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コーラもブランドビジネス

コーク(コカコーラ)もペプシも幻と呼ばれる極秘レシピは細かな比率以外は公表されてるらしい。
実は両社共に全く同じ物を製造されてもそんなに困らないんですよ。
なぜかと言うと既にブランドとして確立されているからだそうです。
ブランドと言ってもヨーロッパの高級ブランドではなくアメリカ流のカジュアルなブランドのことですかね。

コークもペプシもあのロゴマークは秀逸ですよね。
確かに全く同じコーラやそれ以上のコーラを製造できたとしてもそう簡単にヒットには至らないでしょうね。

ではコークやペプシを超えるコーラは今後現れることはないのだろうか?
2番手のペプシは苦戦しているようだけど、個人的にはコークもペプシもどちらでも大差は無いと数年前までは思っていた。

しかし何年か前にジャパンペプシだったかペプシネックスだったかを発売した頃から飲まなくなった。
理由は明白でラベルのデザインが安っぽい、実際コークと同じ値段で容量が多くてチープ感が否めない。

成分をよく見ずに買ったのも悪いのだけど人工甘味料が使われていて、どうもそれが苦手で飲まなくなった理由の1つだ。

何年か前まではタイでコーラと言えばペプシだった。
飲食店でコーラを注文するとほぼペプシが出てきたんだよなぁ。

店のテーブルクロスもペプシだったし街中至る所でペプシの看板が出ていた。
それらが功を奏しサブリミナル効果なのか、気のせいかとにかくペプシの方が美味しく感じた。

しかしアメリカのペプシとタイのボトル詰め会社が揉めて決裂、そのボトル詰め会社がタイ人の味覚に合うエスコーラなるものを発売したのだが見た目がかなりチープ。
価格もペプシやコークよりも若干安め。

エスコーラの空き瓶


コークもペプシもアメリカから送られてくる原液は結構高額らしい。
タイの業者が製造すればそれなりに価格は抑えられるものの今までのペプシと同等のものは難しいはずで、実際に飲んでみると何か物足りなく平坦な感じがする。

ペプシは元々タイのボトル詰め業者が流通を担っていたのでタイから締め出され壊滅。
そこへタイでの流通量もそこそこあった日本でペプシを販売しているサントリーが参入。
しかし日本のペプシ同様に人工甘味料を使用しているらしく以前のペプシと違い美味しくない。

タイのペプシ
バンコクの銀だこにて


そうこうしてる内にコークがペプシを扱っていた飲食店に割り込んできた(ように見える)。
というよりも店側が自らコークを希望したのかもしれない。
本当にエスコーラってそんなに美味しくないんですよ。

かつて日本でもRCコーラやジョルトコーラなるものが発売されていたけど、すぐ市場から消えて無くなってしまいました。

数年前からよく見かける三ツ矢サイダーのクラフトコーラはかなり美味いですね。
なので期間限定っぽかったので大量にまとめ買いしたらすぐに飽きてしまい結局コークに戻る。
たかがコーラされどコーラ。


結論としては秀逸なデザインのロゴマークと最低限今のコークやペプシと同じレベルのコーラを発明するしか無いのでは?

ちなみにコーラっぽい飲み物でドクターペッパーがありますが、あれはコーラに独特の風味を付けたものではありません。

実はドクターペッパーの方がコーラよりも先に市場に登場しているのです。
なのでドクターペッパーからあの風味を抜いたのがコーラなのかもしれません。

#コーラ
#コカコーラ
#ペプシコーラ
#エスコーラ

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