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マネーゲーム 外為OPの遊びかた(外為オプション、為替OP、バイナリーオプション)、not必勝法

すみけんたろう、Twitter:ks1234_1234

●1 はじめに

●●1-1 外為OP(オプション)とは
外為オプション、為替OP、バイナリーオプションなどと呼ばれます。SPAMメールの勧誘でバイナリーオプションの名前が有名とは思いますが、あまり正しい名称でもないですし、イメージ悪いですし、本稿では「外為OP」と呼びます。
外為OPとは、「次の03:00に、ある為替ペアのレートがXXX.X円を上回るか、下回るか」で勝敗を決めるマネーゲームです。非常に危険な香りがしますが、実際は1単位買うだけなら200円~800円と少額で、報酬は勝ては1000円ギャランティ固定、負ければ掛け捨てで0円になります。

特徴
・1単位での単価が非常に安い(基本200円~800円)
・補償金を納める必要がない=追証もない=損失限定
・2時間おきに強制決裁されて結果がでる
・アゲ側面でもサゲ側面でも利益を出せる
・手数料が無料(ただしスプレッドがある)

注意点
・2時間勝負の場合は、その間はPCに張り付きになれることが要件

5000円もあれば、しばらく遊べます。

●●1-2 筆者がやったことのある投資・投機・マネーゲーム

・現物個別株式
・信用取引
・投資信託
・ETF
・CFD
・指数先物(日経平均先物=N225先物)
・指数オプション(N225OP)
・暗号通貨現物(仮想通貨)
・暗号通貨FX

筆者は、ちょうどライブドアショック(2006年1月16日)の直後、1月末ごろ、「そろそろ株が上がるのでは」と思って株式投資を始めたのがマネーゲーム参加のきっかけです。ご存知の人はご存知のとおり、ちょうど鬱病で療養しており、運よく貯金が巨額にあり、暇だったことも要因の1つです。

参考:http://kapok.mydns.jp/business/livedoor-shock2006-n225/

結果、負けました。100万円単位のぼろ負けです。

そして勉強をきちんとしなおし、「サゲで稼げる手段が提供されていないものはマネーゲームとして不完全」だと理解し、いろいろ手を出しました。予算があったときの主戦場はN225OP売り手です。自称個人ヘッジファンドです。

その後、リーマンショックも経験しましたし、直近2017年だとトランプショックも経験しました。リーマンショックのときは「1日で20万円損をした翌日に40万円利益を得る」という異常事態でしたが、通算するとOP自体は小幅なマイナスです。

そうです、勝ってはいません。遊びなので。--本職は編集者(下請け)で、稼ぎがあります。だからできることです。私は宝くじも買わないしパチンコもやらないガジェット買い以外の道楽がネコ撮影しかないので、こういう遊びに刺激を求めています。

参考:http://ks123412.web.fc2.com/2003/misc/neko-index.html

そして2018年6月、新規に始めたのが外為OPです。

(あ、FGOは無課金でやってます。)

●●1-3 マネーゲームとして、外為OPの遊びかたを紹介します

まだ2か月しかやっていませんが、マネーゲームとして外為OPは安全かつ、非常に楽しいものです。その遊びかたの基本を本稿としてまとめます。

必勝法ではありません。そんなものがあったら私が教えてほしいです。あくまで遊びかたの説明です。

筆者は、原資2万円で2か月遊んでいます。8/10に猛烈な値動きがあり、午前で3万円稼いで、午後に4万円負けて、深夜に1万円戻して、結果トントンです。この値動きがあまりに面白かったので、紹介のために本稿を書くことにしました。

●2 15分勝負から始めよう 外為OP実践

●●2-1 満期前15分まで待つ

まずは画面だけ眺めていましょう。あるいは本を読んだりTwitterをしたりアニメを見たりしていてください。

満期前15分になったら、そこまでのトレンドを見ましょう。なんとなくトレンドがあるときもあれば、デタラメなときもあります。

で、2時間のトレンドのうち、残り15分の方向がなんとなく・だいたい見えそうな場合のみ、ギャンブルに参加しましょう。

●●2-2 どの権利価格の↑でも↓でもよいので、800円くらいの玉を1枚買う

サンプル図のトレンドは、たぶん↓ですが、一回大底を打っているので、判断がむつかしいです。しかも権利行使帯110.620のほぼ同じ値に現在値があって、↓が620円、↑が460円。この場合は勝負しないほうがよいです。

上の権利行使帯110.660を見てみましょう。↓990円、↑90円。990円で買って1000円戻ってきたも10円しか儲けがないので、これも勝負しないほうがよいです。

下の権利行使帯110.540を見てみましょう。↓64円、↑1000円。論外ですね。

こんな感じで、いろんな通貨ペアを見て、だいたい800円の玉を探して、あったら買いましょう。なければ、もう2時間待ちましょう。

15分後に満期を迎えます。自己責任ですが、だいたい80%の確率で勝って、200円の利益。4回勝てば800円の利益。1回でも負ければ800円の損失。

どうですか。15分で200円をめぐる知的なマネーゲームに参加できます。

●●2-3 OPの基本は買い捨て掛け捨て

「↓を買ったのに、レートが上がってきてしまった!」 嫌になると思います。焦ります。泣きたくなります。

でも、あとで詳細に述べますが、OPは基本は損切りしないで買い捨て掛け捨てだと思ってください。

800円で買っても、そもそもスプレッドがあるので、即座に買い戻しても700円でマイナス100円。状態が悪くなればあっというまに150円ていどまで値崩れします。

かわりに、満期時に0.001ticでもインであれば、1000円バックです。

そういうギャンブルなのだと思い、心に刻み、買う前に「これはドブに捨てる800円なんだ」と思っておきましょう。

でも、80%の確率で勝ちますよ。

もっと安全にしたいなら、900円くらいの玉を買いましょう。90%の確率で勝ちます。でも利益は100円です。バランスからして、800円くらいで勝負するのが筆者のお勧めです。

●3 オプション取引の基礎知識

●●3-1 いくつかの専門用語

権利行使価格帯
 「次の03:00に、ある為替ペアのレートがXXX.X円を上回るか、下回るか」のXXX.X円のことです。各所の図のとおり、USD/JPYなら0.040円刻みで並んでいます。

玉、建玉(けんぎょく)
 「次の03:00に、ある為替ペアのレートがXXX.X円を上回るか、下回るか」のギャンブルに掛けた単位のことです。

コール(円安↑方向)の買い、プット(円高↓方向)の買い
 本稿ではこの言葉は使わずに、「その為替ペアのレートの↑を買うか↓を買うか」と表現します。

ペイアウト
 無事にギャンブルに勝った場合の報酬です。外貨OPでは1000円固定です。
 N225OPの場合はイン(後述)が突き抜ければ突き抜けただけ無限に利益になりますが、外為OPでは固定です。

満期
 「次の03:00に、ある為替ペアのレートがXXX.X円を上回るか、下回るか」の03:00のことです。
 月~金の09:00、11:00、13:00、15:00、17:00、19:00、21:00、23:00、翌01:00、03:00、05:00と満期が来ます。その時点で強制決裁されます。

開かれている場(期)
 上記に満期時刻を書きましたが、それぞれの場は3時間あって、重複して2つの場(期)が開かれています。
 ただし、ふつうは直近の場(期)でのみ売買すればよいでしょう。場(期)をまたいだカレンダースプレッドなどの技は、N225OPだと重要ですが、外為OPだと筆者には分かりません。

アット・ザ・マネー
 ちょうどぴったり今のレートの権利価格のことです。
イン・ザ・マネー
 ペイアウト条件を満たした権利価格のことです。↑と↓があります。
 インで買えばリスクは低いですが、利益も少ないです。
アウト・オブ・ザ・マネー
 負け条件を満たした権利価格のことです。↑と↓があります。
 アウトのうちに買ってインに変われば利益が大きいですが、リスクは高いです。

●●3-2 どこの証券会社がよいか

筆者はGMOクリック証券です。

・書類提出がネットでできる(免許証、マイナンバーカード)
・資格審査は20個くらいの質問にマルバツで答えるだけ、しかもヒント付き
・私が使っている三菱UFJ銀行で入金・出金がオンラインで手数料無料

そこ以外では外為OP口座は作ったことがないです。すいません。

●4 もうちょっと踏み込んで、外為OP取引の実践

●●4-1 自己ルールを決めよう

ギャンブルだからこそ、法則の見定めは大事、自己ルールは大事。それを守っていれば一安心で、ルールに反することをしたときの後悔から離れられます。

私の主なルールは、次の2つくらい。

・損切りしない、するくらいならナンピンするか、カバーする行使帯の反対方向の玉を買う
・USD/JPYとEUR/JPYの両方は同時には取引しない

以下、私の細かい自己ルールを紹介します。けして必勝法ではないので、勘違いのなきよう。

●●4-2 指標発表があるときは、結果が出て5分たって安定するまで触らない

GMOクリック証券の外為OPの画面は、下部に主要な指標発表の予定が明記されています。それを参考にし、指標発表がある期は、結果がでるまで触らないほうが身のためです。どんなトレンド転換をするか分かりません。

発表の直後は、意味もなく上下にブレたりします。ブレブレブレブレ。それも無視したほうがよいです。指標発表後 5分くらい待ちましょう。

(2018年は、トランプさんがTwitterで発言するたびに相場変動リスクがありますので、念のため。)

●●4-3 トレンドフォローに徹して、イン・ザ・マネーから買う

為替レートの値動きは、非常にピョンピョンします。するんじゃー。トレンドがあっても揺れは激しいし、いつトレンドが転換するか分かりません。

そこで私は、ある程度トレンドが見えているケースで、トレンドフォローで、イン・ザ・マネーの玉を買うことを基本としています。

予算に余裕があるときは、そのトレンドの向こうの権利行使帯の玉も買っておきます。イン玉が600円くらい、アウト玉が400円くらい。結果、両方インになれば2000円のバック(1000円儲け)、アウト玉がアウトのままならトントン。合理的。--が、それはあくまでもトレンドが見えてきた場合だけです。

●●4-4 損切りドテンはせず、ナンピンあるいは逆の玉を買う

フォースとトレンドを信じること。上向きだと思って↑を買った後、レートが下がってきても、動転して損切りなどしないこと。

再掲になりますが、500円で買っても、そもそもスプレッドがあるので、即座位に買い戻しても400円でマイナス100円。状態が悪くなればあっというまに90円ていどまで値崩れします。

どちらかというと、喜んでナンピン買いしましょう。トレンドが合っていれば、そのうち回復します。

怖かったら、上向きだと思っていても落ちてきた場合は、自分が買った玉よりも下の行使帯の↓の玉をむしろ買いましょう。そのほうが建設的です。ある意味自分を信じないことにもつながりますが、そういうルールにしてしまえば、すごくトレンドが外れた場合に、逆行の玉で儲けが出ます。

●●4-5 GBP/JPYとAUD/JPYで、あえて類似のポジションを取る

異なる通貨ペアで、といっても下方向がJPYの通貨ペアで、あえて類似のポジションを取りましょう。どっちかのトレンドが予想より弱くて建玉がインにならなくても、片方は勝てるかもしれません。

下方向がJPYだから類似の動きをしますが、ヨーロッパ系のGBPとオセアニア系のAUDでは、微妙に違う動きをします。

●●4-6 USD/JPYとEUR/JPYの両方で同時にはポジションを取らない

私は取りません、というだけですが。

取り扱いペアにEUR/USDもあり、3つ眺めておいて、EUR/USDの動きからドル買い方向なのかユーロ買い方向なのか判断材料にはします。

このとき、EUR/USDの動きの必然で、USD/JPYとEUR/JPYは反対方向に動きがちです。とかいいながら、実際はクロス円売りに動いたり、法則性があるなら私に教えてください。

とにかくこのあたりは理屈では言うことをききません。私は基本はUSD/JPYとEUR/JPYでトレンドを見ながら、実際に買うのはGBP/JPYとAUD/JPYです。

●●4-7 レンジを振り切った玉はボーナス

ごくまれに、実際はけっこうな頻度で、表示レンジを超えてレートが上あるいは下に振り切ることがあります。こういうとき、たった2か月の経験ですが、経験上ほとんど戻ってきません。

振り切った状態になったら、800円でも5枚とか玉を買いましょう。たいてい勝てます。

私は17枚分散で買ったことがあります@700円=12千円。表示内に戻ってくると、非常に心臓に悪いですが… このときは、満額17千円のところ、さすがに怖くなって850円~900円の売却で15千円のバックに留めました。さすがに12千円がゼロになるのは痛いですから。

●●4-8 相場はいつどうなるか分からない、2時間戦なら2時間張り付きに

最初に紹介した15分勝負なら、その15分のうち3分の分析で玉を買って放置して自分のポジションのことなど忘れて神に任せるべきです。

が、2時間戦を戦うなら。図のとおり、こんなふざけた値動きをする場合もあります。

筆者はこのときはトレンドが逆行して下がる覚悟をしてGBP/JPYで↓を買い増していた直後でした。

相場は怖いです。2時間張り付きで勝負してください。逆に言えば、貼り付けない時間帯は勝負しない、いわいる“休むも相場”がお勧めです。

●●4-9 利確は、900円を超えたら積極的に

いくらで建玉したかによりますが、500円程度で買ったなら、900円を超えたら利確するのもありです。満期まで待てば100円追加で入りますが、トレンドが逆転して0円になる可能性もなくはないですし。

4-8で紹介したような荒い値動きのときは、当然戻ってくる可能性もかなり高いです。

ちなみに、利益分でトレンドの先の価格帯の(上なら上の価格帯の)玉を買いなおせば、具体的には900円で売って500円の玉を買いなおせば、利幅を増やすこともできます。ただ、慣れないときはこういう手は打たないほうがよいです。

●5 おわりに

ざっと基本と自己ルールを書き留めました。外為OPが面白そうだと思ってくださると幸いです。

ただの入門向け寄稿ですが、気にっていただければ300円寄付していただけると嬉しいです。 https://note.mu/ks1234_1234/n/n9c60046725ae

また、N225OPのやりかたの相談も受け付けますし、BTCFXについても紹介はできます。

2018年9限月のN225OPなら、コール2万3000円(建玉80円)+プット2万1000円(建玉100円)の単純レンジ売りで、保証金100万円収められるなら、1か月で18万円~15万円の儲けになるはず。月15%のパフォーマンスなら、すごくよくないですか?

ks fundでは、「10万円私に渡したら、元本保証で年間1万円バック(固定)」という運用をしてます。元本保証で年10%のパフォーマンスなら、すごくよくないですか?

でも、自分でやったほうが楽しい人は、外為OPをおすすめします。遊んでみてください。

最後にお願いです。外貨FXだけはやらないでください。命がねには手を付けないでください。死人がでます。

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