していく
・上記の他、歯科医療の水準を向上させるために有効と思われる投資があれば、積極的に取り組んでいく
・上記実現を目的としたリソース確保のため、一定の余裕を持った(新たな投資を行ってもただちに赤字とならない程度の)利益を確保できるよう経営改善に取り組む


【気持ちよく誇りを持って働くため】
2021年は歯科衛生士を1名増員し4名体制に。一方で診療列は原則として増やしていない。これにより、余裕を持ったオペレーションを可能とした。

2021年は給与規定改定にも取り組んだ。
これまでは「患者さんを健康にし、その健康を維持する能力が高いほど、給与が高くなる」仕組みに設計していたが、
・院長の主観的な評価をできるだけ排除する
・認定衛生士を取らなくても給与が上がる
仕組みに改定した。


【育ちやすい環境】
2021年、新たに、毎月専門家を招聘しての歯科衛生士プライベートセミナーを開催することとした。かねてよりふさわしい講師(衛生士さん)を探すのに苦慮していたので念願がかなった。

導入済みの症例発表会(3ヶ月に1回)や日々の臨床と合わせ、衛生士が育つのに十分な環境が構築できてきたと思う。

2021年は新たに1名の歯科衛生士を雇ったため、まだこの1名に対しては基本的な教育とOJTの最中ではあるが、今のところ期待通りのポテンシャルで見通しは明るい。しっかりフォローしていきたい。


歯科医院業における3年間の経営方針

【今年】
方針:
自由診療割合向上による利益改善

内容:
昨年までの取り組みにより、最高水準の歯科医療提供における最大の課題である歯科衛生士育成については目鼻がついてきた。
ここからは、今後「こうすればもっと水準を上げられる」と投資がしたくなったとき速やかに投資実行に移れるよう、利益に余裕がある形にしたい。

現状として、コストには大幅削減の余地がなく、患者数もすでに「朝の時点で基本的にアポは100%うまっている」状態である。
また、歯科医師増員による規模拡大は医療の質低下を招くことから選択肢になりえないので、利益改善を図るには「単価向上」しかない。

単価向上は「自由診療割合の向上」と「メンテナンス割合の向上」(メンテナンスは単価が高いため)があるが、後者は急激に割合を上げるものではなく積み上げによって徐々に改善させるべきものなので、前者の取り組みがメインとなる。

具体的な取り組みとしては、2021年末から森岡毅さんを始めとするマーケティング手法を学ぶ中で、ホームページでの説明および院内での説明資料改善に取り組むことを考えているが、最終的な内容についてはまだ練り上げている段階。
まずはこれを完成させた上で、新たに打てる手があれば打っていきたい。


【来年】
方針:
環境改善、投資、経営改善。
現時点でネタなし。


【再来年】
方針:
環境改善、投資、経営改善。
現時点でネタなし。


プライベート:マンガ

インプットの趣味その1。

2020年:2390冊
2021年:2821冊

月に200冊程度は新しいマンガを読んでいきたい。
もちろん面白いマンガは何度も読んでいく。


プライベート:ビジネス本の読書

インプットの趣味その2。

2020年:216冊
2021年:100冊

マンガと比べて5~10倍くらい読書に時間がかかるので、2021年は実質的に読書量減か。
やはりビジネス系のインプットが減っている感はあるので、2022年はもう少し積極的に読んでいきたい。

アウトプットの意識も忘れずに。


プライベート:ゲーム

アウトプットの趣味その1。

やりたいときにやりたいだけやる。目的・目標は持たない。
ただし今年から「いつからいつまで何をプレイしたか」は記録する。
先日「2021年のベストゲームは何だったか?」と質問されたこともあって、記録があると自分の一年を振り返りやすいし、見返すと面白いので。


プライベート:note

アウトプットの趣味その2。

10日ごとの「読んだ本レビュー」を継続するのと、頭にまとまった文章が浮かんだらできるだけアウトプット。


プライベート:美食

最低月一ペースで「お金に糸目をつけず美味しいお店に行く」ことを継続。

2021年に天政を見つけて、天ぷらはここがベストかなってなったので、2ヶ月ごとに天政に行きつつ他のジャンルもベストと思えるお店を見つけたい。

最優先は鉄板焼ベスト店の発掘。
今のところ栃木市の「まるこぽーろ」がベストなんだけど、さすがに遠すぎるので都内のアクセスが良いところでお店を見つけたい。


プライベート:日本の歯科医療の質向上

2021年は学会内での活動として、他歯科医院の質向上に取り組み始めた。

虫歯治療の質を劇的に向上させる取り組みなので、これはこれで、うまく進んでいけばかなりの成果が見込まれるが、それはそれとして、患者さん側が歯科医療の質を見極めることができないという構造的問題に対して引き続き思い悩んでいる。
アイデア待ち。


関連:過去のビジョン、ポリシー、ミッション


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