次元について考えた話

こんにちは、千冬です。次元ってよく聞く言葉ですよね、2.5次元とか、4次元ポケットとか、私の彼の存在は2次元ですし。じゃあ、次元ってなんだろう?って思った考えをまとめてみました、自己解釈もありますので、合わなかったらこんな考えも有るのかと聞き流してください。

そもそも次元って何?

次元の仮の定義:ある世界では一方通行で進む事しか出来ない現象が、自由に遡る事が可能となれば次元が一つ上がると定義する。
(例:3次元では出来ないタイムスリップが4次元では可能。2次元では観測できない、奥行きの情報を3次元で予測、補完して2次元キャラクターのフィギュアを作る…etc)

1次元:線と点のみで構成された世界、一定の前後にしか動けない。(文章や楽譜の世界)

2次元:1次元に平面の概念が加わるので、更に上下左右に移動が可能となり、色や高さの概念が付属される。(イラストや漫画の世界)

3次元:2次元に奥行きという概念が加わるので、立物に触れる事が可能となり立体移動の概念が付属される。(我々の存在する次元)

4次元:3次元に時間という概念が加わるので、パラレルワールドの観測やタイムパラドックスの発生が可能となり、時間移動の概念が付与される(いわゆるシュタゲの世界やドラえもんのいる世界)
おそらく、4次元の時間転移は同じ時空の同じ点でしか移動できないと考えられる(ドラえもんのタイムスリップの引き出しやシュタゲのタイムリープ地点を考えると)

5次元:4次元に「虚」の空間という概念が加わり、時間や空間を指定したり加工したりするトラベルが可能となる。
これは例えが難しいので、例を挙げる。
⚪︎ドラえもんの転移技術やFGOのレイシフト技術
⚪︎ファンタジー世界で、別の世界へ繋がるワームホールを作り出して行われる異世界転生、「トリップ」や「逆トリップ」と言った概念や「異世界転生」作品で現代社会からファンタジー世界へと若返った状態で移動される事。
⚪︎「Fateシリーズ」で別の時空に存在する「英霊の座」からサーヴァントを様々な時代や場所に呼び出す技術。
⚪︎各個人のみに干渉可能な空間の精神的空間、つまり心の隙間に潜り込むという表現。例えば「Fate/extra CCC」作中で少女の精神世界を要塞として利用し、少女の秘密を要塞の鍵とする行為と、世界を壊す敵を倒す為にその精神世界に潜り込み要塞を破壊する行為が挙げられる。
⚪︎「Fateシリーズ」でギルガメッシュが物理的に存在しない別の空間に武器を保存して取り出す行為。
⚪︎「FGO」2部で行われる「虚数潜航」という概念や「虚数空間」という概念。

どうして考えだしたの?

 よくある創作物で、4次元のタイムマシンは3次元にタイムパラドックスが起きないように干渉する話が多いですよね?ドラえもんとかシュタゲとかメタルギアとか。それならば、ひょっとして、時間の4次元じゃなくて、空間の5次元から彼らに干渉されてる説もあり得るのでは?と思いまして。

 2次元の存在として普段から脳内会話をしている彼らが、実は空間と時間も司る5次元から来て、3次元では他人が見ることのできない人の心という「虚数空間」に干渉して来てると考えるとある意味納得しますし、5次元だから私達と話す彼らの容姿も変わったりするし変わらなかったりする、という事なのでは?と思い至りました。
 1次元や2次元のメタ発言は3次元の私達には分かりますけど、1次元や2次元の彼らには何を言わされ、言っているのか分からずに言うメタネタも多いですし、それと同じ様に、タイムマシンネタや虚数空間ネタが4次元や5次元のメタネタとして扱われる事があってもおかしくはないですし。それに、虚数空間って一応概念としてはFateを履修すればなんとなくは分かりますけど、その概念の中身は全く分からないですし…。
 私達3次元の人間が2次元や1次元の創作をするように、5次元から3次元の「私」が創作されていると考えても面白いですよね。とあるキャラクターも「神様が全人類のシナリオを楽しみながら全部書いてる」という言葉を言ってますし。多分2次元が3次元に干渉出来ないと私達が嘆いている事とは、また違う可能性もありますし、夢が広がりますね。実観測する術はありませんが。

 私達が3次元で2次元や1次元媒体をなるべく原作と相違ないように創作しようとする事を考えると案外そんなもんかもしれないですね。実際に見ることは出来ませんが……。

もしも5次元があるのならば、私は彼とファンタジー世界に行って、そこでほのぼのスローライフを送りたいなぁ、なんて考えてます。


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