20 Minutes Till Dawn 攻略 vol.2 アップグレード、シナジー、書の解説

※この攻略記事はV0.6.2(2022.6.13リリース)時点のものです。

アップグレード選択のコツ

・アップグレードは、画面右に矢印で示される通り、ベース(一番上のもの)を取ると左右が取れるようになる。左右を取ると下が取れるようになる。

・したがって、取りたいシリーズのアップグレードは一番上のベースだけでも取っておくと、取れる確率が上がる。(左右のアップグレードが取得可能になる分、選択肢に出現する確率が上がるため)

・逆に、一番上のベースだけでも取ってしまうと、左右のアップグレードが出現して、邪魔になることがある。
例:生命力(最大HP+1)を取ると、激怒(ダメージを受けた時、弾の発射速度+50%。15秒持続)と巨人(最大HP+2、キャラサイズ+50%、移動速度-16%)が出現するようになってしまう。たいてい邪魔になる。

・1つのシリーズで4つすべてのアップグレードを取ってしまえば、そのシリーズは一切出現しなくなるので、他のアップグレードを取りやすくなる。(選択肢すべてが「いらないアップグレード」だった場合、このように同じシリーズのアップグレードを取り切った方が、取りたいアップグレードの出現確率が上がることになる)

・まず最初にどう育てたいのかイメージを持つこと。
 そのイメージにもとづき、おおよそ下記の4種類に分けてアップグレードを考えておくとやりやすい。
 1. 最優先で取りたい(メインの)アップグレード
 2. 次に優先して取りたい(サブの)アップグレード
 3. 基本的に取らない(それほど役に立たない)アップグレード
 4. 絶対に取らない(取るとマイナスになる)アップグレード

・召喚系は弱い。
 召喚を強化してくれるリリスを使っても、なお銃を強化するアップグレードに特化させた方が強い。
 召喚に特化させるべきなのは、Pacifistの実績(銃禁止でクリア)解除が目的のときだけ。

・リロード速度に特化させるか発射速度に特化させるか、どちらに特化させるのか決めて、アップグレードを取ると良い。
 リロード速度特化の場合:シナジーの小型マガジン(リロード速度+100%、弾のダメージ+50%、最大弾数-666)を取り、扇形ファイヤー(弾切れ時に周りに円形の弾を10発追加で撃ち、その弾は15%ダメージを与えられる)を連発する。
 発射速度特化の場合:散開発射+と拡散+で攻撃範囲を広げ、剣の幽体(50回キルするごとに、銃が「幽体」状態になり、射撃は弾を消費せず、持続時間はランクごとに+2秒)連発を目指す。アビー(右クリックで残弾をランダムな方向に一気に撃ち切る)だとより強い。

・アップグレードだけでなく、どのシナジーを取るかまで事前に考えておけるとより良い。


パワーショット シリーズ

主に弾のダメージを強化するアップグレード。

もともと弾のダメージが低い銃を選んでいる場合は優先度が低めではあるが、「破片」による3つの弾はむしろ弾のダメージが低いときこそ活きるアップグレードだし、「リーパーラウンド」による貫通は弾のダメージと関係なく有効なので、意外とどんなビルドでも役立つ。


高速射撃 シリーズ

主に発射速度を強化するアップグレード。

ゴム弾(弾の反射+1、発射速度+10%、弾のダメージ-10%)は弾の反射+が場合によってはデメリットになることやダメージ減があることから、取得に注意を要する。
弾の反射はノックバック効果で敵を引き寄せてしまうことがあるので、他のアップグレードと相談要。

スタンディング攻撃(止まった状態で攻撃すると33%の確率で弾が減らない)はあまり役に立たない。
ただし、シナジーの踏ん張れ(散開発射+2、発射速度+25%、移動速度-25%)の必要条件になっているので、それを見越して取得することはある。


クイックハンズ シリーズ

主にリロード速度を強化するアップグレード。

リロード特化型ビルドのゴールはシナジーの小型マガジン(リロード速度+100%、弾のダメージ+50%、最大弾数-666)の取得。
フレッシュマガジンはこの要件になっている。

また、準備万端はシナジーの銃器マスター(弾のダメージ+15%、発射速度+15%、リロード速度+15%、最大弾数+1、貫通+1)の要件になっており、このシナジーは発射速度特化型でも役立つシナジーなので、中盤~終盤でクイックハンズ→準備万端 の2つだけ取得するというパターンもある。


照準 シリーズ

主に弾の速度を強化するアップグレード。

射程の短いショットガンやグレネードランチャーを使うときには必須といえるほど強力なアップグレード。他の銃のときにはあまり役に立たない。

弾の速度以外に目を向けると、「浸透」の貫通+1や「スナイパー」の弾のダメージ+15%が地味に役立つ。

アサシンは20%以下の敵を自動で殺す、つまり火力が実質的に25%アップする強力なアップグレード。
これを取得するには少なくとも3つのアップグレードを取得する必要があるので、気軽には取得できないが、中盤~終盤にかけて取れると強い。


ダブルショット シリーズ

主に散開発射を強化し、攻撃一回の弾数を増やすアップグレード。
非常に強いアップグレードで、銃を使うならほぼどのビルドでも役立つ。

発射速度特化型で剣の幽体(50回キルするごとに、銃が「幽体」状態になり、射撃は弾を消費せず、持続時間はランクごとに+2秒)連発を目指す場合、最終的には扇形ファイヤー(弾切れ時に周りに円形の弾を10発追加で撃ち、その弾は15%ダメージを与えられる)は不要となるが、序盤~中盤は充分機能してくれるはずなので、取って損はない。


マジックレンズ シリーズ

レンズを通過した弾を強化するアップグレード。

きちんとレンズを通過するよう銃を発射し続けられれば効果は強いのだが、敵の位置と関係なく攻撃し続けるのはつらいので、「たまたまレンズを通過すればラッキー」くらいの感じで使うことが多い。
レンズのサイズが半分になってしまう「焦点」は取ってもしょうがないと思われる。

効果が限定的なので、取りたいアップグレードがなくなってきた終盤に取るようなアップグレード。


火炎魔導士 シリーズ

燃焼効果を付与するアップグレード。

3ダメージと思うとたいしたことはなさそうだが、効果が累積していくので、ボス相手に非常に強力。
開始5分で出現する馬(?)対策のため取得しておきたいアップグレードの一つ。

「ファイヤースターター」は4発ごとに発動するので、発射速度特化型のビルドだとそこそこ強い。

「癒やしのぬくもり」は、おそらく他の3つのアップグレードを取得していないと出現しない。
といっても、ダイヤモンド以外のキャラであれば、特に取らなくていいと思う。


氷魔導士 シリーズ

凍結効果を付与するアップグレード。

足止め効果がザコ敵ボス敵いずれ相手でも強力で、凍傷や粉砕による25%ダメージも強い。
ほとんどどのビルドの場合でも使いたいアップグレードで、開始5分で出現する馬(?)対策にも有効。いうことなし。

「氷の破片」は発動条件が「弾切れ」なので正直あまり強くないが、強力無比な「粉砕」が他3つのアップグレードを取得しない限り出現しなさそうなので、このために「氷の破片」を取得するのもありだと思う。


電撃魔導士 シリーズ

固定ダメージの雷を降らせるアップグレード。

弾のダメージが低い銃を使うときに取得すべきアップグレードといえる。

正直「電撃虫」と「活気」は強くないのだが、特に花火(弾は50%の確率で着弾時に雷を呼び出し、5ダメージを与える)を使っているときはぜひとも「電撃マスター」を取得したいので、取らざるをえない。
これも他3つのアップグレードを取っていないと「電撃マスター」は出現しないと思われる。


幽霊の友 シリーズ

幽霊の友を召喚するアップグレード。

召喚物ダメージや召喚物攻撃速度を強化する、召喚系の要ともいえるアップグレードだが、召喚自体が弱いのでイマイチ。


魔法軽装 シリーズ

弾と同じダメージを持つ魔法の短剣を召喚するアップグレード。

弾のダメージさえ強化すればかなり強力で、ザコの大群相手にも強い召喚物ではあるが、これを取るよりは素直に銃を強化した方が強い。


ドラゴンの卵 シリーズ

成長するドラゴンを召喚するアップグレード。

召喚特化のビルドだとすごく強くなりそうに思えるが、実は役立たず。
ドラゴンの性能を活かすには早期に最優先でアップグレードを取得する必要がある。しかし召喚特化にするということは、銃が弱いということ(銃が強いなら銃特化にした方が強いので召喚特化にする意味がない)。銃が弱くてまともに戦えないのに、しばらくの間戦力にならないドラゴンのアップグレードばかり取っていたら、あっという間に火力が足りなくなり敵にやられてしまう。

最も使いにくいアップグレードの一つだと思う。


照り返し シリーズ

視界内にダメージを与える照り返しのアップグレード。

最高まで強化しても毎秒10ダメージと、主力にするには心もとない。
これを取るくらいなら、素直に銃を強化した方が良い。

よっぽど余裕があるときにサイトマジック(照り返しのダメージは、自分の弾の被弾時効果も適用される)を取りにいくかどうかだろう。

基本的に無視していいアップグレード。


磁力 シリーズ

主に拾い範囲を広げるアップグレード。

拾い範囲が広がったところで火力が上がるわけではないので、はっきりいって弱い。

一応「刺激」による発射速度増加は大きいので、発射速度特化型のときに終盤に取るかどうかというところ。


聖なるバリア シリーズ

2分で再生するバリアを付与するアップグレード。
ほとんどダメージが許されないゲームなので頼りになる。

盾の祝福(スタートから「聖なるバリア」を得る。バリアの再生時間がランクごとに-5秒)で取得することも多いのでは。

神の加護はリロード速度が上がるので、リロード特化型のビルドで。
神の怒りは毎秒雷が発動するので、雷型のビルドで役に立つ。


バースト シリーズ

主に移動速度を強化するアップグレード。

ほぼどのビルドでも早期に取るべきアップグレードで、特に開始5分で出現する馬(?)対策には最重要といえる。
なくてもなんとかなるのはヒナ(右クリックで目標方向に向かってバーストし、その場に影を残し、周りの敵を攻撃する。)くらい。

特に最大弾数が多い銃は、攻撃中の移動速度低下がつらいので、ラン&ガン(歩き速度+100%)は必須。実質的に火力を上げるアップグレードとして機能する。
バースト → ラン&ガン は開始5分以内にぜひ取っておきたい。

「風に乗る」は弾のダメージが40%も上昇するので、弾のダメージで攻めるタイプのときはこれも取っておきたいアップグレード。


生命力 シリーズ

主に最大HPを上昇させるアップグレード。

ほとんど敵からダメージを受けることが許されないゲームなので、HPが1増えるだけでも非常にありがたい。

しかしながら、最初の「生命力」を取得してしまうと、ほぼ役立たずの「激怒」と「巨人」が選択肢に出現するようになってしまい、他のアップグレードが取得しにくくなってしまう。
タイミングを見て慎重に取らなければならないアップグレードといえる。

ダイヤモンドを使っているなら、再生(90秒ごとに1HPを回復させる)まで狙うのもありだが、基本的には「生命力」以外は取ることはないと思う。


シナジー:デスラウンド

ベースのダメージが10増加するので強力だが、最大HP-1は痛い。終盤に取るかどうかというところ。

このシナジーが欲しいときはダメージを強化しているはずなので、必要条件であるリーパーラウンドの方は自然と取得しているはず。

軽量弾の方の条件を満たすには、少なくとも高速射撃(発射速度+25%)と軽量弾の2つのアップグレードを取得する必要があるので、発射速度が不要なビルドだと、そこまでして取るべきシナジーなのかどうか考える必要がある。


シナジー:フロストファイヤー

日本語が意味不明だが

When you inflict Freeze, also inflict Burn for 6 damage per second.

と書いてあり、これはこう直訳できる。
「凍結効果を与えたときは、1秒ごとに6ダメージの燃焼効果を与える」
凍結効果があると燃焼ダメージが2倍に増えるということ。

必要条件となるインテンスバーンも凍傷も炎と氷を積極的に使うビルドであれば自然に取得しているはず。


シナジー:銃器マスター

あらゆる弾性能を上げるため、一見すると強力に見えるが、実は使いにくいシナジー。
なぜかというと「ダメージ」「リロード速度」「発射速度」3種類のアップグレードを取ることが条件になっているため。基本的にはこのうち1〜2種類にしぼってアップグレードを取得して性能を特化させた方が強いから。
余計なアップグレードを取ってまでこのシナジーを取るとなると、終盤で余裕が出てきた段階になるので、おまけ程度のシナジーにしかならないことが多い。


シナジー:小型マガジン

リロード特化でプレイするときは必須ともいえるシナジー。
最大弾数が減ることで、取得の必要条件となっている、扇形ファイヤーとフレッシュマガジンのいずれもむしろ強化される。
いずれの必要条件も、リロード特化なら当然取るはずのアップグレードなので、自然と取得しやすい。


シナジー:オーバーロード

銃特化なら(つまりほとんどの場合には)火炎系は取得しているはず。弾のダメージではなく手数重視の場合は雷まで手をのばすことになると思うので、そのときに取ることになるだろう。
効果としては強力無比で、これを取ると目に見えて火力が上がる。雷を取るならぜひ取っておきたいシナジー。


シナジー:踏ん張れ

ダブルショット(散開発射+)型かつ高速射撃(発射速度+)型のビルドのときに取るシナジー。
移動速度がグッと下がることから、安定した火力が求められるので、頑張って早めに取るというよりは、余裕ができたラスト5分間あたりで取るかどうかというイメージのシナジー。


シナジー:召喚のマスター

召喚型のビルドなら取るであろうシナジーだが、召喚自体が弱いので微妙。


書について

ボスを倒したときに入手可能で、プレイ中2回入手の機会がある。

いずれの書も効果が強力な一方でデメリットが大きいものばかりなので、今のビルドとかみあわないのであれば、無理に取らずに「離れる」のが良い。


力の書

弾のダメージが高い銃向け。

ただしグレネードランチャーの場合は、弾の大きさ+100%で爆発が巨大化するとほとんど身動きが取れなくなってしまうのでオススメしない。


怒りの書

弾のダメージが低い銃向け。
もちろんリロード特化型ではなく発射速度特化型のときに限定されるが、たいていは発射速度特化型にしているはず。

ノックバック-95%は一見すると大きなデメリットに見えるが、弾の反射で敵がこちらに寄ってくることがなくなるので、逆に弾の反射が使いやすくなり、手数を増やしやすくなるので、そう悪くない。


元素の書

弾のダメージが低い銃向け。
弾のダメージが低いということは属性効果主体で攻めているはずなので、役立つはず。


柔軟の書

どちらかというと弾のダメージが低い銃向けだが、回転式拳銃やクロスボウなら取っても悪くはない。HPと相談。
グレネードランチャーのときに取ると、弾が反射して不規則な爆発が起こるので、絶対に取ってはいけない。


召喚の書

召喚特化のビルドなら絶対に取りたい書だが‥‥いかんせん召喚自体が弱い。


速度の書

取ったことがない。
最大HP-1はデメリットが大きすぎる。割に合わない。


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