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KRYラジオ「大人の音楽堂」:エリック・クラプトン(2024.1.13OA)

世界的なギタリストでヴォーカリスト、エリック・クラプトン。今年79歳。まさにレジェンドの中のレジェンド。個人的な“初めて”は、やはりクリーム時代です。ラジオからです。デレク・アンド・ザ・ドミノスを聴くことになるのは先輩から借りたレコード、昭和49年(1974年)でした。かっこよかったですね。その音のグルーブ感に驚きました。毎日聴いていたハード・ロックやプログレとは大きな違いがある、アメリカ南部の雰囲気を感じていました。

1960年代のクラプトンさんを聴きこんだのは20歳を超えてからです。クリームのあの強烈なライブは理解するのに時間がかかったのが正直なところ。ジミヘンもそうです。1960年代は時間がかかりました。ストーンズは掘り下げる度に新発見があり、ボブ・ディランの場合は翻訳された歌詞を読みながら…そんな感じです。クラプトンの1960年代はヤードバースからブルース・ブレイカーズ…クリーム…ブラインドフェイス…デラニー&ボニーからデレク・アンド・ザ・ドミノス…1970年代からのクラプトンのベースになる財産のような曲が溢れています。

今回は4曲それぞれ個性的なクラプトンのギターが楽しめる曲をセレクトしました。特にデレク・アンド・ザ・ドミノスのフィルモア・イーストのライブ盤は圧巻です。ギタリストERIC CLAPTONの軌跡を今一度掘り下げてみるのもいいでしょう。

次回は1周忌、JEFF BECK特集です。

今回オンエア
DEREK AND THE DOMINOS/WHY DOSE LOVE GOT TO BE SO SAD?
CREAM/WHITE ROOM
ERIC CLAPTON/LET IT RAIN
JOHN MAYALL & THE BLUESBREAKERS WITH ERIC CLAPTON/HIDEAWAY

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