KRYラジオ「大人の音楽堂」:ザ・ローリング・ストーンズ60's① (2023.5.13OA)
かつてR・Cサクセションの中井戸麗一さんにインタビューしたときに、ご自身のことより初期のローリング・ストーンズについて物凄く熱く語っていたことを覚えています。しかもブライアン・ジョーンズを主に話されていましたね。俺個人はローリング・ストーンズを真剣に聴き始めたのは1970年代になってから。「スティッキー・フィンガーズ」「メイン・ストリートのならず者」「山羊の頭のスープ」あたりからでデッカレコード時代は代表的な曲くらいしか知りませんでした。そのインタビューに影響されてファーストアルバムから名盤「アフターマス」「サタニック・マジェスティーズ」「ベガーズ・バンケット」「レット・イット・ブリード」あたりを聴きまくりました。なんてクールでかっこいいのだろうと感じましたね。ウケ狙いではないんです。ブルースをベースに自分たちのスタイルをどんどん確立しています。
よく言われることですがロック界で一番ファッションセンスがいい。ルックスのよさがこのバンドの特長でもあります。グレートブリテンの伝統を感じます。サウンド的にはやはり60年代の前半、まだ2トラック、多くて4トラックでしょう。シンプルです。パーテーションに仕切られたスタジオで「せーのー」…的のレコーディングだったのでしょう。しかし、その音が魅力的です。ローリング・ストーンズの事を語ればきりがありませんが。とにかく世界最高のロックバンドであることは間違いないでしょう。今年でデビュー60年。2016年キューバのハバマで行われたコンサートにはなんと120万人が来ました。驚異的…を超越しています。動画サイトにあると思いますので是非観てください。
次回は今回の続き、世界的なバンドになったストーンズ…しかし…お楽しみに。
今回オンエア
TELL ME
TIME IS ON MY SIDE
HEART OF STONE
(I CAN'T GET NO) SATISFACTION
GET OFF OF MY CLOUD 一人ぼっちの世界
THE SPIDER AND THE FLY
AS TEARS GO BY
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