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KRYラジオ「大人の音楽堂」:エアロスミス(2023.9.2OA)

今まで多くの海外のバンドのライブを観てきました。その中でも最も強烈なグルーブ感を感じたのはエアロスミスでしょう。ラッキーなのは初来日を体験出来たことです。4枚目のアルバム「ロックス」(1976)が世界的大ヒット。もちろん我が国でも大当たり。ミュージックライフ誌でも大特集。バンドの初めの大きな山場。乗りに乗っていた時期。荒削りながら強烈なライブを覚えています。その後アメリカのカリフォルニアジャム2でのパフォーマンスは圧巻そのもの。これは運良くテレビで観ました。

しかし有頂天の時期も短く、バンドはうまくいかなくなります。やはりアルコールとドラッグです。ギタリストのジョー・ペリーブラッド・ウィットフォードが脱退…新メンバーを迎えアルバム「美獣乱舞」(1982)をリリース。個人的にはよくできていて好きな作品ですが。評価はよくありません。その後約10年低迷しますが、1989年のアルバム「パンプ」でオリジナルメンバー復活。その後はグラミー賞受賞等名実ともにアメリカを背負ったバンドとなります。

デビューから50年にあたる今年、フェアウェルツアー発表…。バンドの光と影、いろんなことがありましたが、その楽曲のインパクトの凄さにメンバーのパーソナリティー、ソリッドでグルーブ感あふれるライブパフォーマンスは無敵です。お疲れ様でした…そんな気がします。

さて次回はアイルランドの英雄「フィル・ライノット」率いるTHIN LIZZYです。お楽しみに。

今回オンエア
I DON'T WANT TO MISS A THING 
JADED
CRYIN'
LIVIN' ON THE EDGE
ROAD RUNNER
 


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