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KRYラジオ「大人の音楽堂」:ザ・ローリング・ストーンズ60's③(2023.5.27OA)

「大人の音楽堂~ういろう、ひねってみました」
山口放送KRYラジオで毎週土曜日ごご5時~5時半で放送中!
パーソナリティ・山根由紀夫がリアルタイムで観た、聴いた、演奏してきた体験を生かした、洋楽中心の音楽番組です

1967年世界初の通信衛星による世界同時放送番組「OUR WOLRD~われらの世界」で、御存知The Beatlesは「愛こそはすべて ALL YOU NEED IS LOVE」を披露しました。ビートルズのほかオーケストラやホーンセクション等豪華なセッション。クラプトンやキース・ムーン、グラハム・ナッシュ等も参加。そのなかにミック・ジャガーキース・リチャーズも参加しています。私がこの映像を観たのは随分経ってからでしたが、そこにミックとキースがいたことがなぜか嬉しかったですね。この曲はもちろん悪化を続けるベトナム戦争に対する曲です。ローリング・ストーンズは周りに左右されることなく、独自の路線を貫くバンドですが、「愛こそはすべて」への参加はとてもよかったと思います。

さて3週のわたってのローリング・ストーンズ。今回はアルバム「ベガーズ・バンケット」から「ストリート・ファイティングマン」「悪魔を憐れむ歌」、アルバム「レット・イット・ブリード」から「ギミー・シェルター」等ストーンズの歴史の中でも重要な曲をセレクト。あぁシングル盤特集なので…定番ばかりですが、改めてしっかり聴くと、非常に細かい録音がされています。ギターへのこだわり、特にアコースティッギターの使い方とギロ、マラカス、コンガ等のラテン・パーカッションの音がとても効果的です。ピアノもいい仕事をしています。なんとなくラフさを感じるのでしょうが、ミック・ジャガーの独特の歌いまわしがさすがですね。ストーンズだけで1年は放送できそう…。キースもミックも今年80歳…まだまだ現役続行を期待します。次回はピーター・フランプトン登場。お楽しみに。

今回オンエア
STREET FIGHTING MAN
HONKY TONK WOMEN 
GIMME SHELTER
BROWN SUGAR 
SYMPATHY FOR THE DEVIL
WILD HORSES

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